新座市は、生活支援体制整備事業を推進しています!
支えあいの仕組みづくりを進めています!
生活支援体制整備事業って?
「年齢を重ねても、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けたい!」
このような願いは、誰もがもつものです。この願いを実現するためには、世代を超えて支え合えるご近所の関係づくりが重要になります。しかし今日では、少子高齢化と核家族化が急激に進み、地域・家庭・職場といったさまざまな生活場面で支え合いの基盤が弱まり、人と人のつながりが希薄になっています。だからこそ、さまざまな困難に直面した場合でも、誰もが役割をもち、お互いを配慮し、存在を認めあい、時には支え合うことで、孤立せずに自分らしい暮らしを続けられるような地域にすることが求められるのです。
これがまさに「地域共生社会」であり、生活支援体制整備事業は、この理念に基づき、地域の皆さんが主体となり、支え合う仕組みづくりを推し進めるものです。そして、この活動をサポートするのが、「協議体」と「生活支援コーディネーター(地域支えあい推進員)」です。新座市では、協議体は市全域を対象としたものが1つ(第1層協議体)、市内6つの地域福祉圏域に1つずつ(第2層協議体)設置され、7人の生活支援コーディネーターが配置されています。
今、地域で起きている問題
誰もが住み慣れた地域で暮らし続けるためには‥‥
市内6圏域に設置された第2層協議体
第2層協議体って?
協議体とは、地域で生活しているからこそ気づく、医療や介護では解決できないような困りごとを話しあう場であり、地域の皆さんが中心になり、地域を元気にする場でもあります。具体的には、地域の困りごとの解決策を話しあったり、地域資源やサービスの情報を共有したり、住民や事業所相互の連携を深めたりします。
協議体は、毎月ほぼ1回のペースで開催。声の大きさや立場に関係なく、誰でも自分の意見を発言できる場です。
普段の生活の中で、「こんなことがあったらいいなぁ!」、「こんなことができれば助かるなぁ!」といったようなことがあれば、ぜひ協議体に参加してご意見をお聞かせください。自分の困りごとの解決は、他の人にとっては簡単なことかもしれません。あなた自身が他人の困りごとを解決できるかもしれないのです。
6圏域に設置された協議体
地域の困り事は住んでいる人、世代、環境などで大きく変わります。各協議体で困りごとを聞き取り調査したところ、多様な課題が出て来ました。現在、困りごとの解決に向けた仕組みづくりのため、下記の活動を行っています。
圏域 | 地区 | 主な活動の近況 |
---|---|---|
東部第一 東1 KIND |
片山、池田、野寺、道場 | ・地域の居場所紹介 ・有償ボランティア組織立上げに向けて協議 |
東部第二 東二よつばの会 |
畑中、馬場、栄、新塚 | 令和4年度は、身近な地域での「ラジオ体操」立ち上げを行いました。令和5年度も、馬場・畑中地区で「ラジオ体操」と「ペタンク」を実施しています。 |
西部 | 本多、あたご、菅沢、野火止1~4丁目、西堀、新堀 | 昨年から制作していたお散歩マップは完成し、教育機関や行政施設などへ配布しました。今年度はゴミ問題について地域のつながりの側面から検討していきます。 |
南部 | 石神、栗原、堀ノ内 | 令和4年度は「みんなの居場所~ルポス~」を開催しました。令和5年度は地域のゴミ課題を検討し、まとめ作業を行います。また、地域活動紹介を実施します。 |
北部第一 | 東北、東、野火止5~8丁目 | 『北一の絆・楽しく、ささえて会』のボランティア組織が、新たな資源を創出し、改めて地域のお困り事を調べ、資源とつなぐ活動を同時進行中。 |
北部第二 | 中野、大和田、新座、北野 | 北二圏域の事業所・施設や団体の紹介をしてもらったり、県内の他の地域の活動動画を見て北二圏域でどんな活動をしていくか話し合っています。 |
第2層協議体には、このような方が参加しています!
協議体の参加資格は問われません。地域デビューしたばかりの人でも、長く地域にかかわってこられた人でも、地域を良くしていくために一緒に考えたいという人であれば、誰でも参加できます。
現在、協議体には、生活支援コーディネーター、社会福祉協議会・高齢者相談センターの職員のほか、地域住民、民生委員・児童委員、福進協、町内会・自治会、障がい者支援施設、高齢者支援施設、保育園、子育て支援センター、シルバー人材センター、ボランティア団体、民間企業などの人たちが参加しています。
協議体・生活支援コーディネーターの役割
地域の困りごとや課題があれば、それを解決できる生活支援サービスや地域の支えあい活動などの情報を提供。つまり地域住民のニーズ(地域の困りごと)とサービス・活動(地域資源)とをマッチングさせる(つなぐ)のが、協議体と生活支援コーディネーターの大切な役割です。
第2層協議体の開催日程(令和5年9月~令和5年12月)
どなたでも参加ができます。現在、1時間半程度の開催時間で実施しています。
圏域 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
---|---|---|---|---|
東部第一 東1 KIND |
1日(金曜日) 13時30分~ 中央公民館 |
6日(金曜日) 13時30分~ 中央公民館 |
― | 1日(金曜日) 13時30分~ 中央公民館 |
東部第二 東二よつばの会 |
28日(木曜日) 15時~16時 福祉の里1階会議室 |
― |
23日(祝木曜日) |
― |
西部 | 22日(金曜日) 9時30分~ 市役所会議室 |
27日(金曜日) 9時30分~ 市役所会議室 |
24日(金曜日) 9時30分~ 市役所会議室 |
22日(金曜日) 9時30分~ 市役所会議室 |
南部 | 22日(金曜日) 14時~ 堀ノ内集会所 |
27日(金曜日) 14時~ 堀ノ内集会所 |
24日(金曜日) 14時~ 堀ノ内集会所 |
22日(金曜日) 14時~ 堀ノ内集会所 |
北部第一 | 6日(水曜日) 10時~ 東ふれあいの家 |
4日(水曜日) 10時~ 東ふれあいの家 |
1日(水曜日) |
6日(水曜日) 10時~ 東ふれあいの家 |
北部第二 | 15日(金曜日) 13時30分~ 北野ふれあいの家 |
20日(金曜日) 13時30分~ 北野ふれあいの家 |
17日(金曜日) 13時30分~ 北野ふれあいの家 |
15日(金曜日) 13時30分~ 北野ふれあいの家 |
市全域を対象とする第1層協議体
第1層協議体の取り組み
(1)第2層の協議体の取り組みの情報を共有し、第2層の協議体で解決が困難な課題を解決するための協議をする
(2)市全域に係る社会資源との連携及び協議をする
(3)行政課題または行政との連携による解決しか望めない事を行政へ発信する
(4)担い手の発掘・養成、補助金の制度など市全域にまたがる事を協議する
(5)支え合いの仕組みづくりへの理解、協力を広げるための啓発活動をする
第1層協議体は、以下の組織から選ばれた方で構成しています。
(1)第2層協議体(各圏域ごと)
(2)社会福祉協議会
(3)地域包括支援センター
(4)社会福祉法人
(5)介護及び福祉施設
(6)町内会連合会
(7)民生委員・児童委員協議会
(8)老人クラブ連合会
第1層協議体の令和5年度開催日程
構成員は固定されていますが、傍聴はできます。
第1回 | 第2回 | 第3回 |
---|---|---|
7月26日(水) |
未定 |
未定 |
第1層協議体の活動詳細につきましては、こちらをご参照ください→第1層協議体
213(ニイザ)ささえあい隊News
213(ニイザ)ささえあい隊Newsは、月1回生活支援コーディネーターが作成し、発行しています。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
・213(ニイザ)ささえあい隊News(第59号:令和5年9月) (別ウィンドウ・PDFファイル・817KB)
・213(ニイザ)ささえあい隊News(第58号:令和5年8月) (別ウィンドウ・PDFファイル・536KB)
・213(ニイザ)ささえあい隊News(第57号:令和5年7月) (別ウィンドウ・PDFファイル・420KB)
・213(ニイザ)ささえあい隊News(第56号:令和5年6月) (別ウィンドウ・PDFファイル・723KB)
・213(ニイザ)ささえあい隊News(第55号:令和5年5月) (別ウィンドウ・PDFファイル・428KB)
バックナンバー
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