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第25回新座都市計画事業新座駅北口土地区画整理審議会会議録
開催日時
平成28年12月21日(水曜日)
午後3時56分から午後5時01分まで
開催場所
新座駅北口土地区画整理事務所
出席委員 全9名
高橋俊春、獅子倉良男、田中茂義、内田勇蔵、土岐田幸雄、奥田勇一、芦野修、平野茂及び獅子倉春雄 全9名
事務局職員
新座市長 並木傑、
都市整備部長 竹之下力、同副部長 久米田英之、
新座駅北口土地区画整理事務所長 渡辺一雄、 同副所長 服部大輔、
専門員 須藤正幸、 専門員 梅川誠、 主査 倉田輝明、 主事 浜田佳孝
会議内容
1 開会
2 会長挨拶
3 市長挨拶
4 開議の宣告
5 会議録署名委員の指名
6 議題
平成28年度事業の進捗状況について
7 閉会
会議資料
次第
資料1 新座駅北口土地区画整理事業 平成28年度事業の進捗状況
資料1-1-1 平成27年度(繰越)建物等移転補償(進捗状況)
資料1-1-2 平成28年度建物等移転補償(進捗状況)
資料1-2 平成28年度雨水浸透トレンチ工事(進捗状況)
資料1-3 平成28年度雨水管布設工事(進捗状況)
資料1-4 平成28年度上水道管布設工事(進捗状況)
資料1-5 平成28年度都市ガス管布設工事(進捗状況)
資料1-6 平成28年度汚水管布設工事(進捗状況)
資料1-7 平成28年度区画道路築造工事(進捗状況)
資料1-8 平成28年度宅地造成工事(進捗状況)
資料1-9 平成27年度(繰越)建物等解体工事(進捗状況)
公開・非公開の別
公開
(傍聴者0人)
審議の内容
1 開会
2 会長挨拶
3 市長挨拶
4 開議の宣告
5 会議録署名委員の指名
会長が内田勇蔵副会長と土岐田幸雄委員を指名
6 議題
平成28年度事業の進捗状況について
平成28年度事業の進捗状況を、資料1から1-9までの内容に沿って、プロジェクターを用いて
事務局から説明した。
質疑・応答
・ 建物移転契約状況が35パーセントということだが、進捗状況は予定どおりなのか。
→ 区画整理事業全体の事業費が105億円であり、建物移転が約57億円であることから、区画
整理事業全体の過半数を占めており、事業全体を左右するものである。事業区域内の建物移
転補償数は317棟であり、現在の建物移転補償契約数が110棟である。計算すると約35パー
セントとなる。
また、平成24年度の末に仮換地指定をし、平成25年度から本格的に事業を進めており、事
業が完了する平成33年度まで延べ9年間あるが、現在3年9ヶ月経過している。期間にすると全
体の約42パーセントが経過しているところである。期間をベースに考えると、若干の遅れはあ
るが、平成33年度まで 5年数ヶ月あるので、事業を完了できるように推進して参る。
・ 10月の人事異動で、事務所の人数が1名減ったようだが、人員は足りているのか。事業の推
進に影響はないのか。
→ 現在、正規職員8名、再任用職員1名の計9名であるが、女性職員1名が、育児休業のため、
実質、正規職員は7名である。その中で、所長、副所長、工事担当、補償担当及び庶務担当が
おり、移転補償交渉に2名は必要であり、現在の1班体制では少ないので、2班体制でいきたい
ことを踏まえると、1・2名は少ないと感じてはいる。
今回の10月の人事異動で1名減らし、大和田二・三丁目地区土地区画整理事務所に異動し
たことの経緯として、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業は企業進出があり、平成29年
9月までに整地をし、土地の引渡しを行わなければならないことが決まっており、どうしても増
員が必要であった。
市の職員全体が少ないこと、また、職務内容が分かっている職員が行くほうがよいという考
えから、苦渋の決断ではあったが、北口事務所の職員を1名、急遽、大和田二・三丁目地区
土地区画整理事務所に配置した。来年度採用の職員は多いと聞いているので、北口事務
所については、2名増を人事課には要望している。
・ 新座駅南口の第1期がかなり進んでから、新座駅南口の第2期に入り、それもかなり進捗
してから、新座駅北口の区画整理に入っている。今回は、新座駅北口の事業の進捗率が
35パーセントである中で、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業が始まっており、北口
の区画整理事業が、予定どおり完了するのか心配している。その中で、優秀な人材が
減っていくと言うことは、やはり区画整理事業全体に影響すると思われる。地権者としては、
完成の時期を見越した事業計画があるので、遅れは許されない。来年の4月には、優秀
な人材が北口事務所に来るようにしてほしい。
→ 南口第2土地区画整理事務所は閉めるつもりであったが、まだ残務が残っており、それ
が終わった後、優秀な経験者を北口事務所にも送ろうと思っている。補償交渉は、ベテラ
ンの職員も必要であることから、しっかりとした体制を整えるので、安心してほしい。
・ 今年度に予定している移転補償契約数は、どのような進捗具合か。
→ 今年度は、平成27年度の繰越事業も含め、契約をいただいたものは43.8パーセントで
あり、予定の半分にも到達していないが、年内に更に契約できそうなものもあるので、事業
が推進するよう努めて参る。
・ 約半分の地権者の契約ができていないようだが、相手がいるから、うまくいかないことも
あると思う。原因として、何か特徴的なものはあるか。
→ 再築補償が主になるが、従前の敷地の建物の解体が進まず、仮換地先の再築が進ん
でいない方もいるし、移転の際には、移転補償金を支払っているが、移転補償金は今ある
建物を補償するものなので、新築費用ではないことから、地権者が新築する際は、自己負
担額が発生することもあり、それが原因で契約に至らないケースが主である。
・ 先ほど、建物の棟数ベースでの進捗率の話があったが、事業費ベースではどうか。
また、2年前ぐらいの話になるが、土葬している共同墓地について、公園と1つにまとめる
という話があったと思うが、その時は、1つにまとめる方向で今後検討するという話になっ
ていたように思う。その後、進展はあったのか。
→ 事業費ベースでは、総事業費105億のうち、現在約32億2500万円の支出で、全体の約
30.7パーセントであり、これは、12月補正を行った後の進捗率である。
共同墓地については、両墓制ということで、歴史的な墓地であり、その後ろに公園がで
きる。しかし、区画整理事業で優先する公共施設は、道路であり、公園は事業の最後の
整備になる。その際、公園と一体で整備するか、アンケートのようなものを行い、墓地利
用者の意向を確認して整備の方向性を検討していきたいと思っている。
・ 進捗率30.7パーセントは、数値として低いと思われるので、これからも推進してほしい。
墓地の件については、賛否あると思うので、是非アンケートのようなものをやってもらい
たい。
→ 検討する。
・ 共同墓地の件について、昭和47、48年頃が最後の埋葬になっており、檀家が毎年数回
掃除をしているが、掃除をしない人もいるし、少しずつ墓地を管理している人も減ってきて
おり、毎年の掃除等の管理が行き届かない状態になってきている。大半の人が墓地を整
理したいと思っているし、市街地整備をしているのに、あのまま墓地を残すのはどうかと
思う。環境にもよくない。一度、墓地の関係者を集めてみてはどうか。そんなに反対する
人はいないと思う。
→ 意向聴取も含めて、検討する。
・ 大和田小学校の通り(区8-4号線)の話であるが、建物の移転に伴い、新築した家の前
ではゴミ置き場を作りたくない人が増えており、既存のゴミ置き場がなくなることで、ゴミを
置けなくなった人がいて困っているという話を聞いている。
→ リサイクル推進課と協議する。
・ 英幹線は、新座駅前まで続いているのか。夏の大雨があった際、新座駅北口のロータ
リーが溢水しており、縁石まで水が来ていて、自宅の浄化槽が逆流し、水びだしになっ
た。
→ 英幹線は、新座駅まで続く計画となっているが、排水区が決められており、新しくでき
る北口のロータリーの真ん中辺りで分かれており、半分は英幹線へ、半分は10.5-2号
線を通り、既存の神明神社前の市道にある野火止幹線に接続する計画になっている。
・ 野火止幹線側に接続する雨水管は、北口のロータリーのすぐ近くまで来ていると思う
が、早めに繋いでもらえないか。
→ 暫定整備をし、切回し工事等をすれば、できないものではない。
・ 順番に施行するとなると、やはり最後の方になるのか。
→ 最後の方になると思う。
7 閉会