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第4話 「障がい者支援ボランティアグループ『てんとう虫』を取材しました」

ページID:0000267 更新日:2012年11月1日更新 印刷ページ表示

 福祉の里で活動している「てんとう虫」は、文字の錬金術師として本や参考書など、文章の点訳を中心に活躍しています。また、全盲の方や弱視の方による点字作成の補助や点字読みの指導及び小学校などでの講習会の開催など、わきあいあいと活動を行っています。
 点訳した本が「読みやすかったよ」と言ってもらえると、「もっとわかりやすく、そしてもっと喜んでもらいたい」という気持ちが湧いて、やる気につながると代表の竹藤さん。(左写真の右)
 「目の見えない方が文字を言葉のように感じられるよう、点字を読む人の気持ちになって点訳することが大切」とおっしゃる竹藤さんの笑顔が印象的でした。
 点訳は、まず漢字などを全て話し言葉のひらがなに直す「分かち書き」という作業を行います。この作業が一番頭を悩ませるものであり、訳し手の腕の見せ所でもあります。読む人のために間違いはないかと何度も読み合わせをする皆さんの姿は真剣でした。
 「てんとう虫」は、発足して10年ほどになるボランティアグループであり、福祉の里で開講された点字講座を一年間受講・終了した一期生と二期生の方々が、「得た知識や技術を使わずにこのまま終わるのはもったいない」と自主的に集まった仲間たちによって、活動がスタートしました。
 「てんとう虫」では、新たに点字に訳してほしい本や文章の依頼を受け付けていますので、お気軽にお問合せください。

「てんとう虫」の写真(1)「てんとう虫」の写真(2)

平成19年8月28日 記:ボランティア推進室 F