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平成22年度第1回新座市環境審議会

ページID:0002461 更新日:2010年4月28日更新 印刷ページ表示

会 議 録

会議の名称平成22年度第1回新座市環境審議会

開催日時

午前・午後 1時30分から
平成22年4月28日(水曜日)
午前・午後 4時00分まで

開催場所

市役所本庁舎2階 第3、4委員会室

出席委員

飯田芳男、鶴野紀子、板坂時夫、飯田啓子、田野實、小島工、宮崎正浩、熊谷裕夫

事務局職員

市民環境部長 野口一彦
市民環境部副部長 並木 衛
環境対策課長 清水博文
環境対策課副課長 笠原孝一
環境対策課主任 三枝 務
環境対策課主任 武村智子
環境対策課主事 加藤春明

会議内容

⑴「第2期新座市環境基本計画」について
⑵ その他

会議資料

・第2期新座市環境基本計画(案)

参考資料

・委員から事前に提出された意見
・新座市環境基本計画
・新座市環境基本計画(見直し)
公開・非公開の別
1 公開 2 一部公開 3 非公開
(傍聴者 0人)

その他の

必要事項

審 議 の 内 容 (審議経過、結論等)

事務局

定刻になりましたので、平成22年度第1回環境審議会を開催いたします。
はじめに、香川委員の辞任に伴い、本日から熊谷(クマガイ)委員に就任いただいておりますので、熊谷委員に御挨拶をいただいた後、各委員の皆さまにも一言御挨拶をいただきたいと存じます。よろしくお願いします。
各委員 (あいさつ)

事務局

次に、担当する事務局職員を紹介いたします。
各職員 (あいさつ)

事務局

それでは、会議の議事進行について会長よろしくお願いします。

全体説明
会 長 では、早速、議題の「第2期新座市環境基本計画」について、事務局で説明してください。

事務局

説明(これまでとの相違点)

・今までの環境審議会では事前の意見提出を求めてこなかったが、他課に確認が必要となる場合もあるため、今回から事前意見の提出を求めており、今後もこの方式を続けていきたい。
・第2期環境基本計画の改正ポイントは以下の三つ。

(1)環境配慮方針及び環境配慮指針を環境基本計画に含める。
(2)計画の推進主体が、市民・事業者・市の三者であることを明確にする。
(3)環境保全施策の内容を簡素化する。

事前意見に対する事務局案について

事務局

事前意見に対する事務局の現在の見解を説明させていただきます。

意見(1) 計画(案)P4の第1節に事業者が目指す目標がないのは、推進主体が三者であることと矛盾するのではないか。
事務局 目標は、達成状況が数値で判断できるものに限っていましたが、意見の内容を踏まえ、どういった目標を設定するかについて再検討します。
意見(2) 計画(案)p7のゴミ発生抑制に向けた取組に、レジ袋削減等の問題を事業者と共に取り組む施策を追加してはどうか。

事務局

意見の内容を踏まえ、施策として追加することを検討します。
意見(3) 計画(案)p14の施策「化学物質に関する情報の共有」に新座市内で使用されている農薬と化学肥料の成分とその性質を指標として記載してはどうか。

事務局

指標は施策の取り組み状況を数値で示すものであること、また、市としては農家が使用している農薬を把握していないことから、これを指標とすることは困難です。
意見(4) 計画(案)p16の「安全で快適な生活空間の創出」に、「街灯の設置基準とその維持管理の充実」を追加し、指標を夜道の照度測定としてはどうか。

事務局

意見の内容を踏まえ、施策の内容の一部変更を検討します。また、指標は施策の取り組み状況を数値で示すものであること、周辺環境によって照度が大きく異なることから、照度を指標とすることは困難です。
意見(5) 計画(案)p19の『第3節 自然と調和したうるおいのある快適な「まち」を目指そう』についての目標が「市民清掃の日への参加人数を増やす」では、節と目標がそぐわないのではないか。新座のまち像が描ける内容にするべきではないか。
事務局 目標は、達成状況が数値で判断できるものに限っていたこと、市民清掃の日が市の大きな事業であり、人数も把握していることから、目標としておりました。意見の内容を踏まえ、どういった目標を設定するかについて再検討します。
意見(6) 計画(案)p20の緑地の保全の項目内で、「維持」について触れるべきではないか。

事務局

保全と維持は同義であると考えております。
意見(7) 生態系を構成する体系のとらえ方を共有するべきである。外来種のまん延などの問題に取り組む必要性があると考えているか。

事務局

意見の内容を踏まえ、施策の内容の一部変更を検討します。
説明に対する意見について

会長

それでは、このことについて、御意見等がございましたら、よろしくお願いします。

委 員

この計画に、市民・事業者の意見を取り入れていく方法をどのように考えているか。

事務局

今回は、平成19年の見直し計画の策定から近く、内容の大幅な変更も行わないため、パブリックコメントのみを考えてます。第一期計画の策定時には、パブリックコメント制度がなかったため、市民の意見を取り入れるために市民会議を行いました。

委 員

第4次基本構想との整合性は図れているのか。

事務局

基本構想が最上位の計画となっており、情報は担当部署から連絡を受けておりますが、並行して作成を行っているので、完全に整合性を図ることは難しくなっております。

委 員

計画策定のスケジュールはどうなっているのか。

事務局

今回、内容の大幅な修正があれば、再度審議会で修正案について審議していただきたいと考えています。その後、パブリックコメントを実施した後に、審議会を開催し最終案についての審議を行います。
委 員 目標について、具体的な数値が無いものについても、割合などの形で到達目標を記載した方がいいのではないか。
委 員 計画(案)p4の第1節の目標について、市の事業である「市の温室効果ガス削減」を挙げた後、市民の取組である「ごみの排出量削減」が続いている。表現が分かりづらいため、主語を統一してはどうか。または、各主体ごとの目標を設定してはどうか。

委 員

各主体ごとの目標を設定する場合、市民・事業者についての目標に、市が数値を入れることは難しい。目標は、市で決めるのではなく、市民・事業者がそれぞれ立てるべきではないか。

委 員

節のタイトルと目標にずれを感じる。タイトルに沿った目標にするべきではないか。
事務局 意見の内容を踏まえ検討します。

委 員

ごみの排出量について、事業系のものは含まれているのか?把握できるのであれば含めた方が良いのではないか。
事務局 含まれておりませんが、記載することを検討します。

委 員

計画(案)p8の施策「廃食用油・剪定枝などの有効活用」について、「リサイクル石けんの製造量・販売額」が指標となっているが、回収した油を全て石けんにする必要もなく、重要なのは回収量と利用率であるため、「リサイクル石けんの製造量・販売額」を指標にする必要は無いのではないか。

委 員

二酸化炭素排出量削減について、国の25%削減という目標について何か施策はないのか、計画(案)p31の「環境にやさしい行動ガイドライン」の内容はよく言われていることであり、ものたりない。新座市として独自にできる更なる取り組みを記載するべきではないか。

委 員

計画(案)p5の「温室効果ガスの排出抑制に向けた取組」に緑についての施策がない。

委 員

雑木林が減っていることは大きな問題である。庭先の緑が増えてはいるが、これは美観の問題である。

委 員

緑を増やすことが重要であるが、市としてできることはないか。

事務局

土地の所有者が維持をすることが必要ですが、緑地に関する相続税の優遇制度など、国を挙げて進めなければ難しい部分があります。

委 員

計画(案)p10の第2節の目標であるダイオキシン、BODの低減は目標として適さないのではないか。ダイオキシン問題は解決済みであるし、コントロールできるようなものでもない。

委 員

化学物質の適正管理について、指標に使用するものとして、PRTR法よりも埼玉県条例の届出数を載せてはどうか。また、二酸化窒素の外に二酸化硫黄の測定結果を載せてはどうか。
事務局 二酸化硫黄については、市では測定しておりませんが、県での測定がおこなわれていれば掲載します。

委 員

計画(案)p19の第3節の目標について、「市民清掃の日への参加人数を増やす」となっているが、『第3節 自然と調和したうるおいのある快適な「まち」を目指そう』にそぐわないため、緑地面積等を目標とすべきである。

事務局

現状では、緑地面積の正確な把握ができないため、目標とすることが困難となっております。今までの計画では地目上の面積を記載していましたが、実態に即したものでないため、今回の計画案には載せないこととしました。

委 員

「100年の森構想※」を立てるなど、緑の保全についての目標を記載してほしい。

事務局

緑の保全について、目標の記載を検討します。

その他

会 長

ありがとうございました。次に、「その他」でございますが、今回の議題以外に何か委員の皆様から御意見等がございましたらお願いいたします。

委 員

埼玉県にて、家庭の二酸化炭素排出量を調べる事業が始まるようだが、市には県から協力依頼などされているか。

事務局

依頼は受けておりません。

会 長

それでは、事務局において、今回の会議の意見等を踏まえ、各事項に対する再検討を行ってください。事務局からは何かありますか。

事務局

本日、ご審議いただいた環境基本計画については、皆様からの御意見を踏まえて、内容の一部を見直します。見直し項目が多岐にわたるため、この修正案についても、改めて皆さまのご意見を伺いたいと考えています。5月下旬頃に第2回の審議会を開催したいと考えておりますが、詳細については、改めて連絡させていただきます。
この他、新座市地球温暖化対策実行計画についても、計画の推進期間が平成22年度までとなっているため、今年度末までに第2期計画を策定する必要があり、現在、事務局において、その案を作成しております。これについても、今後、皆さまの御意見を伺いたいと考えております。その際は、改めて審議会に御出席をいただき、活発な御審議のほどをお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

会 長

本日は、長時間に渡り熱心な御審議ありがとうございました。

事務局

それでは、以上で、平成22年度第1回環境審議会を終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。

【注 釈】
※「100年の森構想」について
長期的な視野に立ち、先人から受け継いできた森林を世代を超えて、守り育てることを目指すもの。100年先を見据えて、計画的な森づくりを進めていくための構想。


新座市環境審議会