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第37話 「『Y'sデザイン』を取材しました」

ページID:0000300 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 今回は、平成15年4月から市役所庁舎をはじめ、公民館や集会所等の市内の公共施設を1棟ずつ自分たちの足で回り、障がい者用トイレの設置状況等を調査し、これらを一つの地図として取りまとめ、わかりやすく表示した「にいざバリアフリーマップ」を作成しているY'sデザインを取材しました。
 「Y'sデザイン」という名称だけでは、一見どんな活動をしている団体なのだろうと思いますが、メンバーの皆さんに名称の由来を伺ったところ、「わいわい議論しよう」、「ユニバーサルデザイン」を目指そうという意気込みから、名付けたそうで、思わずなるほどと頷いてしまいました。
 「様々な年代や経歴を持つ方と関わり、互いに刺激を受けることができること、そしてバリアフリーマップを完成させ、達成感を味わうことができたことが現在まで活動を続けて来られた理由。」と楽しそうに話すメンバーの長根さん。
 また、「活動に参加するまでは新座にあまり関心がなかったが、自分が活動に携わることで新座に興味が持てるようになった。」と活動を通しての気持ちの変化を教えてくださったメンバーの菊谷さん。
 お話を伺ううちに、パソコンが得意な方、新座の地理に詳しい方、建築物に詳しい方、車の運転ができる方など、メンバーの皆さんは互いの強みを活かして活動しているのだとわかり、1つひとつの歯車がかみ合って動く時計のようなイメージが浮かびました。

メンバーの皆さん

メンバーの皆さん

バリアフリーマップ(左)と作成中の冊子原案(右)

バリアフリーマップ(左)と作成中の冊子原案(右)

 現在はこのバリアフリーマップを基に、さらに見やすく詳細がわかるよう、冊子の作成を行っています。地図も冊子も手にしてくれる人のことを考えて、試行錯誤を繰り返しているそうです。作成中のこの冊子も、立て開きから読みやすさを考慮し一般的な本と同じ横開きに修正したそうです。
 「今後は、他団体とも交流や協力する機会を増やし、活動の幅を広げていきたい。」と目標を語ってくれた代表の山田さん。
 Y'sデザインは、随時メンバーを募集しています。興味をお持ちの方は、コミュニティ推進課ボランティア・地域活動支援室まで問合せください。

平成23年8月22日 記:ボランティア・地域活動支援室