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松永安左ヱ門(耳庵)氏は長崎県・壱岐島(現・壱岐市)の出身で、電力分野で名を馳せた実業家です。戦前・戦後に活躍した松永は「電力王」、「電力の鬼」と称されました。
また、文化的な一面として茶道を嗜み、近代・小田原三茶人の一人と称されました。松永が蒐集した茶道具や骨董品は、各地の博物館・美術館で大切に受け継がれています。
実業家としても茶人としても、歴史に刻まれた松永ですが、武蔵野や平林寺との深い結び付きがありました。今回の展示では、生誕150周年を記念して、松永の生涯や事績、そして新座市とのつながりを、松永ゆかりの資料や写真とともに紹介します。
その他にも、記念講演会や散策イベント等を開催いたします。是非とも、ご来館・ご参加ください。
令和7年11月1日(土曜日)から12月27日(土曜日)まで
期間中の休館日:毎週月曜日(11月3日、12月1日、12月8日は開館)、11月4日(火曜日)、11月23日(日曜日)
※ 期間中、限定展示を予定しております。詳細が決定しましたら、情報を更新いたします。
新座市立歴史民俗資料館(れきしてらす)展示室及び研修室
松永が蒐集した茶道具や美術品は「松永コレクション」として各地の博物館・美術館に寄贈されましたが、その一つが福岡市美術館です。松永は自著で、福岡を「実業人としての発祥の地」であると述べています。今回の記念講演会では、松永と縁がある福岡市から講師をお招きして講演をしていただきます。
講師:福岡市美術館 学芸員 後藤恒 氏
日時:12月20日(土曜日) 午後2時から4時まで(1時30分から開場)
会場:新座市立歴史民俗資料館(れきしてらす)
定員:70名(抽選)
申込方法:10月25日(土曜日)から11月14日(金曜日)までに電子申請
講師:市学芸員
日時:11月2日(日曜日)及び12月14日(日曜日) 午前9時30分から正午まで
集合場所:睡足軒の森(午前9時開園)
参加費:500円(平林寺入山料)
定員:各回20名(抽選)
申込方法:10月17日(金曜日)までに電子申請
備考:各回の内容は同じものです。天候により一部散策ルートが変更になる場合がございます。
協力:新座市茶道連盟
日時:(1)11月23日(日曜日) (2)12月7日(日曜日) 午前10時から午後3時まで
場所:新座市睡足軒の森
参加費:(1)700円(抹茶の点出し) (2)1,000円(お点前)
備考:当日現地で受付します。どなたでも参加できます。
※主菓子がなくなり次第終了
内容:松永に関連する書籍を展示します。
期間:11月1日(土曜日)から30日(日曜日)まで
場所:新座市立中央図書館
期間中の休館日:毎週月曜(月曜祝日の際は開館、翌日休館)
蔵書点検:11月6日(木曜日)から11月13日(日曜日)まで
館内整理日:11月27日(木曜日)