第2話　「菜の花の種採取ボランティアに参加しました」

　先日菜の花まつりでご好評いただいた、総合運動公園の菜の花たちがたくさんの種を付け、6月2日（土曜日）にボランティアの方々による、種取りが行われました。
　当日は、観光都市づくり推進市民会議や観光都市づくりサポーターの皆さん、そして市長、副市長をはじめとする、市職員など約40名のボランティアが集まりました。
　作業内容として、始めにA班とB班に分かれ、A班は刈り払い作業や菜の花の運搬を、B班は種の採取作業や採取した種のふるい分け、房の取り分け作業を行いました。
　B班として作業をしていた私は、刈り取った菜の花の束をブルーシートにはさんで踏み、種を房から出す作業や、ふるいで種と房を分ける作業を行いました。恥ずかしながら種取り作業を行ったのは初めてでしたが、一つの房からこんなにも種が採れるのかという驚きと、最終的に40キログラムもの種を収穫することができたという達成感を得ることができました。
　また、自然に枯れて房がカラカラになったものからのほうが、良い種が採れるという豆知識も体験によって知ることができました。

　　　　
　当日はたいへん天候が良く、帽子を持っていなかった私は、汗がほおをつたうほどでした。このような状況で作業をしていたとき、ある女性が「暑いでしょう」と、そっと帽子を貸してくださいました。このやさしさがとてもうれしく、心が温かくなり、やる気にもつながりました。
　ボランティアの方々一人ひとりが、主体的に作業を行った成果でしょうか。予定時間よりもはるかに早く種取り作業が終了しました。
　作業終了後には、市長・副市長からパンなどの差し入れもあり、作業を終えてペコペコのお腹にしみました。
　作業としては重労働でしたが、楽しい一日を過ごすことができました。次回の種採取時には、今回よりもより多くの方々に参加していただけたらうれしいです。

平成19年5月1日　記：ボランティア推進室職員　F