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第55話 「雑木の会」の活動をご紹介します

ページID:0034787 更新日:2014年9月30日更新 印刷ページ表示
   

 今回は社会福祉協議会のボランティア登録団体でもあり、市内緑地の維持管理活動を行っている「雑木の会」を取材しました。

 平成13年1月に植物が大好きなメンバーが集まり、活動がスタート。会の活動にひかれ新たに加わった参加者もあり、現在19人で活動しています。主に、毎月第2、第4木曜日の月2回、本多緑地と畑中緑地の下草刈など、維持管理と植物観察を行っており、取材した当日も、少し雨が降っていましたが、みなさん楽しそうに活動していました。

 「みんな、植物や体を動かすことが好きな方ばかり」と代表の谷合さん。メンバーの中には市外の植物公園ガイドボランティアに参加している方や森林インストラクターの資格を取得している方など、花や草木に詳しい方も多く、私たちにも草木の説明を笑顔で楽しそうに話してくれました。

活動の様子
活動の様子

 約1.3ヘクタールほどの広大な土地の保全活動は大変ではないかと伺うと「大変だけど、みんなで工夫し、お互いに知識を共有しながら、勉強を重ねることができるから楽しい」とのこと。

 下草刈りを始めた当初とは生えている草木も変わって来ており、手入れをしながら新たらしい発見がたくさんあるそうです。また、草いちごを刈らずに残し、実がなったら、みんなでジャムをつくる計画も楽しみのひとつ。「遊び半分、残りは勉強と社会貢献が4分の1ずつ」とやりがいを話してくれたのはメンバーの島田さん。

 「むやみやたらに草を刈るのではなく、みんなで相談しながら作業をしている。絶滅危惧種も多い緑地でたくさんの発見があり毎回の活動がたのしみ」とみなさんの素敵な笑顔を見ることが出来ました。

 「活動が評価され、助成金などにつながったり、地域の方に喜ばれるのは嬉しい」と力強い言葉。

 現在は、小学校の学校教育林を使い、子どもたちに自然体験をしてもらう「森の子くらぶ」の運営を行うなど、活動の幅を広げられており、一人ひとりが活き活きと活動されている姿が印象に残っています。

 「雑木の会」は、随時仲間を募集しています。興味をお持ちの方は、コミュニティ推進課まで問い合せください。

活動の様子
活動の様子