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令和5年8月27日(日曜日)に志木市で開催された、第44回九都県市合同防災訓練に参加しました。
埼玉県を含む九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)では、首都圏直下地震等の被害を最小限に食い止めるために、九都県市相互の連携協力体制の充実・強化を図るとともに、住民一人ひとりの防災意識や減災への備えの向上を目指し、9月1日の「防災の日」を中心とした「防災週間」(8月30日~9月5日)に、九都県市の連携・協力体制の充実を図る訓練を中心とした防災訓練を実施することとしています。
訓練は、東京湾北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が起こり、埼玉県南部を中心に甚大な被害が発生、志木市内でも最大震度6弱の揺れを観測した想定で行われました。
志木市役所の対岸で大規模延焼火災が発生、地元の志木市消防団だけでは消火が困難なため、近隣の朝霞市・和光市・新座市の消防団が協力し、各市2線ずつの計8線で一斉放水をし、延焼防止活動を行いました。
本市消防団からは、第4分団が代表して参加しました。
4市消防団のポンプ車両を新河岸川河川敷に配備、土手に向かってホースを延長しました。
志木市消防団長の「放水はじめ」の合図により、一斉放水を行いました。
(手前から)新座市消防団、和光市消防団、朝霞市消防団、志木市消防団
今年(2023年)は、関東大震災から100年の節目の年です。死者・行方不明者約10万人、未曾有の大災害でした。人的被害の約9割が火災によるものだったと言われています。
今回の訓練を通じて、関東大震災の教訓を振り返り、また、消防団員として今後、いつ起こるか分からない災害から地域を守るという強い気持ちを改めて持ちました。