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第58話 十二の会の活動をご紹介します

ページID:0034771 更新日:2015年4月28日更新 印刷ページ表示

 今回は社会福祉協議会のボランティア登録団体でもあり、福祉施設や公民館等で、絵本の読み語りや紙芝居の活動を行っている「十二の会」を取材しました。

 平成21年度市民総合大学文学部子どもの読書応援学科修了生の有志でグループを立ち上げ、現在女性10名で活動しています。

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活動の様子

 名前の「十二の会」の由来は、12名で始めたこと、市民大学修了日が12月12日だったこと、ご自由に(じゆうに)やりましょうを掛けて名付けたそうです。
 定期的な活動としては、勉強会が月2回、子育て支援センターあすなろでの活動が月2回、中央公民館及び高齢者施設での活動が月1回ずつ、その他不定期で活動を行っています。

 活動内容などを伺うと、「読み語りが主ですが、その中に素話(すばなし)、手あそび、パネルシアター、腹話術なども取り入れて演じています。自分たちに関係している講座には積極的に参加し、ボランティアであっても、手を抜くことはしたくないので、日々努力を重ねてレベルアップを目指しています。 読み語りで気を付けている点は、対象者や季節によってによって絵本を選び、絵がはっきりとしていて、遠くからでも見えるものを選んでいます。子どもさんには、内容が分かりやすいものを選び、自分たちが物語の中に入り込んで、楽しみながらお話をしています。」とのこと。
 また、「乳幼児対象の読み語りでは、キラキラ輝く宝石のような瞳に見つめられるだけで、とても幸せな気持ちになります。小さい時に覚えたことは、人が成長していくのにとても重要で、その人の身体・心になっていく、そんな気持ちを持ちながら心を込めて語ります。」とやりがいを話してくださり、みなさんの素敵な笑顔の合間に、真剣な表情を見ることが出来ました。

 「ボランティアは楽しいものです。自分が楽しくないと相手も楽しくありません。たとえ、お客様が一人であっても、また大勢であっても感謝の気持ちで皆様の前に立たせていただいています。今後も、私たちの元気が続く限り『喜び』と『楽しみ』を心に活動をしていきたいと思います。」と代表の渡辺さんや会員のみなさんは語っていました。

 「十二の会」に興味をお持ちの方は、新座市社会福祉協議会ボランティアセンター(048-480-5705)までお問い合せください。資格:市民総合大学子どもの読書応援学科修了生

十二の会2
活動の様子