ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

第42話 「『新座SL同好会』を取材しました」

ページID:0025344 更新日:2014年5月13日更新 印刷ページ表示

 今回は、"すぐそこ新座"春まつりや産業フェスティバルでミニSLを走らせ、子どもたちの人気を博している「新座SL同好会」を取材しました。
 「新座SL同好会」は、ミニSLの製作者でもあり、同会の名誉会長を務める関廣さんが、所属する新座ライオンズクラブの協力を得て行っていたミニSLの運行を、今後も長く続けていきたいとの思いから4年前に発足した会です。
 現在運行している2台のミニSLは、SLの機関士見習いとして旧国鉄に勤務していた経験を持つ関さんが、一つひとつの部品から手作りし、それぞれ7年もの歳月をかけて作り上げたそうです。
 こうして作られたミニSLを会員が毎月第3日曜日に集まってメンテナンスを行い、実際に走らせて運転の練習をしています。
 今年の4月に行われた春まつりでは2日間で約2千人もの人が乗車し、多くの子どもたちの笑顔を乗せ、事故なく力強く走りました。
 現在「新座SL同好会」には10名が在籍しており、高校生から仕事を引退された方まで幅広い年代の方が活動に参加しています。

左からC57形式105と関さん、渋谷さん
 左からC57形式105と関さん、渋谷さん

春まつりの活動の様子
      春まつりでの活動の様子

 また、SLが好きで、整備や運転をしたくて入会したというメンバーのほかにも、イベントが好きなメンバーやものづくりが好きなメンバーなど思いも様々で、会長の渋谷弘さんも、SLではなく、ものづくりに興味があり入会した一人でしたが、「多くの人に楽しんでもらったイベントの後の達成感がやりがいにつながっている。」と話してくれました。イベント時の写真も見せていただきましたが、子どもたちの笑顔と子どもを取り巻く大人たちの生き生きとした笑顔がとても印象的でした。
 最近では、市外のイベントからも誘いがあるそうで「喜んでもらえるのならいろいろな所へ行ってみたいが、今はまだそれに応える余裕がないのが残念。」と関さん。
 今後は、そうした市外での活動に加え、新たにミニ新幹線の製作も考えているそうで、仲間をもっと増やしていきたいと、笑顔で新たな目標に向けた意欲を語ってくれました。
 「新座SL同好会」は、随時メンバーを募集しています。興味のある方は、生涯学習課(内線1831)まで問合せください。

                                  平成24年6月11日 記:ボランティア・地域活動支援室