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第23話 「大正琴サークル『ひばり会』のボランティア活動を取材しました」

ページID:0000286 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 今回は、4月26日(日曜日)に野寺上集会所で一人暮らしのお年寄りを招いて行われた、会食ふれあい事業で大正琴を演奏する「ひばり会」を取材しました。
 演奏した曲は、依頼主の希望や、季節感のある曲、幅広い年齢層に伝わる童謡など、馴染み深い曲を中心に演奏しますが、ビートルズの「Yesterday」など、大正琴では演奏するイメージがあまりない曲にもチャレンジしているそうです。
 大正琴は和音が出ないので、その分伴奏やメロディなどを分担し、音のハーモニーを生み出します。
 今回聞いた曲も、大正琴ならではの柔らかい音色が奏でられ、楽器によって曲の印象も変わってくるのだと感じました。
 「こいのぼり」や「青い山脈」などを演奏しているときには、聞いていた方々も一緒に歌を口ずさんだりしていました。また、「花」を演奏しているときには、うっすらと涙を浮かべられる方も見受けられました。
 曲の合間で曲の説明をしたり、聞き手の方々に気軽に話しかける代表の杉山さん。そんな小さな心配りで、聞き手の方々もリラックスし、楽しそうに聞いている様子が伝わってきました。

会食ふれあい事業の様子
    会食ふれあい事業の様子

演奏の様子
           演奏の様子

 杉山さんも、「自分の好きなことを仲間と一緒にボランティアとしてやって、喜んでいただけたり、感動してくださる人たちに会えることは、ボランティア冥利につきます。」と笑顔で語ってくれました。
 メンバーの方々も、「喜んでいただけると張り合いがあります。また、一緒に歌ったりと、楽しみながら演奏することで、私たちの練習にもなります。」とやりがいを語ってくれました。
 今回取材させていただいた会食ふれあい事業も、社会福祉協議会の野寺支部ボランティアの方々が中心となって定期的に行われているものです。ボランティアの方々がいくつも繋がり合い、協力することで多くの方々と共に楽しいひと時を過ごすことができるのだとわかり、温かい気持ちになりました。
 活動を始めて14年程となる「ひばり会」のメンバーは、現在7名で、第1・3木曜日に栗原公民館で練習しています。老人ホームなどでの定期的な演奏のほか、生涯学習ボランティアバンクにも登録しており、依頼を受けての演奏も行っています。メンバーも随時募集していますので、興味をお持ちの方は、お気軽にコミュニティ推進課ボランティア・地域活動支援室までお問い合わせください。

平成21年5月14日 記:ボランティア・地域活動支援室