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新座市は、生活支援体制整備事業を推進しています!
支えあいの仕組みづくりを進めています!
生活支援体制整備事業って?
「年齢を重ねても、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けたい!」
このような願いは、多くの人が持つものです。この願いを実現するためには、世代を超えて支え合えるご近所の関係づくりが重要になります。しかし今日では、少子高齢化と核家族化が急激に進み、地域・家庭・職場といったさまざまな生活場面で支え合いの基盤が弱まり、人と人のつながりが希薄になっています。だからこそ、さまざまな困難に直面した場合でも、誰もが役割をもち、お互いに配慮し、存在を認めあい、時には支え合うことで、孤立せずに自分らしい暮らしを続けられるような地域にすることが求められるのです。
これがまさに「地域共生社会」であり、生活支援体制整備事業は、この理念に基づき、地域の皆さんが主体となり、支え合う仕組みづくりを推し進めるものです。そして、この活動をサポートするのが、「協議体」と「生活支援コーディネーター」です。新座市では、協議体は市全域を対象としたものが1つ(第1層協議体)、市内6つの地域福祉圏域に1つずつ(第2層協議体)設置され、9人の生活支援コーディネーターが配置されています。
また、生活支援体制整備事業は、令和6年4月から新座市社会福祉協議会に委託したことに伴い、協議体や生活支援コーディネーターの窓口が、新座市社会福祉協議会へ変更になりました。
今、地域で起きている問題
誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるためには‥‥
市内6圏域に設置された第2層協議体
第2層協議体って?
協議体とは、地域で生活しているからこそ気づく、医療や介護では解決できないような困りごとを話しあう場であり、地域の皆さんが中心になり、地域を元気にする場でもあります。具体的には、地域の困りごとの解決策を話しあったり、地域資源やサービスの情報を共有したり、住民や事業所相互の連携を深めたりします。
協議体は、毎月ほぼ1回のペースで開催。声の大きさや立場に関係なく、誰でも自分の意見を発言できる場です。
普段の生活の中で、「こんなことがあったらいいなぁ!」、「こんなことができれば助かるなぁ!」といったようなことがあれば、ぜひ協議体に参加してご意見をお聞かせください。自分の困りごとの解決は、他の人にとっては簡単なことかもしれません。あなた自身が他人の困りごとを解決できるかもしれないのです。
6圏域に設置された協議体
地域の困り事は住んでいる人、世代、環境などで大きく変わります。各協議体で各圏域の実情を考えながら、困りごとの解決に向けた仕組みづくりのため、話し合いを行っています。
圏域 | 地区 |
---|---|
東部第一 東1 KIND |
片山、池田、野寺、道場 |
東部第二 東二よつばの会 |
畑中、馬場、栄、新塚 |
西部 | 本多、あたご、菅沢、野火止1~4丁目、西堀、新堀 |
南部 | 石神、栗原、堀ノ内 |
北部第一 | 東北、東、野火止5~8丁目 |
北部第二 | 中野、大和田、新座、北野 |
第2層協議体には、このような方が参加しています!
協議体の参加資格は問われません。地域デビューしたばかりの人でも、長く地域にかかわってこられた人でも、地域を良くしていくために一緒に考えたいという人であれば、誰でも参加できます。
現在、協議体には、生活支援コーディネーター、社会福祉協議会・高齢者相談センターの職員のほか、地域住民、民生委員・児童委員、福進協、町内会・自治会、障がい者支援施設、高齢者支援施設、保育園、子育て支援センター、シルバー人材センター、ボランティア団体、民間企業などの人たちが参加しています。
協議体・生活支援コーディネーターの役割
地域の困りごとや課題があれば、それを解決できる生活支援サービスや地域の支えあい活動などの情報を提供。つまり地域住民のニーズ(地域の困りごと)とサービス・活動(地域資源)とをマッチングさせる(つなぐ)のが、協議体と生活支援コーディネーターの大切な役割です。
※第2層協議体の活動詳細につきましては、新座市社会福祉協議会へお問合せください。
市全域を対象とする第1層協議体の取り組み
(1)第2層の協議体の取り組みの情報を共有し、第2層の協議体で解決が困難な課題を解決するための協議をする
(2)市全域に係る社会資源との連携及び協議をする
(3)行政課題または行政との連携による解決しか望めない事を行政へ発信する
(4)担い手の発掘・養成、補助金の制度など市全域にまたがる事を協議する
(5)支え合いの仕組みづくりへの理解、協力を広げるための啓発活動をする
第1層協議体は、以下の組織から選ばれた方で構成しています。
(1)第2層協議体(各圏域ごと)
(2)行政職員
(3)地域包括支援センター
(4)社会福祉法人
(5)介護及び福祉施設
(6)町内会連合会
(7)民生委員・児童委員協議会
(8)老人クラブ連合会
(9)地域福祉推進連絡協議会
※ 第1層協議体の活動詳細につきましては、こちらをご参照ください→第1層協議体
213(ニイザ)ささえあい隊News
213(ニイザ)ささえあい隊Newsは、月1回生活支援コーディネーターが作成する広報チラシで、各圏域の活動状況や地域活動の紹介を行っています。
バックナンバー
第74号(令和6年12月発行)以前の「213ささえあい隊News」をご覧になりたい方は、バックナンバーコーナーをご利用ください。
※ 令和7年1月分以降は、新座市社会福祉協議会へお問合せください。
新座市社会福祉協議会の連絡先
社会福祉法人新座市社会福祉協議会地域福祉課
〒352-0011 新座市野火止一丁目9番63号(新座市役所第三庁舎)
開所:月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
午前8時30分~午後5時15分
電話
048-480-5706
Fax
048-481-3488