セルフメディケーションを知っていますか?
セルフメディケーションとは?
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHO定義)です。
例えば、適度な運動をする、バランスのとれた食事を心がける、十分な睡眠や休息を心がける、体調管理(体温・体重・血圧等の測定)を継続する、健診を受ける、軽度な身体の不調にOTC医薬品を活用する等が挙げられます。
OTC医薬品とは
OTC医薬品(市販薬)とは、薬局・ドラッグストアなどで処方せんなしに購入できる医薬品のことです。(OTCとは、Over The Counterの略称です。)
飲み合わせによる副作用の心配があるときは薬剤師に相談したり、OTC医薬品を服用しても体調が改善しない場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
セルフメディケーションのメリット
日頃から健康を意識することで、1~5のようなメリットがあります。
- 健康管理の習慣が身につきます。
- 医療や薬の知識が身につきます。
- 病気により、医療機関で受診する手間と時間が省略できます。
- 通院が減ることで、全体の医療費の増加を防ぐことができます。
- セルフメディケーション税制での所得控除を受けることができます。
セルフメディケーション税制について
医療費控除の特例として、健康増進等の取組を行う方が、対象となるOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について世帯での年間購入額が1万2,000円以上の場合は、所得控除を受けることができます。
対象となる医薬品や適用の要件などの詳しい内容は、下記の厚生労働省等のホームページでご確認ください。
厚生労働省「セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制限)について」(外部リンク)
国税庁「No.1129特定一般用医薬品等購入費を支払ったとき(医療費控除の特例)【セルフメディケーション税制】」(外部リンク)