本文
今回は、5月14日(水曜日)に、にいざほっとぷらざで行われた読み聞かせグループ「にいざ まめの会」の活動を取材しました。
まめの会のおはなし会での活動は、絵本選びから始まります。あらかじめ選んでおいた絵本の候補から、その日に来た子どもの年齢などを考慮し、読む本を選びます。取材当日の参加者は幼児中心で、午前中雨が降っていたこともあり、テルテル坊主のお話や幼児向けの色鮮やかな絵本、動物の写真の本や、動物が主人公の絵本や紙芝居を選んでいました。
「トントン…ひげじいさん」といった手遊びから始まり、おはなし会に足を運んだ幼児は、一気に引き込まれます。 絵本は、絵と言葉がうまく合い、それに読み手が心を込めて読むことで、深みが増し、物語に引き込まれていきます。
手遊びの様子
読み聞かせの様子
「休まずおはなし会を開くのは大変なこともあるが、楽しそうに聞いている子どもたちを見られるのがうれしい。」と代表の川口さんをはじめ、メンバーの皆さんは、やりがいを語ってくれました。
にいざまめの会は、他にもストーリーテリングも行っています。これは、語り手が伝えたいと思った昔話などを、子どもたちの顔を見ながらお話しするものです。聞き手は、お話を聞きながら頭の中に情景を描き、お話の主人公と一緒にハラハラ、ドキドキしながら冒険します。
にいざまめの会は、毎月第2・4水曜日に、にいざほっとぷらざでおはなし会を実施しているほか、中央図書館でも定期的な活動をしています。また、生涯学習ボランティアバンクに登録して、子育てサークルや小学校、喫茶店などから依頼を受け、子どもからお年寄りまで、聞き手に合わせた読み聞かせや朗読、紙芝居など、幅広い分野で活動しています。
「今後は、若い子育て世代の方にも活動の担い手として、参加してほしい。」と目標を語る川口さん。にいざまめの会は、子どもと本が好きな方を、メンバーとして随時募集しています。興味をお持ちの方は、自治振興課ボランティア推進室(内線1058)までお問い合わせください。
なお、生涯学習ボランティアバンクとは、幅広い分野で様々な知識や経験、優れた技術や技能を生かし、ボランティア活動を通じて地域に還元したいという方々に、学習指導者として登録いただき、グループや個人に対して、お手伝いできる方を紹介する制度です。詳細は生涯学習課(内線1834)までお問い合わせください。
平成20年5月26日 記:ボランティア推進室 F