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夏休み真っ只中の8月、たくさんの子どもたちで賑わう本多の児童センターで活動する「児童センター応援団」の松森さんを取材しました。
この日は、松森さんの提案で、子どもたちが作った画用紙の魚と磁石の付いた釣り竿を使った手づくり魚釣りが行われていました。
子どもの目線で優しく語りかける松森さんに、自然と子どもたちが寄ってくる様子が印象的でした。
我が子の手が掛らなくなった頃、以前から興味を持っていた心理学系を学び始めた松森さんは、学んだ事を生かせる場所はないかと探していたところ、今年の3月に立教大学で開催された地域デビューセミナーに参加し、児童センター応援団の存在を知りました。
「最近、児童虐待のニュースや記事をよく目にする。このような事になる前に、児童センターに来て、少しでも子育て中の方の負担を軽くできたらと思い、活動を始めた。また、子どもたちからエネルギーをもらいつつ、活躍の場があるということがうれしい。」と熱意に満ちた表情で語ってくれました。
活動の様子
手づくり魚釣りの様子
さらに、「親と子だけでは、子どもが学べることも限られてくる。児童センターのような子ども同士がふれ合える空間があれば、子ども同士で成長し合えることもたくさんある。」と教えてくれました。
「児童センター応援団」は、現在個人、団体合せて12組が活動しています。活動内容は、子どもたちの見守りや各種講師、縫物などバラエティに富んでいます。また、活動時間は特に決まっておらず、空いている時間に各々児童センターに集まり、活動しています。
「児童センター応援団」は、随時メンバーを募集しています。メンバーになるための資格や経験などは、特に必要ありません。また、10月に児童センター応援団の説明会を開催します。興味をお持ちの方は、児童センター(電話番号:048-479-8822)までお問い合わせください。
平成22年8月26日 記:ボランティア・地域活動支援室