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産婦健康診査の一部助成について
令和5年4月1日から産婦健康診査費の一部助成を開始しています。
産婦健康診査の実施について
市では、令和5年4月1日以降に産婦健康診査(基本的な産婦健康診査、こころの健康チェック)を受けた方に対し、産婦健康診査費の一部を助成しています。
なお、こころの健康チェックを実施していない医療機関を受診された場合は、助成対象外となります。
産後間もない時期のお母さんのこころとからだの健康状態を把握するために産婦健康診査を受診しましょう。
対象者
産婦健康診査当日に新座市に住民登録がある方で、令和5年4月1日以降に産婦健康診査を受診した方
※流産・死産の場合も対象となります。
対象となる産婦健康診査
次の項目全てに該当するもの
1. おおむね出産後1か月頃に受診した産婦健康診査(1回分のみ)
2.「基本的な産婦健康診査※」及び「こころの健康チェック」を実施していること
※基本的な産婦健康診査とは:問診・診察、血圧測定、体重測定、尿検査
助成回数・助成額
産婦1人につき、上限5,000円(1回限り)
*助成額5,000円を超えた分は、自己負担になります。
助成券の交付
対象者 | 交付方法 |
---|---|
妊娠届出等を提出される方 |
妊娠届出窓口(保健センターまたは市役所2階こども支援課)にてお渡しします。 *妊産婦健康診査等助成券のつづりに産婦健康診査の助成券がつづられています。出産後にご利用ください。 |
前住所地で妊娠届出がお済みで、新座市へ転入される方 |
妊娠届出窓口(保健センターまたは市役所2階こども支援課)にて産婦健康診査助成券の交換を行います。 |
委託医療機関
委託医療機関一覧はこちら→委託医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・226KB)
*妊婦健康診査・新生児聴覚検査・産婦健康診査の三種類を記載しておりますので、産婦健康診査の欄をご覧ください。〇印が付いていない場合は、今年度実施していない医療機関になります。
ご不明点等ございましたら、新座市保健センターまでご連絡ください。
委託医療機関以外で産婦健診を受診された方へ
委託医療機関以外で健診を受けた場合は、申請により費用の一部を助成します。
※「基本的な産婦健康診査」及び「こころの健康チェック」の実施が原則必要になります。
こころの健康チェックが未実施の場合は、助成の対象外となりますのでご注意ください。
産婦健康診査受診時には、産婦健康診査助成券に、医療機関から「こころの健康チェック」の結果を記載していただき申請をしてください。
申請期限
受診日から1年以内
必要書類
(1) 新座市産婦健康診査費助成金交付申請書兼請求書(記入例つき) (別ウィンドウ・PDFファイル・157KB)
(2) 未使用の新座市交付の産婦健康診査助成券
※受診の際は、医療機関等に産婦健康診査助成券(2枚複写)を提出し、基本的な産婦健康診査、こころの健康チェック結果を記入してもらってください。
産婦健康診査助成券見本 (別ウィンドウ・PDFファイル・635KB)
(3)医療機関等の名称、受診日及び保険外診療の金額が記載された領収書、明細書等〈原本〉
※領収書等(原本)は手続き後コピーして返却します。他の申請等で原本を提出する場合は、産婦健康診査費助成金の申請を先にしてください。
(4) 母子健康手帳の写し(表紙、出産後の母体の経過(P.15))
(5) 振込先の名称・支店名・口座名義人・口座番号のわかるもの(通帳、キャッシュカード等の写し)
申請方法
1.郵送申請
必要書類(1)にご記入の上、(2)、(3)、(4)、(5)を保健センターまで送付ください。
郵送申請用の産婦健診助成金申請書類チェックリストと記入例をご参照ください。
産婦健診助成金申請書類チェックリスト (別ウィンドウ・PDFファイル・153KB)
〈 送付先(申請先) 〉
〒352-0011 新座市野火止2-9-37 新座市保健センター 保健指導第1係
※ 普通郵便での不着事故等に関しては責任を負いかねますのでご了承ください。
2.窓口申請 ※申請に来所される場合は、事前に御連絡ください。
窓口:新座市保健センター
こころの健康チェック用紙
医療機関から、こころの健康チェック(エジンバラ産後質問票、育児支援チェックリスト、赤ちゃんへの気持ち質問票)を持参するよう依頼があった際は、以下の用紙をご利用ください。
なお、用紙は病院へ渡してご使用ください。
エジンバラ産後質問票(Epds) (別ウィンドウ・PDFファイル・246KB) ※1
育児支援チェックリスト (別ウィンドウ・PDFファイル・221KB) ※2
赤ちゃんへの気持ち質問票 (別ウィンドウ・PDFファイル・138KB) ※3
出典は同HP最後に記載しています。
転出・転入される方へ(妊婦健康診査助成券の交換が必要です)
市外に転出
他の市町村に転出された場合、新座市発行の助成券は使用できません。未使用の助成券と転出先の市町村が発行する助成券を交換してください。
新座市に転入
助成券の交換が必要です。母子健康手帳、転入前の市町村で交付された助成券(お持ちの方のみ)をご持参のうえ、市役所こども支援課または保健センター窓口で助成券の交換手続きをすることができます。
*母子健康手帳は引き続き前住所地のものを使用できます。
【こころの健康チェック用紙出典】
※1
1. Cox J, Holden JM, Sagovsky R, : Detection of postnatal depression. Development of10-item Edinburgh Postnatal Depression Scale. British Journal of Psychiatry.150:782-786, 1987
2. 岡野禎治、村田真理子、増地総子他:日本版エジンバラ産後うつ病評価表(EPDS)の信頼性と妥当性、精神科診断学、7(4):525-533, 1996
※2
1. 吉田敬子、育児機能低下と乳児虐待の評価パッケージの作成と、それを利用した助産師と保健師による母親への介入のための教育と普及: 平成16年度-18年度総合研究報告書 : 厚生労働科学研究費補助金子ども家庭総合研究事業、p18、2007吉田敬子、山下洋、鈴宮寛子、産後の母親と家族のメンタルヘルス、自己記入式質問票を活用した育児支援マニュアル:母子保健事業団(東京)、p12、2005
※3
1. Yoshida K, Yamashita H, Conroy S, Marks MN & Kumar C: A Japaneseversion of Mother-to-Infant Bonding Scale: factor structure, longitudinalchanges and links with maternal mood during the early postnatal periodin Japanese mothers. Archives of Women's Mental Health, 15:343-352, 2012.
2. 鈴宮寛子、山下洋、吉田敬子:出産後の母親にみられる抑うつ感情とボンデイング障害、精神科診断学 14(1), 49-57, 2003