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新座市の地域福祉

ページID:0120015 更新日:2022年11月4日更新 印刷ページ表示

地域福祉について

地域福祉とは

 地域福祉とは、市民一人ひとりが、年齢、性別、障がいの有無等にかかわらず、その人らしい生活ができるよう、地域の住民、事業所と行政が協力してつくり上げていく、暮らしやすい地域づくりの取組をいいます。
 地域福祉の目指すものは、共に暮らし、共に育ち、共に支え合うまちをみんなでつくることです。

地域共生社会

 少子高齢化と人口減少が同時進行している日本では、福祉ニーズも多様化・複雑化しています。人口減による担い手の不足や、 血縁、地縁といったつながりが弱まっている現状を踏まえ、人と人、人と社会がつながり支え合う取組が生まれやすいような環境を整える新たなアプローチが求められています。
 そのような中で、一部の困っている人を助けるといった福祉の制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と地域の団体、事業者などが世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創っていく社会を目指しています。

地域福祉圏域

 新座市では、市内を6つの地域に分けた「地域福祉圏域」を設定しています。
 この地域福祉圏域ごとに、地域福祉推進協議会や民生委員・児童委員等の活動が行われています。

新座市地域福祉計画、新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画、新座市地域福祉地区活動計画

 新座市では、地域福祉に関する3つの計画があり、それぞれの計画に基づいて地域福祉を推進しています。

新座市地域福祉計画

 新座市地域福祉計画は、共に支え合う地域社会を目指し、地域における福祉活動を包括的に推進するもので、社会福祉法第107条に基づく市町村地域福祉計画として策定している行政計画です。
 新座市地域福祉計画は、地域福祉の推進を目的として互いに補完・補強し合う関係にあることから、新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画と一体の計画として策定しています。

新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画

 新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画は、新座市社会福祉協議会が呼びかけて、地域の住民、社会福祉を目的とする事業を経営する人や社会福祉に関する活動を行う人が協力して策定する地域福祉の推進を目的とした民間の活動・行動計画です。

新座市地域福祉地区活動計画

 新座市では、地域福祉圏域ごとに地域福祉地区活動計画を策定することとしています。
 この計画は、新座市地域福祉計画、新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画を踏まえて、新座市社会福祉協議会と地区における地域住民が主体となって策定する民間の活動・行動計画で、地域住民や町内会、ボランティア団体、NPO等の民間団体が自主的に取り組むべき計画で、各地域福祉圏域に組織された「地域福祉推進協議会」が策定しています。

三相の計画

 「新座市地域福祉計画」、「新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画」、「地域福祉地区活動計画」は、共に地域福祉を推進していく上で理念などについて共有する必要があります。
 新座市では、地域福祉を推進する三つの計画を「三相の計画」とし、それぞれの計画の違いを踏まえつつ、それぞれの取組を支え合い、連携しながら推進しています。
三相の計画の図

地域福祉に関する団体、事業等

社会福祉協議会

 地域において民間の自主的な福祉活動の中核となり、住民が参加する福祉活動を推進し、福祉に関する問題を地域社会の協働により解決しようとする公共性・公益性の高い民間非営利団体で、住民が安心して暮らせる福祉のコミュニティづくりと地域福祉の推進を行う組織です。

社会福祉協議会の支部(社協支部)

 地域福祉の増進を図ることを目的に各町内会地域を区域として組織され、支部会員の協働により、地域内での交流や助け合いなど、地域福祉活動を推進しています。

地域福祉推進協議会

 地域福祉圏域ごとに組織された町内会・自治会やNPO法人等の地域の関係団体等からなる協議会で、支え合いの地域づくりを目指して、地域福祉を推進しています。

民生委員・児童委員

 民生委員・児童委員は、誰もが地域社会の中で共に暮らせるよう、地域福祉の推進のために活動しています。
 高齢者の相談、生活上の相談、障がいのある方の相談などを通じて、住民と市役所などの関係機関との橋渡し役をしています。

ささえあい新座(生活支援体制整備事業)

 地域住民や関係団体、企業の関係者など様々な人々が連携しながら、日常生活の支援の充実・強化や地域住民の社会参加の推進を一体的に図るための、地域づくりを推進する事業です。

第1次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定からの地域福祉の沿革

平成17年度

・第1次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定作業開始
・モデル地区(南部地区、北部第二地区)作業部会による街歩きなどによる課題の抽出

平成18年度

・第1次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定
※計画期間 平成19年度~平成23年度

平成19年度

・北部第二地区地域福祉推進協議会設立
・南部地区地域福祉推進協議会設立

平成20年度

・東部第二地区地域福祉推進協議会設立

平成23年度

・第2次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定
 ※計画期間 平成24年度~平成28年度

平成25年度

・東部第一地区地域福祉推進協議会設立

平成27年度

・北部第一地区地域福祉推進協議会設立

平成28年度

・第3次新座市地域福祉計画・新座市社会福祉協議会地域福祉活動計画策定
 ※計画期間 平成29年度~令和3年度

平成30年度

・西部地区地域福祉推進協議会設立

令和4年度

・新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響等により第4次計画の策定を1年先送りしたことから、単年度の「地域福祉に係る基本方針」を作成し、地域福祉を推進