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いきいき健康つうしんをご覧のみなさま
こんにちは!新座市介護保険課の介護予防事業担当です。
暦の上では立春を迎えましたが、もう少し寒い日が続きそうですね。
空気が乾燥しているので、この季節特有の感染症にしっかりと予防対策をして、体調には十分に気をつけてお過ごしください。
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本日のテーマは、「高血圧、動脈硬化予防に減塩を」です。
塩分の摂りすぎは身体にさまざまな弊害をもたらします。その代表とも言えるのが高血圧です。
また、高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く、硬くなってしまいます。これが、高血圧による動脈硬化です。
「高血圧が気になるけどなかなか減塩できない!」とお困りの方は、いませんか?
日本人のおよそ2人に1人が高血圧症で、世界と比べて食塩摂取量が多いことが影響していると考えられています。ご飯やお酒に合う、味の濃いおかずは美味しいですよね。
今回はちょっとした工夫でできる、減塩のコツについてお伝えしたいと思います。
血圧の検査で基準値を上回っている場合は、日本高血圧学会が掲げる「1日6g未満」を目標に減塩に取り組みましょう。
※ 持病がある方は、かかりつけ医に食事の塩分量をご相談ください。
目標を達成するために次の8項目を心がけてみましょう!
1. 新鮮な食材を用いる (食材の持ち味で薄味の調理)
2. 香辛料、香味野菜や果物の酸味を利用する (こしょう・七味・しょうが・かんきつ類の酸味を組み合わせる)
3. 低塩の調味料をつかう ( 酢・ケチャップ・マヨネーズ・ドレッシングを上手に利用する)
4. 具だくさんのみそ汁にする (同じ味付けでも減塩できる)
5. 外食や加工食品を控える (目に見えない食塩が多く含まれている)
6. 漬け物は控える (浅漬けにして、できれば少量に)
7. むやみに調味料を使わない (味付けを確かめて使う)
8. 麺類の汁は残す ( 全部残せば2~3g減塩できる)
また、高血圧や動脈硬化の予防には、ウォーキングなどの軽い有酸素運動で血流をよくすることも効果的と言われています。
そして、高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームを早期発見するために、年に一度は必ず健診を受けましょう。
日常に取り入れられそうなものはありましたか?
おいしく減塩をして、健康なからだを保つために、まずはちょっとした工夫から始めてみてはいかがでしょうか。
【参考】
◆特定非営利活動法人日本高血圧学会 「減塩のコツ」
◆特定非営利活動法人日本高血圧学会「日本高血圧学会公式サイト」
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身体に関する測定を行い、健康に関する講話や簡単な体操を学ぶことができる教室です。
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申込方法は、広報にいざ12月号または市ホームページ等をご覧ください。
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講演会にご参加のみなさまには、ウォーキングタオルを差し上げます!どなたでもご来場いただけますので、ぜひご家族やご友人のみなさまとお気軽にご参加ください。
また、骨密度測定器と血管年齢測定器を使用した測定会を併せて実施します。 ※講演会の前後で開催
【日時】令和7年3月1日(土曜日) 午前10時~11時
【会場】新座市民会館(新座市野火止1丁目1番2号)
【申込】電子申請・電話・窓口で介護保険課まで!(先着順)
申込方法は、広報にいざ2月号または市ホームページ等をご覧ください。
市ホームページ「講演会「人生100年時代へ踏み出そう」、骨密度・血管年齢測定会」
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それでは、また次回の「いきいき健康つうしん」でお会いしましょう!
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