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第47話 「新座手話サークル/新座市聴覚障害者の会」を取材しました

ページID:0018198 更新日:2013年3月14日更新 印刷ページ表示

 今回は、新座市社会福祉協議会の登録ボランティアグループで、創設から30年以上の歴史を持つ「新座手話サークル」と、聴覚障がい者で組織し、自らの生活環境の改善や、障害に対する理解・啓発等に努める「新座市聴覚障害者の会」の活動を取材しました。

 この2つの団体は、互いに支え合い、学び合いながら活動を共にしている団体で、取材した日も、公民館まつりに向けて着々と準備をされていました。ちなみに、この公民館まつりでの収益金は、毎年、県内のろうあ者の老人ホームなどに寄附をされているとのことです。
 主な活動日は毎週火、木曜日で、主に野火止公民館を会場とし、手話の学習を中心に、相互交流や親睦を深める活動をしています。
 このほか、福祉フェスティバルやボランティアまつりなどのイベントに参加するとともに、福祉の里で行われている手話講座の運営協力や、市内の小・中・高校の依頼を受け、手話教室なども行っています。この教室では、聴覚障害者の会の方々が講師を務め、聴覚障害が外見から判断できない障害のため、ちょっとした近所づきあいに苦労することや、周りから誤解を招きやすいことを、自身の体験を通じて子どもたちに伝え、少しでも多くの子どもたちに聴覚障害というものを理解してもらいたいという思いで行われているそうです。座談会の様子

 手話は、話し言葉と同じように、年代や性別、出身地によっても表現に違いがあり、習得するのは大変難しいそうです。一方で、声に出して伝えられないぶん、感情を表情で伝えるため、とても表現豊かなコミュニケーション方法もあります。

 「手話とは『見る言葉』。奥深くてとても魅力的でおもしろいもの。」とサークル副代表の室井さん。「手話に興味のある方は気軽に見学に来て欲しい。私たちの活動は聴覚障がい者の方をサポートするというより、逆に教わることの方が多い。皆さんとの交流できっと自分の視野が広がるはず。」と熱意のこもった素敵な笑顔で話して下さいました。

「新座手話サークル」「新座市聴覚障害者の会」では、資格などは特に必要ありません。興味のある方は、コミュニティ推進課まで問合せください(048-477-1583)。

                                    平成25年4月9日 記:ボランティア・地域活動支援室