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新座市大和田にある企業、株式会社システムアドバンスが手掛けるクラフトビール「新座クラフト」。にいざビジネスサポートでは新規事業をスタートするに当たってのご助言と補助金活用についてサポートさせていただきました。今回は新座クラフトの醸造長である中嶌康長(なかじまやすなが)さんにお話をうかがいました。
<新座クラフト 醸造長 中嶌 康長 さん>
新座で作ったビールで、新座を盛り上げたい。地元で愛され、そして外の人々にも飲みに訪れ新座を愛してほしい。新座クラフトはそんな想いで、新座初・新座発のクラフトビールを醸造・販売しています。
地産地消を目指し、SDGsにも取り組んでいます。自社工場で使用する水には「新座市の深井戸水」が25%含まれており、地元産のものです。
さらには醸造所の横に畑を構え、ビールの味を引き出すホップの栽培も始めました。夏に醸造所の近くを通っていただくと、生き生きと育つホップをご覧いただけます。
ホップ栽培等はまだお試し段階ですが、将来的には、すべての原材料を新座で育て、新座100%のビールを造る、この地だからこその美味しさを追求したビールを醸造したいと考えています。
<クラフトビールは水、麦芽、ホップ、酵母、その他副原料などの配合と醸造工程で味が決まる。>
新座市の「中小企業者IT・DX導入費補助金」を活用させていただき、自社ホームページのリニューアルをさせていただきました。
補助金活用に際し、にいざビジネスサポートにもご相談し、新座クラフトの販路拡大やこれからの事業展開をコーディネーターの方にお話ししたところ、現在の方向性や取組に対して太鼓判を押していただき、駆け出しの事業を進めるのに非常に心強かったことを覚えています。
これからさらに新座クラフトの認知度を高め、多くの市民の皆様に愛されるクラフトビールになるよう、ぜひ引き続きサポートをいただきたいと思っています。
<2023年5月に完成した新座市大和田の工場内の醸造タンク。新しい環境でのビール造りに日々奮闘している。>
「新座100%のビールを造る」目標を達成するため、地元の農家さんの農作物(野菜や果物)を使ったビールを造っていきたいです。
収穫したものの中で廃棄となってしまうようなものも活用できれば、SDGsにも貢献できると考えています。共に新しいビールを考えていただける農家さんを募集しています。
<新座の一企業としての想いを語ってくれた中嶌さん。これからの展開にも期待したい。>
中嶌様はひとりでDM送付からクロージングまで足を使った営業活動に励んでおり、新規事業の起ち上げ人としての熱意を感じました。新座市周辺での更なる販路開拓のために具体的なターゲットを示しましたので、今後の販売推移を見守りながら新たなアドバイスをしていきたいと思います。
新座クラフト(株式会社システムアドバンス)
醸造長:中嶌 康長(代表取締役社長:上野 太一)
クラフトビールの製造・販売
2021年7月(ビール事業を開始)
新座市大和田3-4-50(工場直販実施中!)
048-482-5088(会社)
090-4666-4161(担当直通)
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