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第60話 コーラス虹の活動をご紹介します

ページID:0038803 更新日:2015年9月3日更新 印刷ページ表示
 今回は、介護福祉施設でコーラスの活動を行っている『コーラス虹』を取材しました。
 平成19年に、会員のお知り合いで介護福祉施設に入所されている方の「歌を歌いたい」という一言から、既に活動していたコーラスのグループなどに声を掛けて会を立ち上げ、現在男女33名で活動しています。

コーラス虹1
 活動の様子

 定期的な活動として、毎月3か所の介護福祉施設でコーラスを行っています。
 「とても歌が好きで、楽しく歌わせていただいています。参加者の方も笑顔で歌ってくださり、お互いに共感し感動できます。」と会員の皆さんは語っていました。

 コーラスで気を付けている点などを伺うと、「皆さんの良く知っている童謡や唱歌などを演奏し、音楽に合わせて歌を歌えるように選曲しています。ただ、『ぞうさん』など子ども向けの童謡や、入所者の方を子ども扱いするような歌は避けたり、伴奏では曲の出だしを聞いただけで歌が分かるようにメロディーを演奏するなど、皆で楽しめるように気を付けています。懐かしい歌を歌うと、戦時中を思い出したり、自分の幼き日の母親を思い出したり、夫婦で力を合わせ困難を乗り越えてきた日々の思い出に浸ったりと、皆で泣いたり笑ったりして心が元気いっぱいになります。」とのことでした。

 活動を取材した介護老人福祉施設では、会員の方も入所者の方も、皆さん楽しそうに歌っていました。1時間で16曲を合唱し、入所者の方もマイクを片手に素敵な歌声を披露され、歌い終わった後には涙ぐまれるなど、皆さんの心の琴線に触れる歌の会でした。

 「活動日には、その日できる人が参加するというスタイルで、無理をせずに活動しています。細く永くずっと続けて、毎月楽しみに待っておられる入所者さんたちと、一緒に歌を歌い続けていきたいです。歌の上手・下手に関わらず、興味のある方は是非一緒に活動しましょう。」と話してくださり、会員の皆さんの素敵な笑顔を見ることができました。
 コーラスでは、会員の方それぞれが入所者の方に寄り添い、語りかけるように、心を込めて歌われている姿が印象に残っています。

 『コーラス虹』に興味をお持ちの方は、コミュニティ推進課までお問い合せください。

コーラス虹2
 活動の様子