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市販薬のオーバードーズ(過量服薬)について
オーバードーズ(過量服薬)とは
薬を一度に大量に服薬することを「オーバードーズ(過量服薬)」と言います。「過量服薬」と言われると、医師から薬を処方された人が行うものと認識されている方も多いと思いますが、市販薬による過量服薬が近年一部の若者を中心に広がっています。誰でも手軽に入る市販薬は、様々な成分が含まれており、用法・用量を守らず過量内服してしまうことで臓器障害や最悪の場合、死に至ることもあります。
若者が過剰服薬する背景には、「つらい状態から解放されたい」、「死にたい」等いう気持ちがあり、「気持ちを変えたい」、「気持ちよくなりたい」との思いから過量服薬をしてしまうと考えられています。オーバードーズがやめられない方や心の不調に悩んでいる方は、一人で抱え込まず、相談してみませんか?
出典:「医薬品等の販売制度に関する検討会(第2回令和5年3月8日」(厚生労働省)資料3わが国における市販薬乱用の実態と課題~助けてが言えない子供たち~(https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001062521.pdf)を加工して作成
厚生労働省 一般用医薬品の濫用防止に関するポスター (別ウィンドウ・PDFファイル・36.04MB)