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がん検診について
各種がん検診について
新座市では現在下記の各種がん検診を無料で実施しています。受診をされていない方は、是非この機会に受診し、健康管理にお役立てください。
費用
対象者には、無料でがん検診を実施します。(各検診、年度内1回まで受けられます。)
注意事項
- それぞれの検診は年度内(5月1日~翌年2月末日)に、個別検診・集団検診のいずれか1回のみ無料で受診できます。
- 何らかの自覚症状がある場合は、検診ではなく速やかに医療機関で必要な診察を受けてください。(この場合、保険診療です。)
- 問診の結果、対象年齢であっても検診が受けられない場合があります。
- 検診部位の疾患で治療中又は経過観察中の方は受けられません。
- 検診後の医療行為、再検査、精密検査等に係る費用は自己負担(保険診療)となります。
- 妊娠中又は妊娠の可能性のある方は、大腸がん検診のみ受診できます。
検診の種類、対象年齢、受診間隔について
厚生労働省では、がん検診の効果について評価を行い、科学的根拠に基づいて死亡率の減少などに効果があるがん検診を勧めています。また、こうしたがん検診が市町村の事業として行われるよう、指針を示しています。新座市では、この指針に合わせて、がん検診を実施しております。
受診間隔が2年に1回の検診は、令和6年度は誕生月が偶数月の方が対象です。
※誕生月が奇数月の方は、令和7年度が対象となります。
がん検診の対象者は、気になる自覚症状のない方です。症状がある方は、検診ではなく、速やかに医療機関を受診しましょう。
検診名 | 対象年齢 | 受診間隔 | 内容 |
---|---|---|---|
胃がん検診(X線) | 40歳以上 | 年1回 | 問診・胃部X線検査 |
胃がん検診(内視鏡) | 50歳以上で誕生月が偶数月 | 2年に1回 | 問診・胃部内視鏡検査 |
大腸がん検診 | 40歳以上 | 年1回 | 問診・便潜血反応検査 |
肺がん(結核)検診 | 40歳以上 | 年1回 | 問診・胸部エックス線検査 |
乳がん検診 | 40歳以上女性で誕生月が偶数月 | 2年に1回 | 問診・マンモグラフィ検査 |
子宮頸がん検診 | 20歳以上女性で誕生月が偶数月 | 2年に1回 | 問診・視診・内診・細胞診 |
※胃がん検診は、X線検査か内視鏡検査どちらか1回です。
ブレスト・アウェアネス ~乳房を意識する生活習慣~
ブレスト・アウェアネスは「乳房を意識する生活習慣」です。日頃の生活の中で、次の4つを行いましょう。
1、自分の乳房の状態を知るために、日頃から自身の乳房を見て、触って、感じる。
2、乳房の変化に気を付ける。(しこり、皮膚のくぼみや引きつれ、乳頭の分泌物など)
3、変化に気づいたら次の検診を待つことなく、すぐ医師に相談する。
4、40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける。
詳しくは、こちら日本乳癌学会「ブレスト・アウェアネス」パンフレット (別ウィンドウ・PDFファイル・474KB)を御覧ください。
乳がんセルフチェック
月に1回を目安に、定期的にセルフチェックをする習慣をつけましょう!
「5 早期発見のために」に自己検診(セルフチェック)方法が記載させていますので、御覧ください。
「もっと知りたい乳がん-あなたを守る検診のすすめ-」 (別ウィンドウ・PDFファイル・4.01MB)
(公益財団法人日本対がん協会HPより)
乳がんができやすい部位は、左右ともに外側の上の部分です。全体をまんべんなく触れてみましょう。
毎月19日はピンクの日です。「ピンクの日」とは、毎月19日に乳がんセルフチェックを推奨するキャンペーンのことです。定期的に自分の乳房をチェックしましょう。
乳がんは自分で見つけることのできる数少ないがんです。
定期的なセルフチェックをつづけるうちに自分の乳房の普通の状態がわかり、異常を早く見つけられるようになります。あなたも月1回のセルフチェック、はじめましょう!
そして40歳をすぎたら、2年に1回の乳がん検診の習慣もプラスしましょう。
詳しくは、こちら(ピンクリボンフェスティバル公式サイト)を御覧ください。
「がん」について学ぼう!
日本では、現在がんは死因の第1位となっています。また、確率でみると、生涯で2人に1人ががんになっています。
身近な「がん」について、理解を深め、検診を受けてご自身の健康増進にお役立てください。
新座市が実施するがん検診について
胃がん検診
対象者
以下のすべてにあてはまる方
- 検診日当日に新座市に住民登録がある方
- 令和6年度中に対象年齢になる方
対象年齢・・・・エックス線検査は40歳以上の方
内視鏡検査は50歳以上で誕生月が偶数月の方
※令和2年度から内視鏡検査は2年に1回になりました。
誕生月が奇数月の方は令和7年度に対象となります。
3. 職場等で検診を受ける機会がない方
内容
個別検診(5月1日~翌年2月末日)
- 問診
- 胃のエックス線検査 又は内視鏡検査
集団検診(年度内17回実施)
- 問診
- 胃のエックス線検査
エックス線検査で実施する胃がん検診について <受診をご希望の方は必ずお読みください>
市で実施している胃部エックス線撮影による胃がん検診は、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき、造影剤(硫酸バリウム製剤)を使用して実施しています。
がん検診は安全に実施されるよう細心の注意を払っていますが、胃がん検診で使用する造影剤(硫酸バリウム製剤)によって、まれに副作用等が引き起こされる可能性があります。
ご希望の方については、次の注意事項を読み、ご理解いただいたうえで、受診してください。
受診できない方
- 胃がんで治療中の方
- 胃全摘術を受けている方
- 消化管の閉塞又はその疑いのある方
- 硫酸バリウム製剤を過去に使用し、過敏症を起こしたことのある方
- 胃・十二指腸等、消化管の疾患で治療中及び経過観察中の方
- 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
- 植込型心臓ペースメーカーを装着している方
- 検診日当日までに3日間排便のない方
- 同一年度内に、すでに新座市の胃がん検診を受診している方
受診前にかかりつけ医に必ず相談をしていただきたい方
- 医薬品に対して過敏症の既往歴のある方
- 喘息、アトピー性皮膚炎等の過敏症反応を起こしやすい体質の方
- 過去に開腹手術の経験がある方
注意事項
消化管内に硫酸バリウムが停留することにより、まれに消化管穿孔、腸閉塞及びバリウム虫垂炎等を引き起こすことが報告されています。特に消化管運動機能が低下していることが多い高齢の方においては、より重篤な転帰をたどることがあるため、胃がん検診を受診される際には、次の点にご注意ください。
- 検査後は排便状況に応じた分量の下剤(検診機関にてお渡しします)を服用してください。
- 検査後は速やかに硫酸バリウムを排出する必要があるため、十分な水分摂取を行ってください。
- 検査後は排便状況を確認し、持続した排便困難や腹痛等の消化器症状が現れた場合には、直ちに医療機関を受診してください。
(参考:「厚生労働省医薬食品局 医薬品・医療機器等安全情報(2005年)」)
胃部内視鏡検査(胃カメラ)で実施する胃がん検診について
受診できない方
- 胃がんで治療中の方
- 胃全摘術を受けている方
- 高度の呼吸循環器障害がある方
- 胃や十二指腸等、消化管の疾患で治療中及び経過観察中の方
- 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
- ピロリ菌除菌中の方
- 同一年度内に、すでに新座市の胃がん検診を受診している方
受診前にかかりつけ医に必ず相談をしていただきたい方
- 抗凝固剤・抗血栓薬服用中の方
受診の際は、同意書の内容をよくご確認・ご理解のうえ受診してください。
肺がん(結核)検診
対象者
以下のすべてにあてはまる方
- 検診日当日に新座市に住民登録がある方
- 令和6年度中に40歳以上になる方
- 職場等で検診を受ける機会がない方
内容
- 問診
- 胸部エックス線検査
- 喀痰検査(下記の該当者のみ実施。喀痰検査のみの実施はできません。)
喀痰検査の該当者
令和6年度中に50歳以上になる方で喫煙指数600以上の方(過去に喫煙していた方を含む。)
喫煙指数=1日の喫煙本数×年数
実施方法
受診できない方
- 肺がんで治療中の方
- 肺の疾患で治療中、経過観察中の方
- 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
- 同一年度内に、すでに新座市の肺がん検診を受診している方
大腸がん検診
対象者
以下のすべてにあてはまる方
- 検診日当日に新座市に住民登録がある方
- 令和6年度中に40歳以上になる方
- 職場等で検診を受ける機会がない方
内容
- 問診
- 便潜血反応検査(2日法)
実施方法
受診できない方
- 大腸がんで治療中の方
- 大腸等の疾患で治療中、経過観察中の方
- 大腸内視鏡検査を受診後、1年経過していない方(要精密検査となった場合、大腸内視鏡検査を受診する方を除く)
- 定期的に大腸内視鏡検査を受診している方(要精密検査となった場合、大腸内視鏡検査を受診する方を除く)
- 出血を伴う痔のある方
- 採便日に月経期間中の方
- 同一年度内に、すでに新座市の大腸がん検診を受診している方
乳がん検診
対象者
以下のすべてにあてはまる方
- 検診日当日に新座市に住民登録がある女性の方
- 令和6年度中に40歳以上になる方で誕生月が偶数月の方 ※令和2年度から乳がん検診は2年に1回になりました。誕生月が奇数月の方は令和7年度に対象となります。
- 職場等で検診を受ける機会がない方
内容
- 問診
- 乳房エックス線(マンモグラフィ)検査(国の指針に基づき、令和6年度中に40歳代の方はマンモグラフィの2方向撮影、それ以外の年齢の方は1方向撮影で実施します。)
実施方法
受診できない方
- 乳がんで治療中の方
- 乳房の疾患で治療中又は経過観察中の方
- しこり等の自覚症状のある方
- 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
- 授乳中又は授乳終了後6か月未満の方及び産後1年未満の方
- 豊胸手術をされている方
- 心臓ペースメーカー、V-Pシャント、Cvポートを挿入されている方
- 同一年度内に、すでに新座市の乳がん検診を受診している方
子宮頸がん検診
対象者
以下のすべてにあてはまる方
- 検診日当日に新座市に住民登録がある女性の方
- 令和6年度中に20歳以上になる方で誕生月が偶数月の方 ※令和2年度から子宮頸がん検診は2年に1回になりました。誕生月が奇数月の方は令和7年度に対象となります。
- 職場等で検診を受ける機会がない方
内容
- 問診
- 視診
- 内診
- 子宮頸部の細胞診
実施方法
受診できない方
- 子宮全摘術を受けている方
- 子宮頸がん(異形成を含む)の治療中、経過観察中の方
- 検診日当日に月経期間中又は出産後の悪露(血性)が出ている方
- 妊娠中又は妊娠の可能性がある方
- 同一年度内に、すでに新座市の子宮頸がん検診(妊婦健診を含む)を受診している方