ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 健康・医療 > 予防接種 > 四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)

本文

四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)

ページID:0125445 更新日:2025年8月1日更新 印刷ページ表示

 新座・朝霞・志木・和光市の委託医療機関に予約し、接種を受けてください。
 母子健康手帳は必ず持っていきましょう。予診票は個別通知していますが、転入等で通知が届いていない方は、委託医療機関にも用意してあります。
※委託医療機関などについては、健康応援ガイドを参照又は保健センターへ問い合わせください。

お知らせ 【四種混合ワクチンの接種が完了していない方へ】

 四種混合ワクチンの製造停止に伴い、市内医療機関における四種混合ワクチンの在庫が不足している状況となっています。
 四種混合ワクチンで接種を開始した方で、ワクチンの不足により接種を完了できていない場合は、以下の方法で接種を完了することができます。
 各ワクチンの残り接種回数に注意しつつ、下表のとおり接種状況等に応じた接種方法で接種を完了してください。

 
四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種回数が同じ場合 残り接種回数分、五種混合ワクチン(注1)を接種してください。
四種混合ワクチンよりヒブワクチンの接種回数が多い場合

<方法1>
・ヒブワクチンと同じ接種回数になるように、三種混合ワクチン(注2)と不活化ポリオワクチンを接種してください。
・残りの接種回数がある場合はその回数分、五種混合ワクチンを接種してください。
※三種混合ワクチンの接種については、以下の委託医療機関でのみ接種が可能です。
 (接種可能な医療機関はこちらをご覧ください。 (別ウィンドウ・PDFファイル・85KB)

<方法2>
四種混合ワクチンの残りの接種回数分、五種混合ワクチンを接種してください。
※この場合、ヒブワクチンの成分が規定の接種回数分を超過することになります。
 このことについて、厚生労働省は「定期接種として取扱うことは可能だが、ヒブワクチンが規定の回数を超えた場合の科学的知見が明らかになっていない」との見解を示していることから、事前に接種医とご相談ください。

 (注1)五種混合ワクチン…百日せき、ジフテリア、破傷風、ポリオの4種にヒブを加えた混合ワクチン
 (注2)三種混合ワクチン…百日せき、ジフテリア、破傷風の3種の混合ワクチン

三種混合ワクチンの流通について(<方法1>の接種をお考えの方へ)

 現在、三種混合ワクチンは百日せきの流行などにより需要が急激に高まり、流通が不安定となっていることから、<方法1>の接種方法に影響が生じる状況となっています。
 未完了の接種分は7歳6か月未満まで接種可能です。三種混合ワクチンがすぐに接種できない場合は、入荷を待ち、接種してください。

対象者

 接種日現在、本市に住民登録のある生後2か月から7歳6か月に至るまでのお子さん(生後2か月のお誕生日前日から7歳6か月のお誕生日の前日まで。なるべく早いうちに接種してください。)

回数及び間隔

第1期初回

 3回、20日以上、標準的には56日(3週から8週)までの間隔

第1期追加

 1回、第1期初回の3回目が終了後、6か月以上おく(標準接種は1年から1年半の間)

主な病気について

ジフテリア

 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。1981年にジフテリア、百日せき、破傷風(DPT)ワクチンが導入され、現在では患者発生数は年間0~1名程度ですが、ジフテリアは感染しても10%程度の人が症状が出るだけで残りは症状が出ず保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。
 感染は主にのどですが、鼻にも感染します。症状は高熱、のどの痛み、犬吠様の咳、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後には、菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。

百日せき

 百日せき菌の飛沫感染で起こります。1948年から百日せきワクチンの接種が始まって以来、患者数は減少してきていますが、最近大人の百日せきも少しずつ見られ、乳幼児への感染源となっていることもあります。
 百日せきは普通の風邪のような症状で始まります。続いて、咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続的に咳込むようになります。咳の後、急に息を吸い込むので、笛を吹くような音がしますが、通常熱はでません。乳幼児は咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、乳児では命を落とすこともあります。

破傷風

 破傷風菌は人から人へ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中へ入り増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、治療が遅れると死亡することもあります。患者の半数は自分では気がつかない程度の軽い傷が原因です。
 日本中どこでも土中に菌はいますので、感染する機会は常にあります。

ポリオ

 ポリオは、「小児マヒ」とも呼ばれ、わが国でもかつては流行を繰り返していましたが、予防接種の効果で現在は国内での自然感染は報告されていません。
 しかし、現在でもパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアなどではポリオの流行がありますから、日本に入ってくる可能性もあります。予防のためにはワクチンを接種して免疫をつけておくことが大切です。
 ポリオウイルスは人から人へ感染します。感染した人の便中に排泄されたウイルスが口から入り、咽頭又は腸に感染します。感染したウイルスは3~35日(平均7~14日)腸の中で増えます。ほとんどの場合は、症状が出ず、一生抵抗力(免疫)が得られます。症状がでる場合、100人中5~10人は、かぜ様症状を呈し、発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、約1,000~2,000人に1人の確率でウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染し、麻痺を起こすことがあります。一部の人は麻痺が永久に残ります。麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)