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平成20年4月に、公民館の地域介護講座を受講した方々が集まり、活動がスタート。高齢者にとって安心なご近所づくりを目指して、地域サロンや介護予防の実践活動を行っており、現在、男女11名で活動しています。
定期的な活動として、野火止四丁目集会所で、高齢者のための地域サロン「すいれんの会」を毎月第2木曜日に開催しているほか、別の会場では主に小物作りを行う地域サロンを開催しています。また、市内の大学や高齢者相談センターとも連携し、健康相談なども行っています。
活動の様子
メンバーの方にお話しを伺うと、「ご近所に住んでいてもお互いを知らなかった人達が、地域サロンに参加することによって顔見知りになり、街なかで会って挨拶が出来るようになったり、集まっておしゃべりしたり、ご近所の交流が深まっています。また、軽い体操やミニゲーム、お料理、小物づくりやおしゃべりなど、楽しい活動が脳と身体の活性化につながり、健康寿命を延ばすことにもつながれば良いと思っています。」と会員の皆さんは語っていました。
地域サロン活動で気を付けている点などを伺うと、「実施する内容は参加者の興味や気持ちを良く理解して試行錯誤で決まっていきます。押しつけだったり、興味なければ次回から来なくなってしまうし、興味があれば同じ興味を持つ人も呼び込んでくれます。スタッフは、一緒に楽しみながら参加者が楽しく感じているかを常に気に掛け、気付いた点を会議で話し合っています。また、興味を持ち続けてもらうために、同じ内容を毎回行うのではなく常に新しいアイデアを考えているので、何かをしている時でもつい考えてしまいます。」とのことでした。
皆さんへ伝えたいことを伺うと、「多くの人達が参加できるように、こうした場所が増えて欲しいと願っています。そして、それぞれの活動が点ではなく線や面へと広がり、地域のコミュニティが形成されれば良いなと考えています。また、サロン活動以外にもウォーキングや健康体操なども実施しています。もっと新しい仲間が入ってきて欲しいと思っていますので声をかけてください。」と話してくださいました。
『地域介護ネット“えがお”』の活動に興味をお持ちの方は、社会福祉協議会ボランティアセンター(048-480-5705)までお問合せください。
活動の様子