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令和7年2月8日(土)東北コミュニティセンターにおいて、新座志木中央総合病院と協働で『地域ケアカフェ(COPSE CAFE)』を開催しました。
当日は医療・介護関係者総勢71名が集まり、地域連携を深めるための対話の場が設けられました。
地域ケアカフェとは医療・介護・福祉の現場の垣根を超えた連携を深めるため、意見交換の場として新座志木中央総合病院が継続して実施しており、今年で第8回目を迎えました。そして今年度は新座市が運営の仲間に加わりました。
会場はまるで喫茶店にいるかのような落ち着いた環境が整えられ、参加者たちはリラックスして意見交換を行いました。
新座志木中央総合病院のスタッフが、病院の理念や目指すべき姿、機能など病院との連携についてわかりやすくプレゼンテーションをされました。参加者は病院の理念や目標、連絡方法等について深く理解し、地域連携の際に役立つ知識を得ることができました。
摂食嚥下障害看護認定看護師から、摂食嚥下の病院での取り組みやその際の連携等についてのミニ講座が開講されました。人生会議(ACP)の重要性や地域に戻った後のの対応についても触れ、包括的に説明がありました。
医療と介護の両方を必要とする方の事例について検討したのち、人生会議(ACP)において医療・介護それぞれの立場からできることの考察を行いました。看護師、薬剤師、ケアマネ、社会福祉士など多職種によるグループワークの形式で行われ、それぞれの専門知識や視点から意見を出し合い、新たな施策に繋げるための実践的なディスカッションが展開されました。
イベントを振り返って 2時間という時間があっという間に感じられるほど、充実した内容でありました。喫茶店のような居心地の良い雰囲気が相まって、活発で実りのある意見交換が行われ、更なる相互理解に繋がりました。 参加者からは「次回の開催が待ち遠しい」「もっと多くの人がこのような場に参加できるようになると良い」といったポジティブな声が多く寄せられました。
これからも地域の絆を深め、円滑な情報連携を構築していくために努めてまいります。皆様のご協力とご理解を心よりお願い申し上げます。