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三本木遺跡第1地点発掘調査の様子

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月15日更新

三本木遺跡第1地点発掘調査

発掘調査の概要

場所 : 新座市大和田二丁目
面積 : 約300平米
主な時代 : 縄文時代
調査の目的 : 土木工事等に先立ち、記録保存を行う。
調査期間 : 平成29年10月から平成29年11月まで

 

発掘調査の作業風景

三本木遺跡第1地点の発掘調査の作業風景

主な出土品等の紹介

推定縄文時代の土坑

解説 : 発掘調査の現場からは大小様々な穴(土坑)が発見されます。これらは柱穴であった可能性もあれば、落とし穴や墓穴だった可能性もあります。多くの場合、その穴から出てきた遺物(土器・石器)や穴の形状、複数の穴の配列等から、穴の役割を推定していきます。この現場ではわずかな穴しか発見されていないため、現段階でその用途解明には至っていません。

旧石器時代の確認調査

旧石器時代の遺構確認

解説 : 三本木遺跡は大和田カミ遺跡に近接しますが、大和田カミ遺跡が柳瀬川沿いに広がる一方、三本木遺跡は柳瀬川と野火止台地の中間あたりに位置しています。地形が異なれば、そこに営まれる遺構も変わってきますが、地形そのものがどのようにして形成されたのかを解明するという、自然史的な見地も重要です。大和田カミ遺跡では、1mにも満たない深さで礫層(旧川底等)に至った一方、三本木遺跡では数mに渡り、関東ローム層の堆積が確認されました。この厚みは、この場所から川の流路が変わってからの時間の長さを表していると言ってもよいでしょう。
 なお、この関東ローム層中から石器が発見されると、旧石器時代の物であると判断されますが、この現場では発見されていません。

※ 調査成果の詳細につきましては、報告書の刊行をお待ちください。