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いきいき健康つうしん~人生会議(ACP)をしてより一層の健康づくりを~

ページID:0167877 更新日:2025年12月8日更新 印刷ページ表示

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人生会議(ACP)をして、より一層の健康づくりを

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いきいき健康つうしんをご覧のみなさま

 

こんにちは!新座市介護保険課の介護予防事業担当です!

いよいよ冬の訪れが感じられる季節となりました。外は寒くなってきましたが、この時期こそ心と体の健康に気をつけましょう。あなたの健やかな毎日を支える、ヒントをお届けします。

 

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本日のテーマは、「人生会議(ACP)をして、より一層の健康づくりを」です。

 

皆様は、日頃から健康づくりに取り組んでおられると思いますが、もしも突然の病気やケガで、これからの生活が変わってしまうことを想像したことはありますか?そんなもしもの時、自分の思いや希望を周りの人に伝えられる準備はできていますか?今回は「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」を通じて、自分の生き方を考え、より一層の健康づくりにつなげる取り組みについてご紹介します。

 

人生会議(ACP)って何? 終活と違うの?

人生会議(ACP)とは、自分の価値観や希望する生き方、医療や介護についての考えを家族や友人、医療や介護の関係者と話し合い、共有する取り組みです。例えば、自分がもし倒れてしまった場合、どんな医療を受けたいか、どんな生活を送りたいかを日頃から話し合っておくことで、いざという時にスムーズに対応できます。

もしかしたら、皆様は終活という言葉の方が馴染深いかもしれません。

少し異なる点があるので、説明をいたします。

「終活」は、亡くなった後の遺産やお墓など具体的な準備を指すのに対し、「人生会議(ACP)」は、「もしものとき」の医療や介護について、事前に信頼できる人と話し合う活動です。

したがって人生会議(ACP)は終活の一部として捉えてもよいかもしれません。

 

人生会議(ACP)の取組を行うことで、「自分らしく生きる」ことを実現し、前向きに人生の選択肢を周囲と共有しておくことができます。そして、家族や支援者とのすれ違いを防ぎ、本人の意思を尊重した生活を送る準備ができます。

 

人生会議(ACP)と健康づくりのつながり

人生会議(ACP)は、直接的に健康づくりの取り組みではありませんが、以下の3点から健康づくりにつながる大事な取り組みです。

 

1. 「自分らしい生き方」の実現

   人生会議(ACP)を行うことで、自分の希望や価値観に沿った生活を笑顔で過ごすことができます。「自分らしさ」を実現することは、生きがいや前向きな気持ちを育み、心身の健康維持にとって非常に重要な要素があります。

 

2. 社会参加とつながりを促進

   人生会議(ACP)を話し合う中で、家族などの大切な人や友人、かかりつけ医などとの交流が生まれます。そして、人間同士や地域のつながりを実感するきっかけにもなります。社会的なつながりは、健康づくりにおける重要な要素です。

 

3. 本人が意思決定できる環境を整える

  人生会議(ACP)によって「自分で選んだ生き方」を尊重されます。それは、ストレスを軽減し、安定した気持ちで健康的な生活を続けられるようになります。

 

人生会議(ACP)と健康づくりをすぐに始めるには?

人生会議は特別な準備がなくても、日常の会話から始めることができます。以下4つのステップで取り組んでみましょう。

 

1. テーマを決めて話し合う

   最初は「どう生活したいか」「大事にしたいことは何か」を考えるだけでも十分です。“もしもの時”や“これから”を想像しながら、話しやすい内容を選びましょう。

 

2. 家族など大切な人と自分の想いを共有する

   明確な希望を持ち、それを家族など大切な人と共有することで、実現に近づきます。家族や信頼できる人に希望を伝えましょう。

 

3. 情報を記録する

   話し合った内容や希望をメモしておくことで、いざという時、スムーズに活用できます。「私が望む医療や介護」は明確に伝えることで安心にもつながります。

 

4. 地域の相談窓口を活用する

   市介護保険課や各高齢者相談センター(地域包括支援センター)では、人生会議(ACP)や健康づくりの相談を受け付けています。気軽に相談して、自分たちにあった方法を探しましょう。

 

また、介護保険課の人生会議(ACP)の取組に参加するなど、市の取組を活用する方法もあります。

◆ 医療・介護の市民講座 

(1)令和7年12月4日(木曜日)畑中公民館

(2)令和8年1月29日(木曜日)野火止公民館

時間:午後1時~3時

申込:介護保険課へ (1)は申込受付中、(2)は令和8年1月5日(月曜日)午前10時~

医療・介護の市民講座(市ホームページ)

 

◆ 新座市版エンディングノート

 新座市版エンディングノートを活用すると、人生会議(ACP)の取組を前向きに行うことができます。

 対象:市内在住の方 

 受付:介護保険課、各高齢者相談センター、福祉の里

エンディングノートの活用を(市ホームページ)

 

◆ 人生会議すごろく(広報にいざ11月号14ページ掲載)

 手軽に楽しみながら人生会議(ACP)の取組を行えるようにと、市では「人生会議すごろく」を作成しました。お正月に家族が集まった際等、是非お試しください。

広報にいざ11月号(市ホームページ)

さいごに

人生会議(ACP)は、自分の人生を豊かにし、「自分らしい生き方」を支える大切な取組です。その取組を通じて生きがいを見つけ、社会的なつながりを深めることで、結果的に心と体の健康を守り、健康づくりに役立てることができます。

 

まずは、紹介した新座市版エンディングノートなどのツールを使って「家族など大切な人と話す」「自分自身について考える」ことから始めてみませんか?小さな一歩が「より良く生きる」へとつながります。今日からぜひ取り組んでみましょう!

 

介護保険課では、人生会議(ACP)や健康づくりについてのご相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。一緒に考え、一緒に未来を築きましょう!

 

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にいざの元気推進員養成講座 受講生募集

介護予防や健康づくりに地域で主体的に取り組むボランティア「にいざの元気推進員」を新たに募集します。
主な業務は、市主催イベントでの受付や見守り、介護予防に関する普及啓発活動、地域での健康づくりの推進などです。
ご自身の都合に合わせて活動でき、地域とのつながりも作ることができます。

また、フォローアップ講座やにいざの元気推進員同士の情報交換会等もありますので、ご自身のために、楽しく様々な知識を学ぶことができます。

 

今年度8月~9月に実施した養成講座で新たに養成された方も、市主催事業へのご協力や地域での活動を始めています!

皆さんも一緒に、楽しく活動しませんか?

 

今回は、令和8年1月~3月の土曜日に、新座市民会館会議室での開催です。

詳しくは広報にいざ12月号または市ホームページ等をご覧ください。

にいざの元気推進員(介護予防ボランティア)養成講座 参加者募集!(市ホームページ)

 

健康ぷらす教室に参加しませんか

 

ガムを使って噛む力をチェックしたり、健康に関する講話、簡単な体操やお口の体操を実践する教室です。
気軽に実施できる内容になっていますので、ぜひご参加ください!

健康ぷらす教室チラシ 表面  健康ぷらす教室チラシ 裏面

 

詳しくは広報にいざ12月号または市ホームページ等をご覧ください。

健康ぷらす教室 参加者募集!(市ホームページ)​

 

775(ナナコ)ライブリーFMで情報を発信しています!

 

コミュニティエフエム「775ライブリーエフエム」にて放送されている番組内で、いきいき健康つうしんの内容を、月に1回、声でもお届けしています。

 

◆775ライブリーモーニング(生放送)

次回出演日程:12月19日(金曜日)

時間:午前9時~午前11時の放送時間内、午前10時30分以降の15~20分間出演

パーソナリティ:高安 恵 氏

出演:介護保険課職員 ほか

 

つうしんには載せきれない情報やイベントなどの情報を、楽しくお話させていただいています。

ぜひお聞きくださいね!

◆参考

775ライブリーFMで新座市の番組を放送(市ホームページ)

 

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それでは、また次回の「いきいき健康つうしん」でお会いしましょう!

 

★バックナンバーはこちらからご覧ください→いきいき健康つうしんトップページ