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9月20日(土曜日)に福祉の里体育館で行われた、卓球ボランティアで活躍する「ひまわりの会」の活動を取材しました。
10年ほど前、「障害を気にせず、スポーツを楽しめる機会がほしい。」という声に少しでも答えたいとの気持ちから、ひまわりの会の立ち上げを決意した、会代表の長谷川さんは、初級スポーツ指導員講習を受け、当時卓球教室に参加していた仲間とともに会を発足させました。
今年で発足10年目となるひまわりの会は、毎週土曜日の午前中に福祉の里体育館で活動を行っており、会員は、ボランティアの方、障がい者の方合わせて40名近くに上ります。
ひまわりの会の皆さん
活動の様子
「左半身マヒで、以前は杖をついて、歩くのも大変だったが、卓球を始めてからは、バランス感覚も良くなり、卓球台の前に立つと、自然と体が少し動くようになった。楽しく参加できるのも、ボランティアの皆さんがいるからこそ。」と素敵な笑顔を見せてくれたのは、根地嶋さん。
代表の長谷川さんも、「卓球を始めてから足どりが良くなった、車の運転も病気になる前と変わらなくなったなどの報告を聞けたときや、笑顔で卓球って楽しいと言いながら上達していく姿を見られることがうれしい。」とやりがいを語ってくれました。
また、会の発足当初からボランティアに参加している清水さんは、「継続して参加することは大変だが、ここには障がいのある方もない方も変わりなく楽しめる場があり、自分も充実している。」とやりがいを語ってくれました。
ひまわりの会に所属しているメンバーの中には、障がい者の卓球大会に出場する方もおり、優勝経験者もいます。
障がいをお持ちの方との卓球を体験させてもらいましたが、初心者の私は全く歯が立たちませんでした。
ひまわりの会は、随時仲間を募集しています。卓球の経験がなくても、ボール拾いから始めて上達したメンバーもいます。興味のある方は、自治振興課ボランティア推進室(現コミュニティ推進課)までお問い合わせください。
平成20年9月25日 記:ボランティア推進室 F