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| 名称 | 睡足軒 |
|---|---|
| 読み | すいそくけん |
| 指定の種別 | 国登録有形文化財(建造物) |
| 製作時期 | 江戸時代 |
| 所在地 | 野火止一丁目20番12号 |
| 所有者 | 宗教法人平林寺 |
| 指定年月日 | 平成28年8月1日 |
睡足軒は、もともと飛騨高山周辺に建てられていた江戸後期の民家と推定され、松永安左ヱ門(耳庵)が昭和13年(1938)に当地へ移築し、草庵としたと伝えられています。松永安左ヱ門は、「電力の鬼」と呼ばれる日本近代を代表する実業家であり、茶人としても著名で、睡足軒に親しい友人を招き、「田舎家の茶」を楽しんでいました。
睡足軒の構造形式は、木造平屋建、茅葺き屋根で、内部は梁間一杯のイロリノマの東西に2室ずつ配置しています。木太い軸部構成や、チョウナ梁の架構、両妻への股柱の採用などに、飛騨地方の民家の特色が表れています。移築時の造作の意匠には、松永安左ヱ門の嗜好が反映されています。
なお、睡足軒とその園庭は、市民の憩いや学びの場として活用されています。