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令和4年10月15日(土曜日)に新座防災基地で開催された、令和4年度第37回埼玉県消防協会朝霞支部体力強化訓練(遠距離中継送水訓練)に参加しました。
埼玉県消防協会朝霞支部は、朝霞市・志木市・和光市・新座市の4市で構成されており、地域防災の要となる消防団の活動の充実を図り、消防体制の整備・強化を進めています。
体力強化訓練は、火災現場における消防団員の安全行動及び基本活動の向上を図ることを目的として、毎年10月に実施されています。
令和4年度第37回埼玉県消防協会朝霞支部体力強化訓練は、新型コロナウイルス感染症の影響で、3年ぶりに開催されました。
朝霞市消防団・志木市消防団・和光市消防団から各2個分団が参加、合同で訓練が行われました。
新座市消防団からは、団本部(正副団長)・第2分団・第3分団から24名の消防団員が参加しました。
今年度はポンプ車両8台を使用した遠距離中継放水訓練を実施しました。この訓練は延焼火災などにより火災現場に近い消火用水が不足した状況を想定したもので、新座防災基地内の防火水槽から揚水、複数のポンプ車両を中継し、火点(標的)に放水を行いました。訓練中の指示・情報伝達は無線を使用することで、朝霞支部4市での無線運用の理解を深めることもできました。
今回の遠距離中継放水訓練は初めての試みであり、大変有意義な訓練となりました。今後もこのような訓練を通じて朝霞支部4市の連携・協力体制を強化させることで、地域防災力の強化に努めてまいります。