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がんについて

ページID:0168060 更新日:2025年12月18日更新 印刷ページ表示

目次
がんについて
市のがん検診(対策型検診)
その他のがん検診(任意型検診)
​・前立腺がん
胃がんの予防とピロリ菌
口腔がん

がんについて

発生要因

 がんは、遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。
 正常な細胞が分裂するときなどに、偶然、遺伝子に「傷」が生じることがあります。また、この傷は、喫煙、ウイルスや細菌などの感染、さまざまな化学物質、放射線などの外的要因によって生じることもあります。

 がんを完全に防ぐことはできません。しかし、禁煙すること、飲酒をひかえること、バランスのよい食事をとること、活発に身体を動かすこと、適正な体形を維持すること、感染を予防することなどによって、がんに「なりにくくする」ことはできます。

(「国立がん研究センターがん情報サービス​」がんの発生要因から引用)


 感染による要因のうち、次に掲げるものについては、対象者であれば市が実施している検診を受診することができます。

がんの種類 原因となるウイルス・細菌 検診
胃がん ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌) 胃がん検診
子宮頸がん ヒトパピローマウイルス(HPV) 子宮頸がん検診
肝臓がん B型・C型肝炎ウイルス 肝炎ウイルス検診

市のがん検診(対策型検診)

 がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。
 がん検診には利益だけでなく、不利益もあるため、数多く受ければよいというわけではありません。
​ そのため、がん死亡を減らす効果が確実で、かつ、利益が不利益を上回る検診を受けることが大切です。
 こういった要件を満たしている厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に沿ったがん検診として胃がん検診・肺がん検診・大腸がん検診・乳がん検診・子宮頸がん検診を市で実施しています。
 
 市のがん検診については「がん検診について」をご確認ください。

その他のがん検診(任意型検診)

 市のがん検診以外のがん検診を受診する場合は、利益と不利益を考えた上で医療機関と相談して決めましょう。
男性の罹患率が高い前立腺がんや胃がん発生のリスクを高めるピロリ菌、口腔がんについて、次のとおり検査内容等を記載していますので、参考にご覧ください。
 また、記載していないがんについては、「国立がん研究センターがん情報サービス(別ウィンドウ)」にて、がん別で検索ができますので、ご活用ください。

目次
前立腺がん
胃がんの予防とピロリ菌
口腔がん

前立腺がん

 前立腺がんとは、前立腺にできる悪性腫瘍です。
 前立腺がんのリスクを高める要因として、血縁者で前立腺がんに罹患した方がいることや高年齢であることがあげられます。
​ 男性特有のがんで罹患率は高いですが、多くは比較的ゆっくり進行し、早期に発見して適切な治療を行えば、治癒が望めます。
​ 前立腺がんの中には進行がゆっくりで、寿命に影響しないと考えられるがんもあり、5年生存率は90%以上といわれています。

 生存率​出典:全国がん罹患モニタリング集計 2012-2015生存率報告(令和7年11月)(国立がん研究センターがん情報サービス)

検査方法

血液検査にてPSA値(タンパク質の一種)を調べるPSA検査を実施します。
PSA値はがん以外の前立腺肥大症や前立腺炎等の病気でも上昇することがあります。
PSA値が高い場合は、直腸診、画像検査(MRI検査、CT検査等)、前立腺生検等により検査します。

気になる症状

次のような症状がある場合は早めに泌尿器科を受診してください。

​尿が出にくい
排尿の回数が多い
血尿
排尿痛
腰痛(骨への転移によるもの)

 

胃がんの予防とピロリ菌

胃がん発生要因

 胃がんの発生要因には、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染と喫煙があります。その他に、食塩・高塩分食品の摂取が、胃がんが発生する危険性を高めることが報告されています。

胃がんの予防

 日本人を対象とした研究結果では、がん全般の予防には禁煙すること、飲酒をひかえること、バランスの良い食事をとること、活発に身体を動かすこと、適正な体形を維持すること、感染を予防することが有効であることが分かっています。

 胃がんの場合は、禁煙すること、塩分や高塩分食品の取りすぎに注意すること、ヘリコバクター・ピロリの除菌が有効であることが分かっています。

(「国立がん研究センターがん情報サービス」胃がん 予防・検診から引用)

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)

 ピロリ菌とは、正式にはヘリコバクター・ピロリという胃の粘膜に感染する細菌です。
 不衛生な環境や家庭内などが感染経路と考えられています。
 上下水道の整備などで衛生環境が整い、若年層のピロリ菌感染者は減少していますが、ピロリ菌の持続感染により次の病気を引き起こします。 

  1. 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  2. 胃MALTリンパ腫
  3. 特発性血小板減少性紫斑病
  4. 胃がん
  5. 胃炎 など

除菌治療

 除菌治療は、一次除菌として薬を1週間服用します。そこで除菌できなかった場合は、二次除菌として薬を再度服用します。
 除菌治療には、薬の副作用が起こる可能性があります。また、除菌治療後に胃酸の分泌が増え、逆流性食道炎になる可能性があります。デメリットとメリットを確認し、主治医(専門医)と相談したうえで、除菌治療を行ってください。
​ 
 ピロリ菌の除菌は胃がんなどのリスクを低減させますが、ゼロになることはありません。
 除菌後も定期的に胃内視鏡検査を受診してください。
 市の胃がん検診については、「がん検診について」を御確認ください。

保険診療

 次の1~5のうちピロリ菌の感染が疑われる患者については、ピロリ菌の感染の有無の検査及び感染していた場合の除菌治療は保険診療となります。

  1. 内視鏡検査又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
  2. 胃MALTリンパ腫の患者
  3. 特発性血小板減少性紫斑病の患者
  4. 早期胃癌に対する内視鏡的治療後の患者
  5. 内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた患者

 

口腔がん

 口腔がんとは、口腔(口の中)にできる悪性腫瘍です。
 舌、上下の歯肉(歯ぐき)、頬粘膜(頬の内側)、硬口蓋(上あご)、口腔底(舌と下側の歯ぐきの間)、口唇(くちびる)にできます。
 口腔がんに罹患する人の数は年々増加しており、死亡率も上昇しています。5年生存率は約60%といわれているため、早期発見・早期治療が重要です。

出典:全国がん罹患モニタリング集計 2009-2011生存率報告(令和2年3月)(国立がん研究センターがん情報サービス)

口腔がん
​出典:「口腔がんの原因・症状について」国立がん研究センター

初期症状

 初期の口腔がんでは、痛みのようなはっきりとした症状はあまり現れず、痛みが出てきた時には進行しているケースが多いです。そのため、以下のような変化を感じたら、歯科医院もしくは歯科口腔外科を受診するようにしましょう。

〇口内炎が2週間以上治らない
〇舌や口の中の粘膜の色が白く変化する
〇舌の赤みが強く、ただれている
〇舌の表面がざらざらする、しこりを感じる
〇歯ぐきの腫れや出血がある
〇歯のぐらつきがある

セルフチェック

 ◎明るい場所で、鏡を用意して確認してください。(入れ歯があれば、外してください。)

 1.唇の内側と下あごの歯ぐきを見て、触ってください。
 2.頭を後ろに傾けて、上あごの歯ぐきの間を見て、触ってください。
 3.頬の内側の粘膜を見て、触ってください。
 4.舌を前に出して、舌の両脇、付け根、裏側を見て、触ってください。
 5.下あごから首にかけて触ってください。

 色が周りと違う部分(赤くなっている、白くなっている)、腫れ、できもの、しこりなどがないかよく確認してください。


 以下のリンクから、具体的な症例をご覧いただけます。セルフチェックの際にお役立てください。(損傷のある口腔内の写真が含まれますので、苦手な方はご遠慮ください。)
http://www.ncc.go.jp/jp/rcc/about/Oral_cancer/index.html(国立研究開発法人国立がん研究センター 希少がんセンター)

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