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名称 | 平林寺境内林 |
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読み | へいりんじけいだいりん |
指定の種類 | 国指定天然記念物 |
面積 | 約43ha (うち、睡足軒の森が9,379平方メートル ) |
所在地 | 野火止三丁目1番1号ほか |
所有者 | 宗教法人平林寺ほか |
指定年月日 | 昭和43年5月28日 昭和51年5月12日追加指定(睡足軒の森) |
平林寺は、野火止用水沿いの一角にある禅寺として有名であるが、東京近郊の緑地が急激に失われてゆく最近では、数少ない武蔵野の雑木林として着目されてきました。この境内(約40ha)には、クリ・コナラ・クヌギ・アカマツなどから成る樹林が残存し、林床はクマザサにおおわれています。アカハラ・ルリビタキ・アオゲラ・カケスなど、鳥類約60種が越冬・繁殖・渡りの中継地等としてここに生息し、オオムラサキのような貴重な蝶もここに生息しています。
平林寺は、野火止用水に沿ったいわゆる武蔵野の一角にある禅寺で、境内約40haには、武蔵野の二次林であるクリ、コナラ、クヌギ、アカマツなどの林が残存し、林床はクマザサなどに覆われています。 また、アカハラ、アオゲラ、キビタキ、ルリビタキなど約60種に及ぶ鳥類の繁殖地あるいは渡来地として、毎年利用されているほか、こん虫類もオオムラサキをはじめ多くの種類がここに生息し、いわゆる多摩丘陵以東の武蔵野における二次林を主体とした自然の残存地域として、学術上貴重であり、昭和43年に指定されました。しかし、最近周辺の開発が進行して来ており、特に鳥類の生息上重要な地域である東南側のクヌギ・コナラ林及びモウソウチク林約1haを追加指定するものです。