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令和6年3月26日(火曜日) 午後6時半~午後8時
名雪 摩美、鈴木 沙織、甲田 由夏、山野辺 範一、新井 毅、竹之下 力、坂本 純子、鈴木 康弘、松嵜 くみ子、𠮷田 純子、鈴木 明子 全11名
こども未来部長 榎本 哲典
こども未来部副部長兼保育課長 清水 達也
こども未来部参事兼児童発達支援センター所長 上原 隆
いきいき健康部保健センター所長 高橋 秀樹
保育課副課長兼放課後児童保育係長 金山 千恵
保育課運営支援係長 竹樋 学
こども支援課副課長兼こども家庭相談係長 横倉 一昭
こども支援課こども政策係長 永尾 章子
こども支援課主事 須田 哲司
こども支援課主事 駒村 友祐
(1)第2次新座市子ども・子育て支援事業計画の令和4年度の進捗状況について
(2)令和6年度に新制度に移行する幼稚園の定員の設定について
(3)第3次新座市子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査の進捗状況について
(4)その他
・資料1-1 第2次新座市子ども・子育て支援事業計画 進捗度基準表 (別ウィンドウ・PDFファイル・181KB)
・資料1-2 第2次新座市子ども・子育て支援事業計画 令和4年度進捗状況(概要版) (別ウィンドウ・PDFファイル・147KB)
・資料1-3 第2次新座市子ども・子育て支援事業計画 令和4年度進捗状況(地域子ども・子育て支援事業) (別ウィンドウ・PDFファイル・250KB)
・資料1-4 第2次新座市子ども・子育て支援事業計画 令和4年度進捗状況(関連施策) (別ウィンドウ・PDFファイル・576KB)
・資料2-1 施設概要 (別ウィンドウ・PDFファイル・200KB)
・資料2-2 令和5年度新座市内幼稚園状況一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・93KB)
・資料3 新座市子育て支援に関するアンケート調査 集計報告書【速報版】 (別ウィンドウ・PDFファイル・1.17MB)
事務局から会議開催に当たっての諸説明
資料1-1~1-4について、各委員から意見や質問等を聴取し、以下のとおり回答した(→は事務局の回答)。
(1)一時預かり事業について
令和4年度予算額や決算額と比較すると、【幼稚園型】において、令和5年度予算額が大幅に増加しているが、なぜか。
→ 実施園が1園増加したためである。
(2)総合的な市の考えについて
各所管課で様々な事業を実施しているが、全体を通しての課題や今後の見通しなど、市の考えを伺いたい。
→ 目標に達していない事業もあるが、新型コロナウイルス感染症が収束し、全体としては順調に事業の実施ができている。ただし、今後は、待機児童問題や放課後児童保育室の狭隘化等のこれまで課題とされてきたものに加えて、子育て世帯の負担軽減や孤立感の解消等についても力を入れて取り組んでいくべきと考えている。
資料2について、各委員から意見や質問等を聴取し、以下のとおり回答した(→は事務局の回答)。
(1)利用定員の考え方について
利用定員を定めるに当たり、どのような考え方で、その定員が適切かどうか考えればよいのか。
→ 直近の令和5年4月1日における利用児童数を基に算出した。
(2)定員について
ア 認可定員が210名で、利用定員が120名となっているが、これは利用定員120名を超えて受け入れることはできないのか。
→ 利用定員を超えて入園希望があったとしても受入れは可能である。
イ 利用定員を大幅に下回っても問題はないのか。
→ 問題ない。ただし、利用人数によって、国からの給付費が変動することにはなる。
(3)新制度への移行について
認定こども園に移行するわけではなくて、幼稚園のまま新制度に移行するのか。
→ お見込みのとおりである。幼稚園は、私学助成と新制度幼稚園があり、私学助成は文科省が所管しており、埼玉県から運営費の補助を受けているのに対し、新制度幼稚園は、こども家庭庁が所管しており、国が定める公定価格を基準に運営費の補助を受けることになる。
資料3について、各委員から意見や質問等を聴取し、以下のとおり回答した(→は事務局の回答)。
(1)放課後児童保育室とココフレンドの利用について
調査結果では、18.5%の人が放課後児童保育室を利用していると回答があり、23.9%の人がココフレンドを利用していると回答している。これは、両方登録している数などの内訳を算出することは可能か。
→ 可能である。
(2)アンケート結果に対する市の考えについて
調査結果を見ると、最終的に市に求める支援は経済的な安定という傾向にあると思うが、このような結果に対し、この子ども・子育て会議ではどのように答えを出せばよいのか、市の考えを伺いたい。
→ 国では、こども未来戦略において、令和6年度から児童手当の拡大等が盛り込まれているが、市では、高校生の通院分(こども医療費)の補助について、令和6年7月から再開する予定である。子育てに関する経済的な支援については、市単独で実施できることは限りがあるが、子育てにおける様々な相談が受けられる体制の整備や障がいのあるお子さんや医療的ケアが必要なお子さんに対する支援など、ソフト面での対応をしっかりと取り組んでいきたい。
(3)クロス集計について
ア 就学前児童の保護者のアンケート調査結果において、「これまで利用したことがある施設」についての設問の回答と、「子育てにおいて孤立感を感じるか」という設問の回答をクロス集計してほしい。子育ての孤立感や鬱、虐待等は、どこにも繋がりを持てていないところで深刻化していくので、孤立感を感じている人、感じていない人はどういうところと繋がっていて、繋がれていない人はどのようにしんどい状況なのかが分かると、対策も見えてくると思う。
→ 実施する。
イ 孤立感を感じる人と感じない人でどのように回答の差があるのか調べると、対策も見えてくるのではないか。何にアプローチをすれば孤立感の解消につながるかということが分かるような分析を行ってもらえるのか。
→ 関連のありそうな設問はクロス集計し、分析していく。
(4)有効な回答について
回答途中の回答についても、データとして集計されているが、回答者は回答の完了をしていないのだから、正式な回答としてデータ集計してよいものなのか。
→ 速報版では、傾向を探るためにできるだけ多くのデータを活用したが、今後作成する詳細の報告書においては、回答途中の回答についてはデータとしては使用しない。
(5)地域ごとの街の変貌について
5年前の計画策定時から、各地域では戸建ての宅地等が増えるなど、大きく変化した地区もあると思う。今後の計画策定に当たり、以前の街のイメージではなく、今の街の状況で議論できればと思うので、街の変貌や現状等について参考にお示しいただきたい。
→ 提示できるか検討する。
(6)放課後児童保育室及びココフレンドの利用状況について
次期計画の策定に当たり、各放課後児童保育室やココフレンドの登録者数の推移等、実際の利用状況についての資料を作成いただくことは可能か。狭隘化の解消のために、施設整備を進めていただいているが、その新たに整備された箇所について、利用状況がどのようになっているのか参考としたい。
→ 資料を作成する。
(7)地域子育て支援センターについて
調査結果を見ると、地域子育て支援センターは認知度は高いが、利用の頻度は高くないと感じた。そこに関連して、資料1-3において、地域子育て支援センターの開設場所や必要性について再検討していると記述があるが、市はどのように考えているのか。
→ 地域子育て支援センターは、コロナ禍において、利用制限をかけていたことから、利用人数が少なくなっている。また、これまでは、保育園を設置する際に、同じタイミングで設置をしてきたという経緯があり、現在11か所整備されているが、今後、保育園が増えることは見込めないため、計画では市内17か所に設置することを目標値として設定しているが、そこまで増やす必要があるのか含め、必要な箇所を見極めたいと考えている。
令和6年度の予定について説明し、各委員から意見や質問等を聴取し、以下のとおり回答した(→は事務局の回答)。
(1)ワークショップについて
5~6月くらいに中学生を対象にしたワークショップを実施する予定であると思うが、具体的に決まっていることがあればお伺いしたい。
→ まだ未定である。
(2)市町村こども計画の策定について(要望のため事務局からの回答なし)
こども家庭庁から、こども計画を策定するよう方針が示されていると思うが、実際に第3次の計画に含めるとなると、今回のアンケート調査では項目が不十分であると思う。次回の会議で、市の方向性をお伺いしたい。
公開
なし