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お薬の豆知識

ページID:0117680 更新日:2024年8月27日更新 印刷ページ表示

1.薬の飲み方

薬の服用時間を守りましょう。 

 薬を飲む時間は、その効果を生かし安定させるために決められています。医者ゾウキリン     
医師の指示を守りましょう。

薬の服用時間の目安
食前 食事の30分くらい前
食後 食後30分ぐらいまで
食間

食事と食事の間の空腹時

※食事の最中ではありませんのでご注意ください。

就寝前 就寝30分ぐらい前
頓服 痛みなど症状が悪化したとき必要に応じて

薬は水かぬるま湯で飲みましょう。

 薬はコップ1杯程度の水かぬるま湯で飲みましょう。お茶やお酒などで飲むと副作用などを招くおそれもあります。

        水    薬

薬の使用期限の確認をしましょう。

 市販薬は、外箱などにある使用期限の表示を確認しましょう。

 処方薬は、処方された日数で飲みきりましょう。

薬を工夫して携帯しましょう。

 外出時も薬の内服を忘れないように、必要な量をピルケースに小分けしてバッグに入れるなど携帯方法を工夫しましょう。

                             薬小分け

薬は医師の指示のあった期間は飲み続けましょう。

 良くなったからと、自己判断でやめないで、医師に確認しましょう。

               薬は正しく飲みましょう

薬の飲み残しを相談しましょう

 飲み残しの薬は、医療費の無駄にもつながります。

 薬局に持っていけば、薬剤師がチェックして、医師と相談して処方を調整してくれる場合があります。

         薬の整理 

 「くすりの正しい使い方」スライド(中学、高校、一般向け) 日本薬剤師会

 

2.お薬手帳を活用しましょう。

 お薬手帳とは、自分の薬の名前、日数などを記録する薬局などで入手できる手帳です。

   医療機関を受診するときは、必ずお薬手帳を持参しましょう。

お薬手帳のメリット

  1. 薬の重複や飲み合わせをチェックして、服用のリスクを軽減できる。

  2. 現在使用している薬、副作用歴、アレルギー、過去の病気などの情報を伝えられる。

  3. 災害や旅行先などでの急病のときに、いつもの薬がわかる。                        

               薬剤師相談

お薬手帳は1冊にまとめましょう。

   病院や薬局ごとに手帳を持っていませんか?

 お薬手帳が何冊もあると、医師や薬剤師に薬に関する情報が正しく伝わりません。お薬手帳は病院や薬局で分けずに、1冊にまとめましょう。

 

3.かかりつけの薬局や薬剤師をもちましょう。

 かかりつけの薬局や薬剤師をもつと、処方されている全ての薬を把握し、副作用や飲み合わせ、薬の量が適切かどうかを確認してくれます。

 また、相談しやすい体制が整い、処方箋以外のお薬(サプリメント、健康食品等を含む)との飲み合わせをみてもらうこともできます。

 

4.気になる症状は医師や薬剤師に相談しましょう。

 薬の量が多い、飲みにくい等、何か気になる症状がある時は、自己判断で薬を止めたり、量を変えたりせず、医師や薬剤師に相談しましょう。

 

ポリファーマシーとは?

 「ポリファーマシー」は、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬を飲めなくなったりしている状態を言います。

 厳密な定義はありませんが、薬が6種類以上になると特にリスクが高くなると言われています。

高齢者はなぜ薬が多くなるの?

 高齢になると、病気をいくつも持つことが多くなります。病気が増えると薬も多くなる傾向があります。また、高齢になると、肝臓や腎臓の働きが悪くなり、薬を分解したり、体の外に排出するのに時間がかかるようになります。

 そのため、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

ポリファーマシー防止のために

  お薬手帳を1冊にまとめ、気になることがあればすぐに医師や薬剤師に相談しましょう。

関連リンク

  厚生労働省ホームページ(ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について) (外部サイト)

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