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本市では、第3次新座市基本構想総合振興計画の策定に合わせ、平成13年(2001年)2月に最初の『新座市都市計画マスタープラン』を策定し、20年後の将来に向けた都市づくりの方針を示しました。その後、都市計画関係法令の改正や第4次新座市基本構想総合振興計画の策定を受け、平成23年(2011年)2月に計画の見直し、また、平成28年(2016年)1月に計画の一部変更を行いました。
我が国では、これまで右肩上がりで増加してきた人口が減少へ転じたことで、今後、本格的な人口減少・少子高齢化社会の到来が予測されるとともに、社会保障費の増大や、老朽化した公共施設の維持・管理の問題、また、東日本大震災や近年の大規模な風水害を契機とした防災意識の高まりや感染症の流行など、都市を取り巻く社会状況は大きく変化しています。
一方で本市の都市づくりに目を向けると、将来の人口減少が予測される中、新座駅周辺における土地区画整理事業の実施、また、都市高速鉄道12号線延伸及び新駅設置の構想、関越自動車道へのスマートインターチェンジ設置の構想など、今後の本市の姿に大きく影響する取組を進めています。
こうした背景を踏まえるとともに、第5次新座市総合計画の策定を受け、今回、将来への持続的な発展に向けた本市の新たな都市づくりの方針として、新座市都市計画マスタープランを改定することとしました。本計画では、令和5年度(2023年度)を基準年に計画期間を20年間とし、令和24年度(2042年度)を目標年次とします。