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火山灰対策

ページID:0155967 更新日:2025年3月11日更新 印刷ページ表示

 埼玉県には火山がありませんが、富士山や浅間山などの活火山が噴火すると、数百キロメートル離れた場所でも火山灰が降ってくることがあります。

 このページでは、火山灰に関することについてお知らせします。

火山灰とは

 火山が噴火した時に発生する直径が2ミリメートル未満の破片の総称です。

火山灰が降ることによる影響

降灰による主な影響
交通 ・視界不良により航空機や鉄道、自動車の運行に支障が生じる
・航空機などのエンジンが火山灰を吸い込み故障する
・鉄道のレールに堆積した火山灰のために車輪やレールが導電不良となって信号や踏切が障害を起こす
・道路に堆積した火山灰のために自動車がスリップする
・火山灰の粒子により車のフロントガラスなどが損傷する
ライフライン ・火山灰の重みで電線が切れたり、雨を含み漏電を起こして送電設備が故障したりして、停電が起きる
・浄水・配水など水道施設への降灰のため給水などに支障が生じる
商工業 ・商品の上に火山灰が積もる
・内部に火山灰が侵入することでコンピュータや精密機器が故障する
・交通機関のマヒや農作物への影響により商品供給に支障が出る
・停電や給水停止などにより、商工業活動の全般に支障が出る
農林水産業 ・露地栽培の作物に火山灰や小さな噴石が積もり、商品価値を損なう
・日照の減少などにより農作物が生育不良になる
・火山灰の重みでビニールハウスが損傷する
自然環境 ・川などへの降灰により水質が悪化して、水中生物等が死ぬ
・海中への降灰により、サンゴなどの底生・付着性生物が死ぬ
健康 ・目、鼻、のど、気管支に異常が起きる
・ぜん息の症状の悪化や呼吸器疾患が発生する
生活 ・堆積した灰の重みで屋根が崩れる
・小さな噴石によりスレート屋根や太陽電池パネルなどが破損する

 (出典:政府広報オンライン「火山灰が降る地域と量を迅速に予報する「降灰予報」」)

火山灰が降ってきたら

・不要不急の外出は控えましょう。

・やむを得ず外出する時は、マスクやゴーグルの着用や傘を使用し、ハンカチなどで口元を覆う等、目やのどを保護しましょう。

・自動車を運転する時は、ライトの点灯やワイパーを使用して視界を確保しましょう。また、路面が滑りやすくなるため、スリップに注意しましょう。

・家の中に火山灰が入らないように窓を閉めましょう。

・洗濯物を外に干さないようにしましょう。

日頃からやっておくこと

 火山灰が降り、道路に堆積することで、物流に支障を来すことが想定されます。火山灰に限らず、様々な災害に備えるため、自宅に食料や水、生活必需品などを日頃から備蓄しておきましょう。

噴火・火山灰についての情報

 気象庁 噴火警報・噴火速報(外部サイト)

 埼玉県 火山灰対策(外部サイト)

 火山灰が降る地域と量を迅速に予報する「降灰予報」(外部サイト)