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第3次いきいき新座21プラン 基本施策5『健康管理の推進(禁煙の推奨と受動喫煙の防止)』
喫煙や受動喫煙は、様々な生活習慣病のリスク要因となっていることから、禁煙の推奨と受動喫煙の防止について考えてみませんか。
1 禁煙しませんか?
長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。また禁煙は病気の有無を問わず健康改善効果が期待できるので、病気を持った方が禁煙することも大切です。もちろん禁煙による健康改善は若年で禁煙するほど効果がありますが、何歳であっても遅すぎることはありません。
2 受動喫煙の防止について
喫煙者が吸っている煙だけではなくたばこから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくても身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。
たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」、たばこから立ち上る「副流煙」があり、受動喫煙では呼出煙と副流煙が混ざった煙にさらされることになります。煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、主流煙より副流煙に多く含まれるものがあり、マナーという考え方だけでは解決できない健康問題です。
受動喫煙は、妊婦や胎児、子どもの健康に悪影響を及ぼします。
受動喫煙防止対策の必要性という共有認識を拡大し、受動喫煙のない社会を目指すことに多くの人が賛同でき、社会的気運を向上するために、「受動喫煙のない社会を目指して」ロゴマークを厚生労働省が発表しています。→詳しくはこちらへ
厚生労働省キャラクター「けむいモン」
3 喫煙と生活習慣病
がん
たばこの煙には60種類以上の発がん物質が含まれています。煙の通り道はもちろん、唾液や血液に移行したりして消化管や血液の経路などでもリスクが高くなります。喫煙との関連が確実ながんは、身体の様々な部位にわたります。喫煙との因果関係が明らかになっているがんには、肺がん、口腔・咽頭がん、喉頭がん、鼻腔・副鼻腔がん、食道がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、子宮頸がん、膀胱がんがあります。
生活習慣に気をつけることで、がんのリスクを減らすことができますが、すべてのがんを防ぎきることはできません。
そのため、がん検診を、適切な年齢、および適切な受診間隔で受けて、がんを早期に発見し、適切な治療を受けることが重要になります。
循環器疾患
たばこを吸うと、動脈硬化や血栓の形成が進むことから、虚血性心疾患を引き起こす原因となります。また、脳卒中(脳出血、くも膜出血、脳梗塞)のリスクを高めます。それだけでなく、喫煙は動脈硬化性疾患の早期発症や重症化にもつながることが報告されています。
呼吸器疾患
たばこを吸うと、基礎的疾患がない場合でも、呼吸器疾患を引き起こす原因となります。喫煙は、さまざまな呼吸器症状を引き起こし、喘息のリスクを高めます。また慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発生と、それによる死亡を引き起こす可能性があります。
それだけでなく、肺機能の発達障害や、呼吸機能の早期の低下にもつながります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、空気の通り道の気管支に慢性的な炎症が生じて痰が詰まったり、気管支の壁が分厚くなって内腔が狭くなります。その結果、肺の機能が気づかないうちに徐々に蝕まれていき、肺の動きが悪くなって息をするのがつらくなったり、進行するとからだが酸素欠乏になる病気です。
糖尿病
たばこを吸うことは交感神経を刺激して血糖を上昇させるだけでなく、体内のインスリンの働きを妨げる作用があります。そのため糖尿病にかかりやすくなります。また、糖尿病にかかった人がたばこを吸い続けると、治療の妨げとなるほか、脳梗塞や心筋梗塞・糖尿病性腎症などの合併症のリスクが高まることがわかっています。
4 たばこに関する相談について
保健センターは、医療機関(禁煙外来等)の案内等の情報提供を行っています。御相談ください。
5 毎年5月31日は、「世界禁煙デー」です
世界禁煙デーは、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指して、世界保健機関(WHO)が定めました。
また、厚生労働省では、「5月31日から6月6日」までの1週間を「禁煙週間」としています。
5月31日は世界禁煙デー、5月31日から6月6日まで禁煙週間(埼玉県)
6 路上喫煙禁止について
市では、たばこの喫煙マナーの向上を図り、安全で快適な生活環境を確保することを目的として、平成18年10月1日から「新座市路上喫煙の防止に関する条例」を施行しています。
その中で、人通りが多く、特に路上喫煙の防止を推進する必要がある地区として、志木駅周辺、新座駅周辺及びひばり通り周辺を路上喫煙禁止地区として指定しています。
7 市管理施設における受動喫煙防止対策の方針
健康増進法の改正に伴い、令和元年7月1日から多くの市管理施設が、敷地内禁煙となりました。
8 埼玉県受動喫煙防止対策実施施設等認証制度
埼玉県では県民の受動喫煙による健康影響を防止するため、令和元年6月1日から「埼玉県受動喫煙防止対策実施施設等認証制度」を施行し、法律上の義務を上回る対策を実施する施設と、受動喫煙防止対策に積極的に取り組む区域を認証しています。



















