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今回は、第44回「シラコバト賞」の個人部門で優秀賞を受賞されました「食生活改善推進員協議会」の矢島君子会長を取材しました。
この団体は、「私達の健康は私達の手で」というスローガンを掲げ、健康づくりのための世話役、案内役として、元気で活力のある健康なまちづくりの担い手となっているボランティア団体です。
現在、会員は55名程で、年10回の定例会をはじめ、講座や福祉フェスティバル、健康まつりへの参加など、精力的に活動しています。
今回取材を受けてくださった矢島さんは、21年前に入会し、平成19年より会長を務めています。長く続けられる秘訣は、「食べることはいいこと、この活動を続けていると自分の健康にもつながる」、「講座に参加した方が喜んでくれるのがとても嬉しい」と笑顔で話してくださいました。
月に1、2回のペースで開催する講座は、女性だけでなく、男性や、子どもを対象にしたものなど様々で、毎回好評を得ています。
取材当日は、「メタボ予防料理教室」が行われており、参加者の中には男性の姿も見え、和気合い合いの中、今回のメニューである「野菜いっぱいのファイバードライカレー」を作っていました。こうしたアットホームな雰囲気を作るため、メンバーが一つのテーブルに1人ずつつき、丁寧且つ、参加者が手持ち無沙汰にならないように配慮しているそうです。
また、会員は事前に料理の試作をして、より身近な食材で作れるように検討を重ねるとともに、講座の際に、参加者が日常ですぐに役立てられるよう、材料や作り方のアレンジ等についてアドバイスをしているそうです。
リピーターの参加者も多く、「もっと講座の回数を増やしてほしい」という声も寄せられており、矢島さんは「幅広い年代の会員を増やして、活動をもっと広げていきたい」とこれからの抱負を語ってくださいました。
この「食生活改善推進員」は、資格などは特に必要ありません。興味のある方は、保健センター(048-481-2211)まで問合せください。
平成24年10月12日 記:ボランティア・地域活動支援室