新座市建設工事における「週休2日制工事」の実施について

令和7年10月から原則全ての市発注工事において完全週休2日制工事を実施します

　建設業界では、就業者の高齢化や若年層の早期離職など、将来の担い手確保・育成が大きな課題となっており、就業者の処遇改善や休日の確保等、働き方改革を進めることが求められています。

　新座市では、建設業における完全週休2日への更なる普及を促進するとともに、企業や労働者の労働環境改善を図るため、令和7年10月1日から週休2日制工事の質を向上し、「完全週休2日」による取組を実施します。

完全週休2日制工事とは

　発注者において、受注者の「完全週休2日（1週間に2日以上の現場閉所又は休日確保）」に要する工期の設定及び経費等の補正を行った上で発注し、当該工事の受注者は、工事着手前に「完全週休2日」の取組みについて発注者と協議した上で取り組む工事をいいます。受注者においては、当該工事における全ての週において週休2日（現場閉所率又は休日率が28.5％以上）の達成が求められます。

対象工事における注意事項

完全週休2日が未達成だった場合は、減額の契約変更を行うこととなります。

　対象工事では、発注時の予定価格において、受注者の週休2日に要する経費等を補正した上で発注しています。そのため、受注者において、当該工事における週休2日（現場閉所率又は休日率が28.5％以上）が達成できなかった場合には、その達成状況に応じて、減額の契約変更を行うこととなります。

週休2日を理由とする工期延長は、原則認められません。

　対象工事においては、週休2日を見込んた適正な工期の設定を行っています。このため、週休2日を理由とする工期延長は原則認められません。なお、施工期間中の天候の不良や関連工事の調整への協力その他受注者の責めに帰すことができないものであるときは、この限りではありません。

工事成績評定における評価の対象となります。

　対象工事では、提出された工程表が週休2日の取得を前提としていないなど、明らかに受注者側に週休2日に取り組む姿勢が見られなかった場合は、休日の確保が行われていないものとして評価することとなります。

発注方法について

　原則全ての市発注工事において実施します。対象とする工事については、週休2日に取り組むことを発注者が指定して発注するため、当該工事の入札公告又は指名通知書及び特記仕様書において、対象である旨を明示します。

週休2日制工事に係る要領及び様式

​●新要領（令和7年10月1日～）　

​・新座市建設工事（土木工事）「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・428KB）

・新座市建設工事（営繕工事）「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・439KB）

●旧要領（令和6年10月1日～）

・新座市建設工事（土木工事）における「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・399KB）

・新座市建設工事（営繕工事）における「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・397KB）

●旧旧要領（～令和6年9月30日）

・新座市建設工事（土木工事）における「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・394KB）

・新座市建設工事（営繕工事）における「週休2日制工事」実施要領 （別ウィンドウ・PDFファイル・391KB）