ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > コミュニティ・地域活動 > ボランティア・NPO > ボランティア・地域活動情報HP > 第18話 「おもちゃドクター『おもちゃクリニックにいざ』を取材しました」

本文

第18話 「おもちゃドクター『おもちゃクリニックにいざ』を取材しました」

ページID:0000281 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 8月23日(土曜日)に児童センターで行われた、おもちゃクリニックで活躍する「おもちゃクリニックにいざ」の活動を取材しました。
 おもちゃクリニックにいざは、おもちゃドクターの研修会を受講した方々によって発足した団体で、現在10名程度がボランティアスタッフとして活躍しています。このスタッフは、おもちゃのドクターのほか、看護師や技師も兼務しています。
 おもちゃの修理を依頼する方が、「カルテ」である申込書に症状(壊れ具合)などを記入し、ドクターはカルテにどのように治療(修理)したかを記入するという、病院さながらの応対が繰り広げられます。修理は基本的に無料で行われ、電池などをその場で入れる場合や部品を購入するときのみ実費をいただいているそうです。
 メンバーには、現役の会社員や日曜大工を趣味とする方など多様ですが、難しい修理の依頼を受けた時に、メンバーそれぞれの得意分野を生かし、修理にあたります。
 「最近のおもちゃは複雑なつくりになっていて、その場で直すことが難しいのものある。そのような場合に、メンバーで知恵を出し合って直していくことが楽しい。」と語るのはメンバーの上田さん。

修理の様子1
        修理の様子1

修理の様子2
         修理の様子2

 修理する様子を見ていると、おもちゃドクターも楽しんで行っている様子が伝わってきました。
 「子どもたちの大切にしていたおもちゃを修理し、また使えるようになって喜んでもらえることがうれしい。子どもや親たちに修理する様子を見てもらい、物を大切にする心を育んでほしい。」とメンバーの石井さんはやりがいと抱負を語ってくれました。
 おもちゃクリニックにいざは、4年ほど前から児童センターで毎月第4土曜日の午後に同センターで活動を行っています。また、メンバーの募集も随時行っています。子どもが好きで、おもちゃの修理に興味がある方はお気軽に自治振興課ボランティア推進室までお問い合わせください。

平成20年8月25日 記:ボランティア推進室 F