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第27話 「朗読グループ『花だいこん』を取材しました」

ページID:0000290 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 花だいこんは、現在17名で活動しており、平成19年に結成30周年を迎えました。
 花だいこんは、視覚障がい者の方々のために、主に広報にいざや社協だよりを始め、依頼のあった本などを音訳し、テープに録音をしていく活動をしています。この音訳作業のほかに、月1回の勉強会や年2回の埼玉県朗読ボランティアネットワークへの参加、年1回行われるテープ利用者との交流会などを通して、どうしたら聞き取りやすく読めるか、といった課題を考える機会を設けたり、機械の使い方の勉強をするなど、常に精進し続けている、熱心なグループです。
 音訳する人、録音する人、確認する人など、チームワークが必要なボランティア活動ですが、和やかで家庭的な雰囲気、そしてメンバーが一生懸命だから、互いに支え合い、高め合いながら、活動を続けられると皆さんおっしゃっていました。

録音作業の様子
録音作業の様子

 テープ利用者との交流会では、「利用者の方がテープの声を覚えていてくださり、手を握りながら、『市の情報がわかってうれしい。』と言って喜んでもらえることが、私たち自身もうれしく、やりがいでもあります。」と笑顔で答えてくださったメンバーの地口さん、長沼さん、代表の成田さん。
 今までは、テープに録音していましたが、時代とともに、デジタル化が進み、最近は、録音容量が大きく、頭出しもしやすいCDに録音する「DAISY(デイジー)図書」にも取り組んでいます。
 「市役所や図書館、社会福祉協議会に市広報などを音訳したテープを置いているが、もっとテープやCDの利用者が増えてくれるとうれしい。私たちも、よりわかりやすく、聞きとりやすく伝えていきたい。」と今後の意気込みを語ってくださった成田さん。
 花だいこんは、知識・経験を問わず、随時メンバーを募集しています。特に機械に強い方の加入をお待ちしております。興味をお持ちの方は、コミュニティ推進課ボランティア・地域活動支援室までお問い合わせください。

平成21年12月10日 記:ボランティア・地域活動支援室