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第62話 新座市公園トイレクリーンキーパーの活動をご紹介します

ページID:0041888 更新日:2015年12月28日更新 印刷ページ表示

 今回は、公園内にあるトイレを、きれいに安心して使用できるように清掃活動を行っている『新座市公園トイレクリーンキーパー』を取材しました。お話を伺ったのは、平成26年3月から活動を行っているメンバーの方です。

 活動を始められたきっかけについて伺うと、「活動当初は大学生だったため、長期休暇の間に時間があり、外出のきっかけになるかと思い応募しました。東北地方の災害ボランティアなどもしていたので、地元で何かするのもよいかと思いました。」とのことでした。

 また、活動をする上で大変なことなどを伺うと、「掃除自体は30分もあれば終わる内容なので簡単ですが、いつ行っても公園内にゴミが落ちているのは辟易とさせられます。また、活動をするに当たっては、お子さんが多くいる中での作業になるので、ぶつかったりしてしまわないように気を付けています。」とのことで、トイレだけではなく、活動を通して公園全体の様子を気にかけてくださっていることが感じられました。

 トイレ掃除は必ずしも誰もがやりたいと思えるような活動ではありません。では、なぜこのような決して楽ではない活動を長く続けることができるのでしょうか。その理由について伺うと、「あくまでボランティアなので、自分で決めたことくらいはやり通そうという矜持と自尊心に支えられている部分はあると思います。また、トイレは掃除した分だけきれいになるのが目に見えてわかりやすいので、達成感が得やすいというのも理由の一つかもしれません。」とのことでした。

 最後に、皆さんへ伝えたいことを伺うと、「ボランティアと聞いてためらう方もいらっしゃるかもしれませんが、始めるきっかけはどんなことでもいいと思います。時間があるから、休日を有意義なものにしたいからなど、理由は誰も気にしません。報酬が出るわけではありませんし、特別感謝されるわけでもありませんが、必要とされていることは確かです。」と話してくださいました。

 今後も無理のない範囲でこの活動を続けていく予定とのことです。

 このような活動をしてくださっている方々のおかげで、公園内のトイレがきれいに保たれ、公園に来た人が気持ちよく使うことができるのだということを改めて感じることができました。

 『新座市公園トイレクリーンキーパー』に興味をお持ちの方は、みどりと公園課公園係(内線1534)までお問い合せください。