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第50話 「運転ボランティアグループ」の活動をご紹介します

ページID:0034780 更新日:2013年11月1日更新 印刷ページ表示

 皆さんは、「運転ボランティアグループ」という団体を御存じでしょうか。新座市社会福祉協議会が所有する福祉車両を運転して、日常的に車いすを使用している方の外出支援を行っているボランティア団体です。

 この団体は新座市社会福祉協議会の登録団体で、70代を中心とした男性8名のメンバーで活動しています。年間200回程度の依頼があり、利用者の自宅から市内の病院や公共施設など、時には所沢や川越まで運転することもあるそうです。利用者の用事が終わるまでの間、近くの公園を散策したり、車内で読書したり、各自がボランティアを楽しみながら活動しているそうです。

取材に協力いただいたお二人  福祉車両の車内の様子 操作方法を説明いただきました

 活動を始められたきっかけは、「車が好きだったから。それに活動するときはグループではなく、ひとりで活動するから気軽に始めることが出来ました。」と会長である梅澤さん。活動を始められてから8年、「やっぱりありがとうという言葉が何よりも嬉しいです。」と素敵な笑顔で長続きの秘訣を教えていただきました。
 「はじめはコミュニケーションの取り方など戸惑うことも多かったが、だんだんと利用者の方と信頼関係を築けたことが嬉しいです。」とメンバーの皆川さん。メンバー全員が車に関わる職業をされていたわけではなく、特殊な運転技術も必要ありません。福祉車両の操作方法も丁寧に教えてもらえるので安心。年1回、自動車教習所で安全運転講習会も実施しています。介助者が付き添うためボランティアが身体介助等を行うことはありませんが、メンバーの中には、安心して利用していただくため、独自にヘルパー講習を受けに行ったり、事前に道の下調べをしたりなど、温かな心遣いを感じることができました。

 「もっとたくさんの方に知ってほしいし、利用していただいたり、参加していただけたら嬉しい。」と梅澤さん。車が好きな方、何かボランティアをしてみたいけど何から始めれば良いかわからない方、ぜひ一度見学にいらしてください。また随時依頼も受け付けています。お問い合わせは新座市社会福祉協議会(048-480-5705)まで。

平成25年10月16日 記:ボランティア・地域活動支援室