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第17回(平成29年度第3回)新座市子ども・子育て会議 会議録

ページID:0062701 更新日:2017年11月22日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成29年8月28日(月曜日)
午後6時30分から

開催場所

市役所 本庁舎2階 第3、第4委員会室

出席委員

大澤美喜委員、甲田由夏委員、塚田美香委員、並木良委員、川井良介委員、竹内勘次委員、中村敏也委員、坂本純子委員、鈴木康弘委員、原田晃樹委員、松嵜くみ子委員、藤永朋久委員、田子敏子委員 全13名

事務局職員

福祉部長、福祉部副部長兼子育て支援課長、生涯学習スポーツ課長、子育て支援課副課長、子育て支援課副課長兼保育第一係長、保育第二係長、子育て支援係長、同課主事、同課主事

会議内容

1 計画見直しの素案について

2 その他

 会議資料

・会議次第

・資料1「新座市子ども・子育て支援事業計画見直し素案」

・資料2「今後のスケジュール、委員任期について」

・資料3「放課後児童保育室クラス設置目標の記述修正について」

会議の概要

1 子ども・子育て支援事業計画見直し素案について

(1)事務局の説明は下記のとおり

 

本日の会議では、9月の意見募集に向けて、前回の会議で御承認いただきました量の見込みと提供体制の方策を実際の計画書に落とし込んだものについて報告するもの。

まずは保育部分について「量の見込み及び提供体制」の表の太枠部分が修正した箇所になっている。当初の計画では市内全域を6区域に分けて考えているので、今回の見直しも同じ区域分けとなっている。各区域の量の見込みについては、これまでの区域別の支給認定数を参考にしている。区域別に量の見込みと提供体制の差を見ると、提供体制が量の見込みを上回る区域や、提供体制が不足する区域があるが、実際に保育施設を利用する際には、自分の住んでいる区域外の施設を利用される方もいるので、表の数字ほどは偏らないと思われる。

 次に3号認定の修正箇所について。3号認定についても、2号認定と同様に6区域で考えている。3号認定においても平成30年度、平成31年度と提供体制が確保できる予定だが、1,2歳についてはあまり余裕がないため前回の会議でも指摘のあった定員の弾力化を行った場合の表を引き続き載せている。

 次に1号認定の修正箇所について。今回の見直しでは1号認定について需給問題等が発生していないため、特段の修正は行わない予定であったが、2号認定の量の見込みが増加修正となった関係で、1号認定の量の見込みを据え置くと、平成30年度以降の3~5歳の推計人口を1号2号認定の合計見込みが上回ることになる。したがって、3~5歳において幼稚園希望と見込んでいた部分の一部が保育利用へ流れるという想定の下、2号認定の量を増加させた数だけ1号認定の量の見込みを修正している。

 次に放課後児童保育室事業部分について。放課後児童保育室の量の見込みは、現在の計画ではエリアごとではなく学校別に出しているので、今回の見直しでも同じ形で記載している。ココフレンドの拡充と民間学童の導入を想定することで、市内全体のほか学校別でも提供体制を確保する計画となっている。提供体制確保の記述については、これまでは無かった民間学童の導入について触れる形に修正している。

 次に放課後児童保育室のクラス設置目標の記述修正について。前回の会議でも説明したように、施設整備の目標ではなく支援の単位の整理に関する説明だと分かるよう文言等を修正するものとなる。以前の「クラス」という表現では教室そのもののようなイメージがあるため、「グループ」という表現に変更した。また、表について以前は数字の推移が物理的なハコの数と支援単位数という基準の違う数字になっていたところ、支援単位数同士となるように変更した。現在の各クラブの広さを考慮すると、23教室で43グループに分けることが可能なところ、予定では平成31年度において50グループに分ける必要があるという想定になっている。なお、今回「その他」という項目が増えたが、これは民間学童で設けられる支援単位を想定している。

(2)(1)に関する質疑応答は以下のとおり

●支援の単位、グループ数の表について、現在の実際のグループ数ではないので分かりづらいのではないか。

 

→確かに現在支援単位として分けられていないが、施設の広さを考慮し、仮に分けた場合の理論上設置可能なグループ数を記載している。これまでの表は施設の数とグループ数という基準の違う数字が並べられていたので今回は現在の想定グループ数と平成31年度末の目標グループ数が比較できるように修正させていただいた。

 

●この表だと想定のグループ数で保育を実際に行えていると見られてしまうのではないか。現在の表が基準の違う尺度を並べていることは理解できる。自分は当事者なので、今のグループを一つ当たりの規模を小さくしてグループを増やすと理解しているが、一般の方が見た場合にどう感じられるか。

 

→(上記の質問を受けて会長からの質問)今実際のグループ数は表の括弧書きの教室の数と一致するのか。

→そのとおり。ただ今回の案のグループという表現は支援単位という意味だが、現在の実際のグループ数は子どもの集団の数ではあっても支援単位として分けて作っている訳ではないので、注釈の括弧書きの説明は現在の支援単位数ではなく、物理的なハコの数という形で補足させていただいた。

 →(上記の質問を受けて別の委員)確かに何も知らない人は今実際にこの想定グループ数で保育を行っていると認識してしまう。提供体制確保の方策の記述に、これまで大規模化、狭あい化に取り組んできたが平成29年度時点においてあるべきグループ数はこの数字で、平成31年度の目標はこの数字というように説明を加えた方が初めて見る方には分かりやすいのではないか。

 →(上記の発言を受けて別の委員)せっかく作ってくれた表を活かせばいいのではないか。実際は○グループで運営しているが、支援単位のおおむね40人ごとに分けて運営すれば○グループになる。そういったことを注釈に書いてもらえばよいのでは。当初の表記が分かりづらいということで今回の表を作ってもらったので、そうしてもらえば特段問題ないのではないか。

 →(上記の発言を受けて別の委員)グループを分けるのには大きな意味がある、仕切りなどでグループ分けして保育するという。自分は当初のままでもよかったと思っている。同じ基準の数字同士でということで作ってくれたわけだが。

 →(上記の質問を受けて会長)そうすると表記の仕方はそのままでいいということか、先ほどの提案のように注釈をつけるとか。

 →(委員の発言)例えば表に計画値の人数の記載も加えるのはどうか。これまでも保育室を建設していただいて、表に量の見込みも載せることで一つの支援単位当たりの人数を小さくして細やかな保育を行うと分かるのではないか。

 →(上記の発言を受けて会長)それだと表のグループ数が実際の数字ではないという問題は解決していない。まずはそちらを決めたい。この表の数字は実態ではないが、想定上試算した数字であると、その上でいくつに増やしますと注釈をつければよいのではという意見があった。人数も記載することでボリューム感は出るが記載のグループ数が実態の数ではないことの説明にはならないので、注釈が無いと分かりづらいのではないかと思う。この部分は目標の数字で、この部分は現在の状況における仮定の数字ということを注釈に入れるのは一つの手かなと思う。

 →(委員の発言)この数字は実態を表していない。

 →(上記の発言を受けて会長)実態の数字だけ書けということか。実態と比較することは確かに意味があるが、支援員の体制から見たグループ数だとそこまでしか受け入れていないと見えてしまう。実際はそれ以上の人数を受け入れているということを示さないと。

 →(委員の発言)そこで人数の記載を加えると分かりやすいと思ったのだが。

 →(やり取りを受けて事務局からの説明)補足で御説明させていただく。需給部分の整理ということからするとこの部分は本論の部分ではないと正直思っている。前回会議でも説明したが、当初、この支援単位の表を見て施設をこの表の数に増やすのですねと読まれる方がいたのでその誤解を整理させていただきたい。指摘の通り定員超過ですが子どもを受け入れ支援員をその人数分配置している。実際の運営では日によって欠員があるが条例に則った支援員を配置している。欠員についてはパートを入れて対応しているが、いずれにしてもここで整理させていただきたかったことは、この表の数字に建物が増えるのだという誤解をせいりさせていただきたい生じさせないということである。私どもなりに工夫させていただいたのがこの資料。平成31年度末までに子ども1人当たり1.65平米、グループは最大おおむね40人、このグループごとに支援員を2人つけて保育するというのが条例上のルールですので、これで計画上の量の見込みから整理すると、例えば大和田小であれば5グループ作る。面積と支援員を確保する。そこについては計画上の話でありますので実現を目指すものです。いくつの施設を作るのですねという誤解だけ整理して、より分かりやすい表記にしたい。それぞれの視点でよりわかりやすい表記の御意見をもらいたい。目指すべき数字であるという認識に異論はない。

 →(会長の発言)教室の数という表記をやめてグループの数だけを載せればすっきりするし、施設の数のことだろうという話にもならないと思うがいかがか。場所のことが入ってしまって誤解が生まれてしまうとなんなので。

 →(会長の発言を受けて委員)その表記でよいと思う。一点、提供可能支援単位という表現だが、現在一人当たり1.65平米の面積要件が守れていないのでこの表記でよいのか疑問。

 →(会長の発言)まず整理すると、物理的なハコ数という表記を無くして、グループの実数を表して注釈で補足するという形でよろしいか。その上で面積要件についてだが、現在達成できていない状況もあるかと思うがそこを言ってしまうと、逆に定員超過でも可能な限り受け入れていこうということが出来なくなる。今は希望すればどうにか受け入れるという現状で、どちらをとるか微妙な問題で議論が分かれると思うが、新しいニーズを抑制しないといけないと読めてしまう。そこはいかがか。

 →(会長の発言を受けて委員)提供「可能」という部分をやめてはどうか。提供支援単位を増やしていくというイメージであれば。

 →(会長の発言)注釈に一人当たり面積のことを入れると抑制的になるのでやめたほうがよいのではというのが私の意見です。検討いただいてもよろしいか。

 →(事務局)わかりました。

 →(副会長)広さの記載については賛成です。平成31年度末までに支援員の適正配置を目指しますということを文言としていれておくと分かりやすいと思うがいかがか。

 →(事務局)条例で基準を定めており、支援員と面積についても記載されている。現在は条例に明文化してあるのでここには記載していないという状態。

 →(事務局の説明を受けて委員)条例を記載したほうが分かりやすいのではないか。

 →(事務局)現在、条例の抜粋を載せているので、引き続きそのように。

 →(委員)それとココフレンドの設置状況が無くなっているが、かなり整備を進めているので、引き続き記載してもらうと新座市では二つの方策が用意されていると安心感が高まるのではないか。

 →(会長)まずは支援員の適正配置について文言で書くか条例の抜粋を同じように記載するということでよろしいか。

→(委員)現在、条例上では学童保育室の入室者が40人以下の場合でも、事業所ごとに3人以上の支援員の配置となっており、支援単位を細かくすれば支援員がもっと必要になるのでますます不足するのではと心配している。

 →(会長)2年後に支援員が適正な数配置されるかは未知数ですね。目標数をしっかり目指すということを記載するところまでで計画ベースではいっぱいかと。記載すればそこを目指すということは分かるので。面積要件については苦しいところ。他自治体では待機児童を設けているところがあるが、個人的には希望すればどうにか受け入れている今の状況がいいかなと思う。それでは適正な配置に努めていただくことを条例を記載することで明確にするということでよろしいか。

  (反対意見なし)

 

●民間学童について、4グループ分を目指していると思うのだが、1箇所で4グループなのか、1グループずつを4箇所なのか。

 →民間の学童については、新たに検討させていただくということで、具体的な形態についてはまだ決まっていない。4グループ分を担ってもらえればと考えている。

 →(事務局の説明を受けて委員)4というのはどのような根拠か。

 →学校ごとの量の見込みを見ると、面積要件や支援単位の規定の関係で少し数的に足りない部分が出てくる。その分を無理やり詰め込むわけにはいかないので、そういった部分を民間事業者の力を借りて受入れできればと考えている。160人程度引き受けてもらえればという試算なので、4支援単位とさせていただいた。

 →(事務局の説明を受けて委員)具体的に実現できない可能性もあるのか。

 →この数字については見込みなので増えることも減ることも考えられる。今の見込みであれば4支援単位分入れられれば。

 →(会長)計画に記載する場合は、実際に実現できるかどうかはともかくとして、予算要求の根拠として意味がある。ぜひ頑張っていただければ。

 

●よい修正案ができたのかなと思うが、実現可能性の見通しはどうか。

 →まず保育部分について、ニーズが伸びているなかで場所が確保できればやりたいという事業者が少なくないのでなんとか頑張れるかと。ただ大きな問題として場所の確保がある。園庭を備えると少なくとも1,000平米程度は必要となる。他自治体で起きている反対運動のことなども考えると、あまり住宅地ではなく、保護者の利便性も良く、1,000平米以上のまとまった土地ということになるのでなかなか難しい。事業者の候補はそれなりにいらっしゃるので、なんとか対応を図っていきたい。放課後児童保育室については新たに民間の力を借りたいという計画にさせていただいた。施設整備については、学校の余裕教室の状況が学校によってかなり差があるのでなかなか難しい状況だが、教育委員会との調整や隣接地の活用等で最大限努力して進めていく。民間学童については、事例を調べると施設を新たに建設するのではなく、空き店舗等を活用している事業者もあるようだ。イメージとしてはコンビニのような平屋でそれなりの大きさの建物。めぐり合わせもあるが、いい物件があれば内部の改修だけで済み、開設までそれほど時間がかからない。そういった部分にも期待しつつ計画に沿うようになんとか進めていきたい。保障まではできないので、大変恐縮だが計画なので実現に向かって最大限努力させていただきたい、そこまででご容赦いただきたいと思う。

 →(事務局の説明を受けて会長)今の体制を拡充する方向がいいのか、新しい民間活力を導入するほうがいいのかは議論があると思うが、一般論でいえば小学校で行っている場合は必ずそこの学童に通うのでサービスが選べない。今と違うサービスが入ってくることで相対的に見ることができる。個人的には色々なところが入ってくれたほうが今のサービスを客観的に評価することもできると思うので、ぜひ意欲的にやっていただきたい。回りまわって今のサービスのあり方がよいのかを問うことにもなるのでチャレンジしていただけるとありがたい。まずはこの計画に載せて予算要求していただくことが大事なので頑張ってもらいたいと思う。

 

(その他日程等事務連絡 閉会)

公開・非公開の別

公開(傍聴者5人) 

その他の必要事項

なし


新座市子ども・子育て会議