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HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種について

ページID:0130736 更新日:2024年7月1日更新 印刷ページ表示

HPV(子宮頸がん予防)ワクチン接種

 【お詫びと訂正】
 6月末から7月初旬に中学1年生のお子様・保護者様宛に送付した、HPVワクチン接種に関する通知について、通知内の記載に一部誤りがありました。内容については次のとおりです。ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げるとともに、ここに訂正させていただきます。

 該当の文書:「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)について」の裏面
 誤り部分 :委託医療機関一覧の「実施ワクチン名」
       (正)シルガード   (誤)シングリックス


 子宮頸がん予防ワクチンの予防接種は、平成25年度から定期予防接種となりましたが、一時的に接種の勧奨を差し控えていました。
 令和3年11月26日に接種勧奨を再開するよう国から指示がありました。

  • この予防接種は、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぎ、子宮頸がん等のHPVによる疾病の発生を予防することを目的としています。
  • なお、ヒトパピローマウイルス感染症のワクチンは「筋肉内接種」で、他のワクチン接種での一般的な「皮下注射」とは方法が違います。
  • ワクチン接種当日は激しい運動は避け、接種部位を清潔に保ち、また、接種後の体調管理をしっかり行い、接種部位の異常反応や体調の変化、さらに、高熱、けいれん等の異常な症状が出た場合には、速やかに医師の診察を受けてください。
  • 接種については、有効性と接種後に起こる副反応のリスク等を十分に理解した上で判断してください。
    HPVワクチンに係る詳細な情報は、以下の厚生労働省のホームページやリーフレット等でもご覧いただけます。

 〇厚生労働省ホームページ
  ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~​
  ​HPVワクチンに関するQ&A

 〇リーフレット
  小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版) (別ウィンドウ・PDFファイル・2.77MB)
  小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版) (別ウィンドウ・PDFファイル・3.7MB)
  平成9年度生まれ~平成19年度生まれまでの女性へ 大切なお知らせ(別ウィンドウ・PDFファイル・1.94MB)
  HPVワクチンの接種に当たって(医療従事者の方へ) (別ウィンドウ・PDFファイル・1.7MB)
  HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(別ウィンドウ・PDFファイル・1,298KB)

 

対象者

 接種日現在、本市に住民登録のある小学6年生から高校1年生に相当する女子 

接種方法

 市の委託医療機関へ直接お問合せください。

   新座市の予診票、接種の記録がわかるもの(母子手帳など)、新座市の住所の確認ができるもの(保険証など)を揃えて委託医療機関へ持参してください。

 委託医療機関一覧 (別ウィンドウ・PDFファイル・66KB)

接種費用

 接種対象期間での接種は無料です。
 ※キャッチアップ接種対象者(平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性)は令和7年3月31日まで無料。

 ※平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性で、キャッチアップ接種開始以前に自費でHPVワクチン接種を受けた方は、市で接種費用を助成できる場合があります。詳しくはこちらのページをご覧ください。

接種回数及び接種間隔

2回または3回

 ワクチンの種類により接種回数などが異なりますので、医療機関の医師と相談のうえ接種するワクチンを決めてください。
 これまでに、サーバリックスまたはガーダシルを1回または2回接種した場合は、原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めします。ただし、医師と相談のうえ、残りの接種をシルガードで完了することも可能です。(注1)この場合にも公費で接種することができます。
 なお、サーバリックスとガーダシルを混合して接種することはできませんので、1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを2回目・3回目も接種してください。2回目以降に1回目と異なるワクチンを接種した場合は、2回目以降は助成の対象とはなりません。(注2)
  (注1) サーバリックスまたはガーダシルを接種したあとにシルガードを接種することに対する効果やリスクについての科学的知見は限定されています。
 (注2) ワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性、有効性のデータがないため、別のワクチンを接種することはできませんので注意してください。

※ 3回の接種を全て無料で完了するには、高校1年生に相当する年度の9月30日までに初回接種を受けることをお勧めします。(接種完了まで原則6か月かかります。高校2年生に相当する年度以降はスケジュールの途中でも有料になります。ただし、平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性は令和7年3月末日まで不足分を実施できます。)

シルガード(令和5年4月1日から無料で接種ができます)

 発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の中でも子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。他にも、尖(せん)圭(けい)コンジローマ(直径1ミリから3ミリメートル前後の良性のイボが性器や肛門の周りにできる病気)の原因となる6型、11型に対しても感染予防効果があります。
​ ※やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種を行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種を受けることができます。また、1年以内に3回の接種を終了することが望ましいとされています。

接種回数と間隔

・2回(1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合)

1回目と2回目を6か月間隔をあけて接種します。

※1回目と2回目の接種は、通常5か月以上間隔をあけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

・3回(1回目の接種を15歳になってから受ける場合)

1回目と2回目を2か月間隔をあけて接種します。

3回目の接種は1回目の接種から6か月間隔をあけて接種します。

 サーバリックス

 発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の中でも特に子宮頸がんの原因として最も多いHPV16型と18型の感染を防ぐ2価ワクチンです。
 ※やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて3回目の接種を受けることができます。

接種回数と間隔

・3回

1回目と2回目を1か月間隔をあけて接種します。

3回目の接種は1回目の接種から6か月間隔をあけて接種します。

ガーダシル

 発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の中でも特に子宮頸がんの原因として最も多いHPV16型と18型及び尖(せん)圭(けい)コンジローマ(直径1ミリから3ミリメートル前後の良性のイボが性器や肛門の周りにできる病気)の原因となる6型、11型の感染を防ぐ4価ワクチンです。
 ※やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種を行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種を受けることができます。また、1年以内に3回の接種を終了することが望ましいとされています。

接種回数と間隔

・3回

1回目と2回目を2か月間隔をあけて接種します。

3回目の接種は1回目の接種から6か月間隔をあけて接種します。

子宮頸がんとワクチン接種とがん検診について

 子宮頸がんは、性交渉を通じたヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が主な原因とされています。性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。HPVに感染してもほとんどの場合、ウイルスは自然に排除されてしまいますが、ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部のケースで数年から数十年間かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。
 ワクチン接種により、子宮頸がんの約70パーセントは予防できるといわれています。また、性交渉前にワクチン接種をすることにより、その発症をより効果的に予防できるため、日本では中学1年生頃の接種が最も推奨されています。

 そして、子宮頸がんの予防策として、ワクチン接種と併せて推奨されているのが、「子宮頸がん検診」です。
​ HPVワクチンでは、子宮頸がんを起こしやすい種類のHPVの感染を防ぐことができますが、HPVワクチンで防ぐことができない種類のHPVもあります。そのため、HPVワクチンを接種した方も、していない方も、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を定期的に受けることが、がんの早期発見には重要です。
 市では、新座市に住民登録がある20歳以上の方に対し、2年に1回(対象年度は誕生月が偶数月か奇数月かで異なります)無料で受けられる子宮頸がん検診を実施しています。詳しくは、以下のページをご確認ください。
 がん検診について

HPVワクチンの接種に関する相談先

接種後、健康に異常があるとき

 まずは、接種した医師、かかりつけ医にご相談ください。
 また、各都道府県ごとに接種後の相談先として、協力医療機関が選定されています。

埼玉県の協力医療機関
医療機関名 窓口診療科 連絡先
自治医科大学付属さいたま医療センター 産婦人科 048-488ー2788(外来予約受付)
埼玉医科大学病院 総合診療内科 049-276-1121(医療部)
※ 接種医からの紹介制

 詳細は、厚生労働省ホームページをご覧ください。

不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき

 各都道府県において、衛生部局と教育部局の1か所ずつに相談窓口を設けています。

埼玉県の相談窓口
部局名 窓口名 連絡先
衛生部局 保健医療部感染症対策課 048-830-7330
教育部局 教育局県立学校部保健体育課 048-830-6969

 全国の相談先はこちらのページ(厚生労働省)をご覧ください。

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談

感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)

 厚生労働省において、HPVワクチンを含む、予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についての相談ができる「感染症・予防接種相談窓口」を設置しています。

 【感染症・予防接種相談窓口】
 電話番号:03-5656-8246
 受付時間:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始を除く)

埼玉県産婦人科医会

 埼玉県産婦人科医会では、HPVワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問について、オンライン相談窓口を開設しています。
 (接種後の体調の変化など症状のある方は接種医、またはかかりつけ医にご相談ください。)

 対象:埼玉県在住のかた
 費用:無料(1回あたり30分まで)
 相談内容:(1) HPVワクチン接種前の不安、疑問などの相談
      (2) HPVワクチン接種後の不安、疑問、定期検診などに関する相談
 スケジュール:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日(詳細及び最新の情報は下記のページでご確認ください)
 HPVワクチンオンライン相談(一般社団法人埼玉県産婦人科医会)

予防接種による健康被害救済に関する相談

 新座市保健センター(048-481-2211)にご相談ください。
​ HPVワクチンを含むワクチン全体の健康被害救済制度については、予防接種健康被害救済制度(厚生労働省)のページをご覧ください。

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