高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
今年度、以下に該当する方で、接種を希望する方は、新座・朝霞・志木・和光市の委託医療機関に予約し、接種を受けることができます。
国の制度の対象となる方には、お知らせを送付しています(接種することを強制するものではありません)。
対象期間内であれば、自己負担額3,000円で接種ができます。予診票は、委託医療機関に用意してあります。対象期間以外は、医療機関指定の金額で接種することができます。
新座市では、高齢者肺炎球菌の予防接種は個別接種のみで、保健センター等での集団接種はありません。実施機関などについては新座市予防接種委託医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・86KB)又は保健センターまでお問合せください。
※ 平成31年度以降の助成対象者は、65歳の方のみになる予定でしたが、厚生労働省において定期接種の対象者の拡大を継続することが決定したため、引き続き70歳以上の方もこれまでに一度も高齢者肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方は、助成を受けられるようになりました。
※ 高齢者肺炎球菌ワクチンの2回目以降の再接種については、効果持続期間や再接種の対象者に関するデータがまだ少ないことや、再接種の臨床的な有効性の結果が明確になっていないことから、定期接種の対象外となります。
そのため、既に定期接種において接種済みの方や、転入等により他市町村で接種済みの方、任意接種(全額自己負担)として接種済み方は、定期接種対象外となります。
※ 現在65歳以上の方が定期接種制度の対象となる機会は、生涯1度きりです。
今年度の対象者の方が接種をした場合でもしなかった場合でも、今後、定期接種の対象者にはなりませんので御注意ください。
※ 予防接種は効果もあれば、副反応(注射部のいたみ、熱感、はれなど)や、まれに重篤な症状が出ることもあります。
そうならないためにも接種を受ける前の注意点を確認し、健康な時にかかりつけ医で受けられることをお勧めします。
令和5年度対象者(令和5年4月1日から令和6年3月31日まで)
接種日現在、本市に住民登録のある以下の方
- 昭和33年4月2日生~昭和34年4月1日生の方
- 昭和28年4月2日生~昭和29年4月1日生の方
- 昭和23年4月2日生~昭和24年4月1日生の方
- 昭和18年4月2日生~昭和19年4月1日生の方
- 昭和13年4月2日生~昭和14年4月1日生の方
- 昭和8年4月2日生~昭和9年4月1日生の方
- 昭和3年4月2日生~昭和4年4月1日生の方
- 大正12年4月2日生~大正13年4月1日生の方
- 満60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有するものとして、厚生労働省で定められている方(身体障がい者手帳1級に相当する方)
※ 既に一度でも肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種を受けたことがある方は対象外となります。
接種回数及び対象ワクチン
接種回数:1回
対象ワクチン:ニューモバックスNp(23価ワクチン)
※プレベナー13(13価ワクチン)は、対象外となりますのでご注意ください。
接種費用(自己負担額)
3,000円
生活保護受給者世帯の方は無料(全額公費負担)です。
接種時に次の必要書類を指定医療機関に提出してください。
- 生活保護受給者証
- 本人確認ができる運転免許証、健康保険証、パスポートなど
新座市以外の朝霞地区(朝霞市・志木市・和光市)で予防接種を希望する場合
新座市以外の朝霞地区(朝霞市・志木市・和光市)の医療機関でも、市内の医療機関と同様に予防接種ができます。下記の 一覧でご確認ください。
・朝霞市医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・120KB)
・志木市医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・90KB)
・和光市医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・85KB)
市外(埼玉県内)で接種を希望する場合
実施期間は、令和5年4月1日(土曜日)から令和6年3月31日(日曜日)までです。
かかりつけ医が埼玉県内の指定された「接種協力医」である場合、市外(埼玉県内)で予防接種を受けることができます。予診票(新座市のもの)が必要になりますので、必ず事前に新座市保健センターまでご連絡ください。
埼玉県内の実施医療機関については、各自治体の名簿をご覧ください(医師会のホームページへリンクします)。
埼玉県外で定期予防接種を受ける場合
定期予防接種は、指定医療機関で接種します。施設に入所されている場合や入院中など、やむを得ない事情で指定医療機関以外で接種する場合は、予防接種依頼書を発行しますので、以下のサイトを参照するか、保健センターまでお問い合わせください。
定期接種助成金制度について
この予防接種依頼書は、定期予防接種について、新座市に住民登録がある人の予防接種の実施を、県外の医療機関に依頼するものです。この予防接種依頼書に基づいて接種をすることにより、万が一、予防接種による健康被害が発生した場合に、予防接種法による救済措置を受けることができます。
肺炎球菌について
肺炎の原因となる細菌には様々なものがありますが、高齢者の肺炎の原因で最も多く、重症化しやすいものが肺炎球菌です。肺炎球菌にはたくさんの種類がありますが、現在使用されているワクチンはこのうち肺炎の原因となりやすい23種類について感染を予防する効果があります。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。