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令和5年度第2回新座市政策評価委員会会議録

ページID:0142287 更新日:2024年2月15日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和6年2月15日(木曜日)
午後2時から午後3時56分まで

開催場所

本庁舎5階 全員協議会室

出席委員

委員長 星野敦子、副委員長 坪原紳二、委員 津川清美、委員 安藤道人、委員 春日孝博、委員 村上俊之、委員 坂本純子、委員 堀切達也、委員 古屋忠、委員 内山直人 全10名

事務局職員

総合政策部長 永尾郁夫、総合政策部副部長 増田順子、政策課長 加藤智之、政策課副課長兼政策係長 伊藤忍、同係主査 風間里子、同主任 河東竜太、同主事 竹原敦美、財政部長 櫻井浩

会議内容

1.開会

2.議事

 ⑴ 行政評価の方法及びスケジュール等について
 ⑵ 新座市の現状等についての情報共有について
  ア 新座市の財政状況について
  イ 第15回新座市民意識調査の結果について
 ⑶ 新座市行財政改革推進実施計画 令和6年度重点取組事項について
 ⑷ その他​

5.閉会  

傍聴

なし

 会議資料

1. 次第 (別ウィンドウ・PDFファイル・109KB)
2. 資料1 行政評価の方法及びスケジュール等について (別ウィンドウ・PDFファイル・1.14MB)
3. 資料2 第5次新座市総合計画実施計画 事務事業評価シート (別ウィンドウ・PDFファイル・196KB)
4. 資料3 第5次新座市総合計画前期基本計画 施策評価シート (別ウィンドウ・PDFファイル・338KB)
5. 資料4 第5次新座市総合計画前期基本計画 KPI進捗評価シート (別ウィンドウ・PDFファイル・306KB)
6. 資料5 新座市の財政状況 (別ウィンドウ・PDFファイル・237KB)
7. 資料6 第15回新座市民意識調査報告書 (別ウィンドウ・PDFファイル・14.02MB)
8. 資料7 第15回新座市民意識調査概要版 (別ウィンドウ・PDFファイル・1.53MB)
9. 資料8 新座市行財政改革推進実施計画 令和6年度重点取組事項 (別ウィンドウ・PDFファイル・307KB)


≪参考資料≫ 
1. 第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画) 
2. 第5次新座市総合計画実施計画【令和5年度(2023年度)~令和7年度(2025年度)】 
3. 新座市行財政改革推進実施計画 
4. 新座市行財政改革推進実施計画 令和5年度重点取組事項

審議の内容(審議経過、結論等)

1   開会

午後2時開会

2 議事

(1) 行政評価の方法及びスケジュール等について

ア 事務局説明
  •   資料1に基づき、事務局から説明した。
イ 質疑(・は委員の発言を、→は市の発言を表す。)
  •  資料が多いので整理したい。内部評価報告書、施策評価シート、事務事業評価シート、KPI進捗評価シートの4点が送付されるという認識で合っているか。
    →  まず、個別の事業ごとに事務事業評価シートを作成する。さらに、それを施策ごとにまとめた施策評価シート、施策の進捗状況を評価する際に参考になるKPI進捗評価シートを作成する。この三点を内部評価報告書として提出する。
  •  一連の報告書が1~2施策のみ送付されるものか。または、53施策全て送付されるのか。
    →  会議の回数や時間に限りがあるため、重点的に評価していただきたい点について、予め1~2施策に絞ったものを示させていただく予定である。しかし、それだけではすべての施策に対する評価にはならないため、評価対象以外の施策の報告書についても送付させていただく。会議当日の審議対象施策以外についても、課題の議論や取組内容の確認を必要とする場合には、事前に御連絡いただければ、会議当日の審議対象とするか検討させていただく。
  •  事務局から指定された施策以外の評価ができることは、大変重要なことであると考える。
  •  外部評価を行う際に委員が記入するのは、資料1の10ページに記載された、三色の枠内ということか。
    →  三色の枠は内部評価を示させていただくものである。ここに示した内部評価に対して、どう評価するか御意見を頂きたい。外部評価の様式については別途用意させていただく予定であるが、現在検討中である。評価対象以外にも追加で意見を出せるような様式を考えている。
  •  (委員長)他市で教育行政評価をしているが、KPIの評価シートを独立させているのは珍しい。KPI進捗評価シートをそれぞれの施策評価シートの中に組み込んだ方がわかりやすいのではないか。シートを分けている意図は何か。
    →  KPIについては、第5次総合計画の策定に当たり、初めて取り入れたものである。市で設定したKPIは施策領域に対して設定しているが、全ての施策に完全に一致しているものではないため、シートを分けて作成している。御指摘のとおり、KPIはそれぞれの施策の達成状況を把握するための一つの指標となるものであることから、施策評価シートに組み込むことも検討する。
  •  (委員長)それぞれの施策に対して設定したKPIがあっても、これで評価ができるのか等課題となることもある。外部評価をする側としては、数値にとらわれず、質的要素を評価するのがトレンドである。評価シートについては、引き続き検討してほしい。
  •  全53施策中、評価対象を1~2施策に絞るのはとても少ないと感じる。一面的な外部評価になってしまうのは良くない。第5次総合計画は5分野の基本目標を設定しているので、それぞれの分野からバランスよく選択し評価すべきではないか。
    →  御指摘のとおりである。偏った評価にならないよう、市として力を入れている施策や、内部評価の結果が芳しくなかった施策等、偏りが出ないよう意識して選定する。
  •  施策評価シートについて、今後の方向性で「抜本的見直し等が必要」を選択した場合、より詳しく改善策と今後の取組を記入する欄があった方がよいのではないか。事務事業評価シートを見ると、今後の取組方針について記入する欄がある。施策評価シートにもA評価に向けた具体的な取組を記入すべきではないか。
    →  施策評価シートについては、取組の評価結果について示すもので、どうしていきたいかを記入できる欄がないので、検討していきたい。
  •  資料3において所管課が2課の場合、資料2は2枚になるのか。
    →  そのとおりである。資料2及び資料3の関連についてであるが、施策によっては50~60事業によって構成されるものや、1~2事業のみのものがある。事業については、必ずしも部単位で担当が分かれているものではないので、施策によってシートの枚数は様々である。
  •  (委員長)事務事業評価について、500以上のシートをそのまま委員に提出するのではなく、一覧表にして示していただく方が一般的ではないか。委員としても、集約した資料の方が見やすいと考える。
  •  KPIは新しい取組とのことだが、評価のためには本来どのようなKPIを設定すべきであったか等、KPIそのものを見直すための議論をする機会はあるのか。
    →  指標を定める際に、指標そのものが施策に対して的確であるのか、疑問であったものも一部ある。数値で示すものではあくまで取組の結果であり、その取組の結果どう変わったかという部分まで踏み込めない指標も多々あることは承知している。評価を進めるに当たって議論する余地は大いにあるが、第5次総合計画を推進する中で、計画策定時に設定したKPIを評価の度に毎回修正することは困難である。ついては、次の後期基本計画の策定の中で、検討していきたいと考えている。
  •  令和5年度のKPIシートについては現在作成中か。また、令和6年度分の評価について、令和7年度に同じスケジュールで進めるイメージで合っているか。
    →  令和5年度のKPIシートについては、令和6年3月の事業終了後、評価をスタートし、外部評価の際に提出する。令和6年度分の評価スケジュールについても、御認識のとおりである。
  •  毎年同じサイクルで評価していくのであれば、評価方法についても年度ごとにより良いものを検討していけたらよいと考える。
  •  市で実施している事業に対する評価に限らず、財政の事情等で実施できていないが近隣の自治体では実施している事業についても情報を提供してほしい。
    →  他の自治体で実施している事業についても効果が高ければ検討すべきであるが、本市で実施していない事業について評価するのは難しい。本市が掲げる施策をより充実させるために取り入れた方がよい事業の事例があれば、評価の際にお伝えしながら評価を進めていきたい。
  •  (委員長)委員の皆様においては、専門や得意分野があると思う。基本構想の各分野について、外部評価の際に総合的に記入・言及できるような枠組みがあると良い。
    →  指摘を踏まえ、外部評価の際に意見を提出いただく様式について は検討していきたい。

(2) 新座市の現状等についての情報共有について

ア  新座市の財政状況について
(ア) 事務局説明
  •  資料5に基づき、事務局から説明した。
(イ) 質疑(・は委員の発言を、→は市の発言を表す。)
  •  (安藤委員補足)基金を見ると厳しい状況であるかもしれないが、財政状況全体を見ると標準的な自治体であると感じた。ストックだけでなくフローで判断すると、決してお金のない自治体ではないので、個別施策で特徴を出すことも決してできないわけではないという印象。これについては、財政課や政策課がどのような考えでいるのか気になっている。一方で、近年特に子ども関係施策の自治体間競争が激しくなっている。特に東京都がアグレッシブに様々な施策を行っていることから、隣接する自治体は敏感になっているが、自治体の財政力だけでは実現できないことも多いため、県に声を上げる等の対応も重要になってくる。
  •  本市は練馬区、清瀬市、東久留米市に隣接しているが、特に子育て世帯は近隣自治体のサービスと新座市のサービスをシビアに比較していると感じる。私は児童センターの運営をしているが、施設の老朽化が進み、修理業者からも修理が困難なほど劣化していると判断されることもある。緊急避難所に指定されている施設ではないので、予算が確保できない状況が続いているのかもしれないが、子育て世帯の誘致は、自治体として優先事項なのではないか。また、外部資金を集め、市民の力で子どもの居場所づくりを進めてきた。市議会の一般質問では、子どもの居場所作りについてはお金がないので対応できないとの答弁で終わってしまったと聞き、国として子育て支援を重点的に取り組んでいるのに、新座市では予算が割かれないという現状を目の当たりにした。今後、施策の優先順位やメリハリのつけ方について、この会として考えを示していかれればいいと思う。
  •  子どもの居場所作りは大切なことだと思う。市から支援があれば、手を挙げたいという市民は多いと感じている。
  •  子育て分野については、協力できることがあれば貢献したいと考えている。新座市の財政は、バランスよく運営をしていると感じる。令和2年度の非常に厳しかった時期以前はどのような状況だったのか。なぜこのような状況に陥ってしまったのか。
    →  新座市の特徴としては、以前から傾向が変わっていないため令和3年度決算の内容で説明する。人口1人当たりの職員人件費は、県内40市中40位、委託費に当たる物件費も40位であった。このことは、本市が少ない人員でできるだけお金を使わずに市政を運営してきたことを表している。一方、補助金は13位、扶助費は6位であった。扶助費については経常経費が大半を占めていることから、年々財政負担が積み重なっていた。しかし、経常的な事業は中止することが難しく、市の貯金を崩す、市有地を売却するなどして維持してきた。その結果として、令和2年のような状況に陥ってしまった。
  •  情報共有として市の財政状況についての説明があったが、外部評価にはどのようなスタンスで臨めばよいか。
    →  今回の報告は、市の財政状況を皆様に知っていただくことが目的であり、今後評価を進めていく上でこの財政状況をどう捉えるかは、各委員の判断に委ねるものだ。また、財政非常事態宣言解除後の状況について、こういった機会に説明させていただいた方がよいと考え、説明させていただいた。
イ  第15回新座市民意識調査の結果について
(ア) 事務局説明
  •  資料6、7に基づき事務局から説明した。
(イ) 質疑

  質疑なし

(3) 新座市行財政改革推進実施計画 令和6年度重点取組事項について

ア  事務局説明
  •  資料8に基づき、事務局から説明した。
イ  質疑(・は委員の発言を、→は市の発言を表す。)
  •  (委員長)今回説明した令和6年度重点取組事項は、案であるため今後変更される可能性はあるか。
    →  そのとおりである。
  •  DXの推進が先頭に記載されているが、具体的な取組があれば示してほしい。
    →  現在、新たな人材育成基本方針を策定中である。職員の資質向上のため、具体的にどのようにDX人材を育成するかはこれから検討する。
  •  前回会議では令和5年度重点取組事項についての紹介があったが、これから委員会で評価を行う対象となるのは、今回説明のあったものではなく前回説明されたもので合っているか。
    →  総合計画における評価対象と、行財政改革における重点取組事項は別のものであり、令和5年度の評価対象はまだ決まっていない。内部評価の結果を踏まえてお示しする。
  •  (委員長)今回説明のあった重点取組事項は、知識として知っておくべき事項であるという認識でよいか。
    → そのとおりである。
  •  先ほど新座市は市民1人当たりの人件費の額は埼玉県内で一番低いとの説明があった。その前提に立つと、課題は案に記載のとおりだと思うが、それに対して取組内容が総花的で危機感を感じない。以前は、ワーク・ライフバランスの取組は官公庁の方が進んでいるところがあったが、民間でも、ここ数年で急速にテレワークが普及したこと等から、官公庁=働きやすい職場というイメージが薄くなり、優秀な人材が官公庁から民間(大企業)に流れている。そうした状況の中、もう少し踏み込んだ取組を盛り込むべきではないか。
  •  DXの推進について記載があるが、DXを推進することで、職場環境の改善に取り組んでいる企業が増えている中、市の案がこれまでとあまり変わらないのは残念である。大きく変えるんだという意識を持って取り組んでほしい。

(4)その他

 ア 事務局説明
  •  次回の会議については令和6年9月中に開催する。次回が実際に評価を行う初めての会議となるため、リモートでの出席も含め、できる限り多くの委員に出席していただきたい。また、会議の1か月前から資料送付、事前質問等のやり取りを予定しているため、御協力いただきたい。
 イ 質疑
  •  会議の日程調整をもう少し早くしてほしい。開催月の3か月前くらいでないと、委員全員の日程を合わせるのは難しいと思う。
    → 承知した。3か月前を目安に御連絡できるよう努める。
  •  評価するために照らし合わせる資料が多いので、データで資料を簡単に照らし合わせられるよう、リンク機能等を活用し、資料を作成してほしい。
    → 資料の示し方については、意見を踏まえて検討する。

5 閉会

午後3時56分閉会

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