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第10話 「国際交流ボランティアグループ『イーブン(IVN)』を取材しました」

ページID:0000273 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 -おはようございます。- このあいさつとともに教室に笑顔が集いました。
 イーブンは、市主催で開講された国際交流に関するセミナーを受講した修了生を中心に発足し、今年10周年を迎えるボランティアグループです。
 イーブンでは、「イーブン日本語の会」として、来日した外国人の方々のサポートのために、野火止公民館で毎週木曜日の午前中に日本語教室を開き、日常生活で必要な日本語の勉強をお手伝いしています。
 日本語教室は、基本的に生徒と会員の1対1で行われるため、ときには真剣なまなざしで、ときには談笑を交えながらアットホームな雰囲気で行われていました。会員さんが、「ここをもう一度やってみよう」「これは違う」など、はっきりと生徒さんに指導できるのは、お互いに大きな信頼関係があるからだと感じました。
 現在の生徒さんは、中国をはじめとしたアジア圏の方々が多いようですが、発足から今日まで10か国以上の国から80名以上の方が日本語教室に参加しています。
 「生徒さんを通じて、異国の文化を、ニュースではない生の声で知ることができます。生徒さんから教わった各国の料理は、野火止公民館まつりなどでも出店し、好評を得ました。このように、教えるだけでなく、教わることもたくさんあることに、やりがいを感じます。」と代表の松本さん。

日本語教室の様子1日本語教室の様子2

 教室には日本語を学ぶ以外にも、おしゃべりをしてリフレッシュしたり、友人を作ったり、母国語で会話ができる喜びを感じられることなどから、日本人や在日外国人同士の交流を目的に教室を訪れる生徒さんもいらっしゃるそうです。
 また、日本語教室以外にも、各国の料理教室やお茶会、ぶどう狩りなど各種イベントを開催して、異文化交流を行っています。
 イーブンでは、コミュニケーション能力が豊かで、日本語教室に意欲的に参加できる方を随時募集しています。興味をお持ちの方は、自治振興課ボランティア推進室(内線1058)までお気軽にお問い合わせください。

日本語教室の様子3日本語教室の様子4

平成20年1月23日 記:ボランティア推進室 F