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いきいき健康つうしんをご覧のみなさま
こんにちは!
朝の気温がマイナスになる日も多く、布団が恋しい介護保険課の介護予防事業担当です。
身体が温まる食材や、水分をこまめに摂って、寒い冬も元気に過ごしましょうね!
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本日のテーマは、「MCI(軽度認知障害)ってなあに?」です。
みなさんは、「MCI」という言葉を聞いたことがありますか?
「MCI(軽度認知障害)」とは、健常な状態と認知症の間の段階のことで、認知症と診断される一歩手前の状態です。
特徴の一部として、日常生活には支障がないけれども、もの忘れが目立つようになった・約束をよく忘れるようになった・趣味や新しい事への関心がなくなった・複雑な作業に時間がかかるようになったなどが挙げられます。
この段階で少しでも早く気がついて対策を行うことで、健常な状態に戻る可能性や、認知症の発症を遅らせることができる可能性があります。
では、どのような対策を行ったらよいのでしょうか?一例をご紹介します。
運動をすることで脳の血流量が増加したり、脳の容積が大きくなることがわかっています。また、定期的な運動を行うことで、認知症になるリスクを下げることができると言われています。
ハードな運動が難しい方は、簡単にできる運動でも大丈夫!続けて行い、習慣化することが大切です。
認知機能を向上させる食べ物は科学的に証明されていませんが、できるだけ様々な食品を食事で摂り、特に高齢期の方は低栄養にならないようにしましょう。
また、1人よりも誰かと一緒に食べる「共食」で、会話を楽しみながらおいしくいただくのがより望ましいですね。
趣味のサークルや運動教室への参加、お仕事などはもちろんのこと、近所の人と立ち話をしたり、散歩中にすれ違った人と挨拶を交わすことも社会参加です。
自分の興味のある・できる範囲で、できれば毎日1回は外に出てみましょう。
ここまでの内容を読んでいただいた愛読者のみなさんの中で、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、「フレイル対策」の内容と共通する部分がとても多いのです!
※フレイル対策については、広報にいざ2月号の特集記事をぜひご覧ください。
いつまでも元気で過ごすために、生活の中で少しずつ実践してみてはいかがでしょうか。
【参考】
●国立研究開発法人国立長寿医療研究センター「あたまとからだを元気にする MCIハンドブック ウェブ版」
●厚生労働省「軽度認知障害」
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●介護予防講演会「人生100年時代へ踏み出そう」●
NHK「明日が変わるトリセツショー」などにもご出演されている、筑波大学・山田実教授を講師に迎え、ウォーキングの知識や介護予防・フレイル対策等についてご講演いただきます。
講演会にご参加のみなさまには、ウォーキングタオルを差し上げます!どなたでもご来場いただけますので、ぜひご家族やご友人のみなさまとお気軽にご参加ください。
お申込みは、電子申請・電話・窓口で介護保険課まで!(先着順)
※測定会は定員に達したため、受付を終了しました。
市ホームページ「講演会「人生100年時代へ踏み出そう」、骨密度・血管年齢測定会」
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●健康ぷらす教室参加者募集!●
5種目の簡単な測定で自分の身体を知り、健康講話や体操を行って、健康への第1歩を踏み出しましょう!
ただいま先着順で参加者を募集しております。
申込方法は、広報にいざ12月号または市ホームページ等をご覧ください。
市ホームページ「健康ぷらす教室(単発型) 参加者募集!」
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それでは、また次回の「いきいき健康つうしん」でお会いしましょう!
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